2023年10月9日月曜日

【ノッキンオン・ロックドドア】第6話ネタバレ!10円玉が犯罪に繋がる? | リリブロ

【ノッキンオン・ロックドドア】第6話ネタバレ!10円玉が犯罪に繋がる? | リリブロ

【ノッキンオン・ロックドドア】第6話ネタバレ!10円玉が犯罪に繋がる?

【ノッキンオン・ロックドドア】最終回ネタバレ! ノッキンオン・ロックドドア
出典:公式サイト

2023年夏ドラマテレビ朝日オシドラサタデー「ノッキンオン。ロックドドア」第6話が放送されました。

薬子が持ってきた10円玉の謎…

不穏な10円玉ミステリーが開幕!

「ノッキンオン・ロックドドア」第6話をネタバレありでどうぞ!

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「ノッキンオン・ロックドドア」第6話ネタバレ

事件を欲する倒理

探偵事務所のノッキンオン・ロックドドアでは最近、不倫調査の依頼ばかりで御殿場倒理(松村北斗)は苛立っていた。

避暑地での夫を見張ってほしいとの依頼も1日で根を上げ、片無氷雨(西畑大吾)がずっと見張っていた。

倒理が包丁を見つめ「心躍る謎を持ってきてくれよ。」と言う姿を見て、昼食を食べに事務所を訪ねてきていた刑事の穿地決(石橋静河)仲介屋の神保瓢吉(角田晃広)「一種の依存症だな。禁断症状が出てる。」と呆れ顔だ。

