2023年10月22日日曜日

剣山

剣山

剣山

tsurugisan_profile  西日本第二の高峰、剣山(標高1955m)は冬季を除いて訪れる人が多い。 自転車で徳島市内から剣山まで足を伸ばすとなると、長距離の山岳コースとなる。 自転車で行けるのは登山リフトの駅がある見ノ越(標高約1400m)まで。 ここは真夏でも雲に閉ざされると身震いするほど冷え込むことがある。 平地は晴れていても、剣山に雲がかかっていることはよくある。 山の天気は変わりやすいので、剣山に行くなら夏でもウインドブレーカーは必携。

行程としては、国道438号線で神山から川井峠を越えて木屋平へ下り、コリトリから南側斜面を登って見ノ越に至るルートと、 国道192号線で吉野川沿いに貞光まで走り、貞光から国道438号線で北側斜面を登るルートがある。 いずれのルートを辿るにしても長いアプローチとなり、剣山の奥深さを実感するだろう。

南回りルート(コリトリ~見ノ越)

  • 走行コース:徳島-川井峠-コリトリ-見ノ越-夫婦池-剣橋-貞光-徳島
  • 走行距離:約160km
  • 所要時間:9時間~10時間(休憩時間含む)

徳島市内から剣山を目指す場合、多くの者が国道438号線で神山~木屋平を経て剣山に至るルートを選択する。 見ノ越までの距離もこちらからの方が近い。 ただし、川井峠を越えていくので、コリトリからの登りは更足という訳にはいかない。 登坂開始をコリトリからとしたが、実はコリトリの手前2kmくらいから徐々に登りが始まる。 コリトリの直前では既に結構な坂道になっているが、 改良済みで幅員が広いうえに直線的なため平坦と錯覚してしまい、 妙に進まない不思議な感覚に陥る。 コリトリからの登り始めも引き続き厳しい勾配が続くが、中ほどからはだいぶ緩くなる。 上に行くに従って岩肌が露出した断崖絶壁の道となり、他にはない険しい景観が現れる。 最後にトンネルを抜けると、広い駐車場と土産物屋&食堂が並ぶ見ノ越に到着する。 コリトリからここまでの登坂距離12km 標高差700m 平均勾配5.8%となる。 徳島市内からの走行距離は約75km。見ノ越からは、そのまま折り返して再び川井峠を越えて帰ることが多いが、 時間に余裕があれば貞光へ出て国道192号で帰るのもいい。

見ノ越への登り
見ノ越
見ノ越への登り
見ノ越の土産物屋&食堂

北回りルート(剣橋~見ノ越)

  • 走行コース:徳島-貞光-剣橋-夫婦池-見ノ越-コリトリ-川井峠-徳島
  • 走行距離:約160km
  • 所要時間:9時間~10時間(休憩時間含む)

こちらのルートは川井峠のような前座の峠はないが、アプローチとしてはさらに長くなる。 徳島市内から貞光までが約50kmの平坦路。 貞光からは国道438を剣山に向かって、貞光川を遡る道となる。 途中には観光名所の一宇の土釜がある。 貞光から剣橋までは約21km。 剣橋からが剣山への本格的な登りとなる。 九十九折の道には剣山スキー場までに7つのヘアピンカーブがある。 ヘアピンごとに第1~7ヘアピンという標示があるのでペース配分の目安になる。 スキー場から先は少し勾配が緩くなり、登りは夫婦池まで続く。 コリトリ側のような険しい景観はないが、 夫婦池の付近になるとかなり涼しく感じるようになり(下界との温度差は約9℃)、 標高の高さを実感する。 植生もだいぶ変わって、熊笹やブナの木が目立つようになる。 剣橋からの登坂距離はコリトリから見ノ越の場合よりも3kmほど長く約15km。 標高差は約980mで平均勾配6.5%。 夫婦池から見ノ越に向かっては下りとなり、天候が良ければ剣山北面がよく見える。 見ノ越で休憩&食事とするが、見ノ越から中尾山へとトラバースし、第三セクター施設「平成荘」で食事にしてもいい。 こちらは見ノ越の食堂とは違って畳の広間でくつろげる。 盛夏ともなれば、蝉時雨で昼寝がしたくなるくらいだ。 昼食の後は木屋平へ下り、川井峠経由で神山から徳島市内へ戻る。  

剣橋からの登り、第5ヘアピン
夫婦池 剣山北面
剣橋からの 登り、第5ヘアピン
夫婦池 夫婦池から 見ノ越へ(剣山北面)

他のバリエーションルートとしては、 貞光からスタートし剣山を越えた後は木屋平から国道492号線で穴吹へと下り、周回すると距離が約100kmとなる。 穴吹川は清流で夏にはサイクリング中に泳ぐこともできる。

剣山
剣山周辺の道路網

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