薬子の持ってきた謎

そんな倒理を見て薬師寺薬子(畑芽育)「10円玉が少なすぎる。あと5枚は必要だ。」と呟いた。

薬子が今朝、学校に行くときにスマホで話しながら歩く男とすれ違った時にそう言っているのが聞こえた。

大の男の人が10円玉の話をするなんておかしいと、その男がなにをしようとしていたのかが気になっていた。

倒理はその男の特徴を聞いた。

30代くらいの会社員といった感じでネクタイが時計柄だった。

「ヒント少なすぎます?」と聞く薬子に倒理は「十分だ。むしろヒントは少ない方がいい。」とスイッチが入った。

避暑地で張り込み中で電話が繋がったままの氷雨も興味を惹かれていた。

倒理と氷雨は10円玉の謎を解くことにした。

神保の推理

倒理は冷やしだご汁を作り、みんなに振舞うと10円玉の謎に取り掛かった。

「第一にそいつはすごく10円玉を欲しがっていた。だから"必要"なんて硬い表現を使った。」

薬子は「買いたい物があり小銭が必要だったとか?」と言うが神保は買い物説を否定する

「"あと5枚は"ってとこ。買いたい物があって50円分足りないのなら、50円玉が必要だって言う。」というのが理由だ。

神保の意見に推理好き?と聞く薬子に倒理は神保が元探偵だと教えた。

一方で穿地は冷やしだご汁に夢中で会話に入る気はゼロだった。

「私はキャリアに繋がらない推理はしない。」と言い切った。

続く神保の推理は、10円玉のコレクション・小銭を使ったアート・コミケなどのイベントで使う用のお釣りだった。

だが、倒理は「その程度の推理力か。」とバッサリ言った。

神保のどの答えも10円玉が最低20枚から30枚は必要になる

男が「10円玉が少なすぎる」と言ったということは10円玉が全然足りないということだ。

その上で「あと5枚は必要」と言ったことから、男が必要としていた10円玉のトータルの数は10~15枚程度と考えられた。

倒理の推理

電話の向こうの氷雨は張り込み中の夫に愛人が激怒しているのを横目に「決めつけるのはどうかな?」と言った。

男が大げさな性格で「少なすぎる」と表しただけかもしれない。

そんな氷雨の意見を「情報が少ない場合はイレギュラーな考えは後回し。男が使った日本語の表現は正しかったと仮定すべき。」と倒理は却下した。

氷雨も了承し、「男が必要とする10円玉は最大で15枚程度。」と言い、「買い物以外の目的。」と倒理が言う。

倒理には思いついていることがあった。

150円を10円玉で分割する必要がある。

それは飲み会の割り勘。

男がまとめて会計し、お釣りが150円発生し、それを10円玉に分割し返そうとした。

「それが正解かも。」「さすが現役」という薬子と神保の言葉に「どうだ。氷雨、ぐうの音も出まい。」と倒理はドヤ顔で言った。

だが、氷雨は「君は大事なことを見逃している。」と言った。

氷雨の反論

男は10円玉が5枚必要。と言ったのではなく、5枚"は"必要と言ったことから必要な数が確定していないと思われる。

「15枚程度必要なのかもしれないが、ピッタリじゃなくてもいい。」と推理した氷雨は「どう異論ある?」と倒理に聞いた。

倒理も異論は出なかった。

飲み会だとしたら過去に起こったことであり、参加人数もハッキリしているため理屈に合わない。

「たまたま"5枚は"って言ったんじゃないか?」と言う倒理に「男が使った日本語は正しいってのが前提条件でしょ?」と氷雨は言った。

氷雨の推理

氷雨の推理はお賽銭だった。

神社巡りが趣味な男が10~15か所の神社を巡るつもりでお賽銭用に10円玉が必要だった。

「氷雨さん冴えてますね。」「現役の推理合戦、片無さんの勝ちかな?」という薬子と神保の言葉に「ぐうの音も出ない?」と氷雨は言った。

倒理は「9割方は。」と答えた。

倒理の反論

残りの1割はお賽銭なら10円玉である必然性がないことだった。

お賽銭なら5円玉や1円玉でもよく、全て10円玉にするのは神経質過ぎる。

"必要だ"という言い回しから、10円玉をどうしても欲しがっていた。

男の目的には10円玉でないと果たせない何か必然性があったと見るべき。

どうしても10円玉が必要なもの

倒理と氷雨は5円玉や1円玉ではダメで10円玉を使わないとできないことが1つだけあることに気が付いた。

それは、公衆電話だ。

だが、その説に1つ問題があると神保が指摘する。

男は携帯電話を持っていたことだ。

倒理は「普通だったら携帯電話を使うが、男に普通じゃない理由があったとしたらどうだ?」と言った。

男はどこかに電話をかけたかった。携帯電話を持っているにも関わらず、あえて公衆電話を使った。それはなぜか?

穿地の推理

「身元が隠せるから。」とデザートを食べていた穿地が食いついた。

電話会社にも記録が残るのは公衆電話の電話番号だけ。

防犯カメラが少ないところの公衆電話を使えば、誰がかけたかの特定は難しい。

男は調べられることを予測していた。

しかも、そんな調査ができるのは警察。

男は警察の目を欺きたがっていた。

この件は犯罪の可能性があった。

どんな犯罪?

詐欺かと思われたが、10件程度の電話では当たりは引けない。

電話をかける数は10か所程度。

バラバラの10か所に1分ほどで用の済む電話をかける。

その電話が犯罪と関係している。

「男たちの目的は何?」と穿地は聞く。

10か所となると範囲が広い。

でも用件は1分で済むほど単純。

連続ということは、かなり急いでしらみつぶし的な印象。

倒理は「人捜しってのはどうだ?」と電話に向かって言い、氷雨も「妥当だね。」と答えた。

捜していた相手は?

男たちは誰かを捜していた。

居場所として10か所ほど候補を挙げたが、1つに絞り切れなかった。

それで電話をかけることにした。

公衆電話からの着信でも出る相手と考えられることから、相手は自分が狙われていることに気づいていない普通に暮らす一般人。

男たちはどれくらい相手の情報を知っていたのか?

名字と住んでる町が分かれば電話帳から絞り込める。

そして声を知っていたから電話に出た声を聞いて相手の声かどうか判断しようとした。

最後の問題は男たちの捜していた相手は誰か?

今朝の時点で10円玉を気にしていたのなら、もうすでに電話をかけているだろう。

平日の昼間に家にいて、電話に出る可能性が高い人物…それは専業主婦

総括

男たちはある主婦を捜していた。

主婦本人に自覚はないが、偶然何かを目撃したか犯人にとって致命的なことを知っていた。

何としても見つけ出す必要があった。

だが、名字と住んでる町以外分からない。

そこでリストアップした住所に片っ端から電話をかけ、炙り出そうとした。

とはいえ、個人の携帯電話からだと足がつくので公衆電話を使うことにした。

男は相棒と落ち合おうとするが、財布の中を見て問題が発生した。

小銭が少なすぎたことから、相棒に電話をかけ「10円玉が少なすぎる。あと5枚は必要だ。」と話していた。

10円玉ミステリーの終わり

薬子は「その人たち家を特定したんでしょうか?」と不安げに聞いた。

特定したのなら、家まで行って相手が出てくるのを待ち伏せするか、家に押し入るか?

「そして口封じ…」と薬子は包丁を見つめながら言った。

薬子が会話を聞いたのが今朝…「もう事が起きてしまってるかも…」と神保は言う。

そして、みんなで笑い合った。

「さすがにないだろ。主婦の口封じってドラマじゃあるまいし…」と倒理は言い「職業柄、乗っかったけど、さすがにないな。」と穿地も言った。

だが、氷雨は電話の向こうで「7年は長すぎる。手間だが1年でやれないことはない。」と言い「動きがあったから切るよ。」と電話を切った。

氷雨の残した謎の言葉に全員戸惑った。

実際の事件

そこに事務所のドアをノックする音が聞こえた。

「知り合い。男性。叩く音量からして体重は80キロ以上100キロ未満。」と倒理が推理した通り、薬子がドアを開けると穿地の相棒の小坪清太郎(駒木根隆介)がいた。

慌てて入る小坪は穿地に事件だと伝えた。

一軒家に何者かが押し入り主婦が刺された。

一命は取り留めたがはんにんは逃走していた。

"主婦"という言葉に全員が反応する。

穿地は詳しく話すように小坪に言った。

昨日の夕方、被害者の主婦は知人宅に行く途中に電話をしながら歩いていると男たちが揉めている現場に出くわした。

相手に睨まれたから逃げたが、ただの喧嘩だと思いあまり気にしていなかった。

その後、路地裏から人の血痕が見つかり、近くの空き家に遺体が隠されていて路地裏の血痕と一致した。

路地裏で殺して遺体を隠した。

主婦は殺しの現場を目撃してしまい、口封じで刺された。

被害者の主婦は逃げる時にクリーニング店のポイントカードを落とした。

裏には名字が書かれており、店舗から最寄り駅を割り出したのか被害者の主婦の家には公衆電話からの発信の不審な電話がかかってきていた。

防犯カメラには何人もの人が映っており犯人の特定が難しい。

小坪の説明を聞いた倒理は小坪の胸ぐらを掴み「2人組の男が映ってなかったか?1人はスーツを着て30代くらいの会社員といった感じでネクタイは時計柄。謎はすでに解けているんだ。と言った。

穿地は急いで事務所を出て、小坪は慌てて追いかける。

「だからこの事務所で働くのは面白い。」と言う薬子に「同感。」と神保も言った。

氷雨の謎の言葉

「お楽しみはまだ残っている。」と言い事務所を出た倒理は不倫調査の夫と愛人が車で話す駐車場で車に乗る氷雨と合流した。

「7年は長すぎる。手間だが1年でやれないことはない。」との氷雨の言葉は夫が愛人に言った言葉だ。

不倫関係にあるカップルで男は若い愛人に夢中で妻が邪魔。

7年…失踪して7年経てば死亡扱いになる。

手間だが1年でやれないことはない…特別失踪なら1年で死亡扱いになる。

山で遭難して見つからないなどの状況だと特別失踪になる。

妻の別荘は上高地の北アルプスのすぐ近くだったため、その推理は当たっていそうだった。

出発する夫と愛人の車を追いかけようとする氷雨は「穿地に連絡入れる。」と言った後、倒理と笑い合った。

「この世界は謎に満ち溢れてるね。」と氷雨は言う。

倒理はタートルネックの上から首を触り、首を切られ倒れた時のことを思い出した。

何者か分からない犯人が逃げたあと、首から血を流した倒理は血で何かを壁に書いていた。

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「ノッキンオン・ロックドドア」第6話感想

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箸休め的な回?

1話の1時間スペシャルから2話をかけて事件を解決してきた今までとは違い、1話30分で終わる箸休め的な話でした。

ただの推理対決をして「そんなわけはない。」と笑って終わるかと思いきや、実際に推理した通りの事件が起こって終わる。

薬子ちゃんのおかげで、犯人もすぐ捕まりそうです。

倒理の首の傷

今まで少ししか触れられてこなかった倒理の首の傷…

倒理が血で書いたのは何なのか?

倒理は犯人を見ていたのか?

逃げる犯人にかかっていたモザイクがいかにも堤幸彦らしい演出でした。(「TRICK」かと思った…)

氷雨だけ別撮り?

氷雨は避暑地で不倫調査のため電話での参加。

氷雨役の西畑大吾くんが所属するなにわ男子はライブツアーや24時間テレビで忙しかったのかな?とか思っちゃいました。

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「ノッキンオン・ロックドドア」次回は?

「ノッキンオン・ロックドドア」次回は

美影からに挑戦状!

検事射殺事件。

いくつもの事件が複雑に絡み合う。

追い込まれる穿地。

【ノッキンオン・ロックドドア】最終回ネタバレ! ノッキンオン・ロックドドア
出典:公式サイト

2023年夏ドラマテレビ朝日オシドラサタデー「ノッキンオン・ロックドドア」第7話が放送されました。

再び美影からの挑戦!

絡み合ういくつもの事件!

穿地は追い込まれる…

「ノッキンオン・ロックドドア」第7話をネタバレありでどうぞ!

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「ノッキンオン・ロックドドア」第7話ネタバレ

穿地からの依頼

御殿場倒理(松村北斗)片無氷雨(西畑大吾)穿地決(石橋静河)から依頼の電話が入る。

穿地からの依頼ということは糸切美影(早乙女太一)の事件ということだ。

事件は今話題となっている検事の射殺事件だ。

この事件が美影の指南した事件のようだ。

「ある意味、美影からのラブレター。」と氷雨は言い、「お望み通り、返信してやろうぜ。」と倒理は言った。

事件の概要

被害者は検事の片桐道隆(朝井大智)

この事件の背景には過去に彼が担当した料亭放火殺人事件が関係していた。

10年前、高級料亭の支配人・森田広也が殺害され、板前の見習い・堂島健太郎が逮捕された。

店の売上金を盗もうとしたところを支配人に見つかり、殺害し火をつけた。

逮捕後、堂島は一貫して無罪を主張したが、検察に起訴され裁判で無期懲役の刑が確定した。

その後、NPO団体の懸命な支援活動により、堂島に新たなアリバイの証拠が見つかった。

再審請求を受け、裁判所は認めたが、それだけで再び裁判が行われるわけではない。

再審は開かずの扉…いくつものハードルがある。

検察が不服申し立てをすれば、開きかけた扉が簡単に閉ざされる。

この事件の担当検事だった片桐道隆の父は東京高検の検事長でである片桐浩介だ。

次期総長の呼び声も高い人物であり、検察が不服申し立てをするかが注目された。

結局、開かずの扉は開かなかったのだ。

その一週間後に片桐道隆は自宅で射殺された。

ターゲットの見えない狙撃

倒理と氷雨は事件現場である被害者の検事・片桐の自宅へ向かう。

妻の片桐佳代子(入山法子)が応対した。

穿地のいる書斎に行く。

「今回は算段の平兵衛。」と1枚の紙を出した。

そこには、"そうだ。算段の平兵衛に相談しよう。"と書かれていた。

今朝、差出人不明で届いた物だった。

美影がこの事件を算段の平兵衛の落語に掛けたのは"いくら巧妙に真実を葬っても、それを知る者は確実にいる"ということを示唆しているのだろうと氷雨は読む。

倒理は「相変わらず物好きなヤツだよ。」と笑った。

被害者は昨晩8時過ぎに帰宅し、入浴と夕食後にいつものように持ち帰った仕事を片付けるために書斎にいた。

妻の佳代子と同居している父の浩介は1階のリビングにいた。

そして22時頃、2階からドンという音が聞こえ、浩介に言われた佳代子が見に行った。

書斎は片桐の大事な仕事部屋だったため、勝手に入ることは禁止され掃除も片桐自らやっていた。

何度声を掛けても返事がないため、佳代子は仕方なくドアを開けると、片桐は射殺されていた。

小坪清太郎(駒木根隆介)から事件の詳細を聞いていた倒理は絨毯の上に虫の死骸を見つけていた。

穿地は事件発生時の写真を見せた。

弾は被害者の心臓に命中し即死。

使われたのは消音機付きのライフル。

目撃情報によると、書斎の窓から見える公園で怪しい人影があったらしい。

銃弾の入射角が30度なことから、狙撃場所はその公園だと思われる。

そして、弾痕はカーテンにも残っていた…ということは狙撃された時にカーテンが閉まっていたということだ。

穿地は「だから、お前たちを呼んだ。」と言う。

倒理は手を叩き「ターゲットが見えないのに狙撃は不可能。美影ブラボー!」と指を突き上げ喜び、穿地に蹴りを入れられる。

銃撃を警戒

そこに父の浩介が現場に来た。

警察は何をやっている?と怒る浩介は「犯人はすぐに絞り込める。」と言った。

片桐は周囲を警戒していたというのだ。

家中のカーテンを閉め、窓から1mには絶対に近づかなかったという。

片桐は職場でも警戒した様子だったという。

日本で射撃に警戒するのは珍しかった。

重要参考人

穿地が重要参考人に話を聞きに行くと言うので倒理もついて行った。

それは無実の堂島を支援し続けたNPO団体アカルイミライの上野美貴(市川由衣)だ。

美貴は他人の支援なんかには興味がなかったが、団体を設立したのが高校の同級生の宍戸大樹「誰かの為に自分にできることをやってみたい。」と言った言葉から一緒に活動をしていた。

同席している倒理はターゲットが見えない狙撃のトリックを考え話を聞いていないようだったが、美貴の話を「究極の自己満話」と言った。

だが、その言葉は宍戸自身も言っていたのだ。

「そんな彼の遺志をあなたが引き継いだ。」と言う穿地の言葉に倒理のペンが止まる。

美貴は入賞するほどの腕を持つライフル射撃の選手だったが、1年前に引退していた。

穿地は「糸切美影」と言い、美影は自分の大学の同級生で卒業前に失踪し、今は犯罪コンサルタントをしていると説明した。

「あなたは糸切美影に事件を指南を受けたんですね?」と言うが「知りません。そんな人」と美貴は答える。

いくつもの事件

穿地は倒理に「私は公安にマークされている。だから時間がない。」と言った。

倒理は「宍戸っていう聖人君子、この世にはいないのか?」と聞いた。

「そう。表向きは不慮の事故ということで。」と穿地は答える。

「今回の検事射殺事件、いくつもの事件が複雑に絡み合っている。」と穿地は言った。

1年前、歩道橋を降りようとした上野美貴と宍戸大樹は後ろから来た男性と衝突し、地面に転落した。

宍戸は即死で、巻き込まれた美貴は一命は取り留めたものの重傷を負った。

美貴は捜査に当たっていた刑事に「事故じゃなく殺人だ。」と主張していた。

歩道橋から転落した時に、美貴は薄れゆく意識の中で1人の男が宍戸に向かって「お前が睨んだ通り、支配人を殺したのは俺だ。でもあの検事が俺はやってないって認めてくれたんだよ。」と言っているのを見ていた。

その頃、宍戸は再審請求の為に料亭殺人事件の調査を行っていた。

そして、犯人とされた堂島健太郎にはアリバイがあり、真犯人は出入り業者であった佐伯克己の可能性が高いことまで突き止めていた。

歩道橋で宍戸にぶつかってきた男こそ佐伯だった。

野に放たれた真犯人が真相を悟られそうになり、事故を装って突き落としたということ。

この事故で、佐伯は過失致死の罪に問われ、執行猶予判決を受けただけだった。

全貌を知った片桐は保身のために公にはしなかった。

接点

片桐が狙撃を警戒していたということは、ライフルを扱う美貴の存在を知っていたことになる。

片桐と美貴には接点があったということだ。

「その接点は驚くべきことじゃないね。」と氷雨は倒理に防犯カメラ映像を見せた。

事件の1週間前、美貴と片桐の妻の佳代子が一緒に映っている映像だった。

美貴と接点があったのは佳代子だ。

「事件の鍵を握るのは被害者の奥さんだ。」と氷雨は言った。

倒理もトリックも解けたと言った。

ターゲットが見えない狙撃ができたのは狙撃を偽装したからで、窓とカーテンの弾痕はフェイクだという。

被害者は別の場所で撃たれた後に、室内で寝かされた

フェイクの弾痕はどうやって作るのかという氷雨の質問に頭を使えば出来ないことはないと倒理は答えるが、自信のなさは一目瞭然だった。

美影なりのルール

「開かずの扉…それによって、いくつもの真実が闇に葬られた。でも今回の事件を解けば扉は開くかも。きっとそこまで美影は視野に入れている。」と氷雨は言った。

「ただし、鍵は僕たちで捜すしかない。それが美影なりのルール。」とも氷雨は言った。

教授と美影

倒理と氷雨たち、そして美影の恩師でもある天川孝四郎(渡部篤郎)を訪ねたのは美影だった。

美味しい和菓子でもてなす天川に「怒らないんですね。」と言う美影。

美影は「今回、僕が作った謎、それが解けた時、みんなに会おうかと思って。」と言った。

天川は「6年前の事件を解くためにかな?」と聞いた。

6年前の事件とは倒理の首の傷を作ったあの事件だ。

美影は「解くべきかどうか迷っています。」と答えるが「解かない方がいい謎なんて、この世には存在しない。」と天川は言った。

「重要なのは出した答えをどう扱うかだ。」

例えば、密室に閉じ込められたとする。

鍵が見つかれば2つの選択肢が生まれる。

外に出るか、部屋にとどまるか。

鍵の使い時は君の自由。

「部屋にずっといるつもりなら、鍵は必要ありません。」と美影は答えた。

「でも、君は部屋を出たくなった。だからここに来た。」と天川は言う。

「教授は僕が選んだ道、正しかったと思いますか?」と美影は聞いた。

何も答えない天川に「やっぱり、ちょっと怒ってますね。」と美影は言う。

「かつての君の仲間に期待するよ。謎を解いて君と対決することを。」と天川は答えた。

穿地の爆弾

穿地は伯父である参事官の砂貝(佐戸井けんた)に呼び出されていた。

美影との関係を追及される穿地。

穿地は説明もさせてもらえなかった。

倒理は氷雨に電話で「破裂だ。穿地の抱えていた爆弾が。穿地が警察を辞める。」と言った。

穿地はどんな処分が下ろうと、今回の事件だけは必ず解決すると言っている。

どのみち、穿地が刑事を辞めるなら、倒理と氷雨が美影の事件に関わるのもこれが最後となる。

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「ノッキンオン・ロックドドア」第7話感想

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最後の事件?

今回、穿地が美影との関係を問われ、警察を辞めることを決意。

美影もこの事件が解けたら、3人と会うことを決意していたり、倒理と氷雨が美影の事件に関わるのも最後となりそうです。

そんな美影からの最後の挑戦状。

トリックも動機も、分かりそうで、あと一歩のところまで来ていそうです。

犯人も大体分かっている。

だが、美影の指南ということもあり、簡単には解けそうもない。

そして、被害者の奥さんと犯人と思われる美貴の接点とは?

奥さんは夫が殺されるのに、美貴に協力していたのでしょうか?

喜ぶ倒理と蹴る穿地

カーテンが閉まったままで、ターゲットが見えない狙撃のトリックを「最高の事件」とか「美影ブラボー!」とか大喜びしちゃう倒理。

その度に、倒理の弁慶の泣き所に思いっきり蹴りを入れる穿地!

倒理と穿地のコンビも最高!

受け入れる教授

教授のもとを訪れた美影。

倒理の上を行く変わり者っぽい教授だけあって、美影をすんなり受け入れた!

そんな教授だから、美影も話をしたくなり、訪れたのかもしれません。

やっぱり、教授も美影の進んだ道が正解だったとは思っているわけではなく、倒理、氷雨、そして穿地が謎を解き、美影と再び会うことを望んでいるのが分かりました。

この事件が解決し、美影が6年前の倒理の事件を解くことになるのでしょうか?

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「ノッキンオン・ロックドドア」次回は?

「ノッキンオン・ロックドドア」次回は

事件の裏にある真実とは?

ついに、美影が3人の前に現れる!

明かされる4人の秘密!

「ノッキンオン・ロックドドア」第8話は9月16日(土)23時からテレビ朝日で放送です。

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