2022年2月28日月曜日

『坊っちゃん』の時代 公式サイト

『坊っちゃん』の時代 公式サイト

『坊っちゃん』の時代 公式サイト

関川夏央、谷口ジロー作品。一九八六年「週間漫画アクション」連載開始(初出時『"坊っちゃん"とその時代』)。一九九八年完結。現在文庫判第一巻〜第五巻発売中(双葉社)。

膨大な資料を元に制作された、関川夏央の精密な脚本を、従来の演出法に更なる厚みを加えて、谷口ジローが作画した代表作。近代日本の黎明期「明治時代」、行き先不透明な当時の世相、混沌とする世界情勢の中、次々と生まれた「文学」を物語の中核に据え、新たなマンガとして世に問うた革新的シリーズ。

夏目漱石、森鴎外、石川啄木を始めとする、後世に名を残す文豪たちを始め、幸徳秋水、山県有朋、桂太郎、平塚らいてうなどの歴史的政治家、運動家たちが続々登場し、文学論、思想論を互いに切磋琢磨し、議論し交錯する。そして歴史の流れのまま物語は進む。

過去に書籍や文庫、教科書でふれあった、もしくはこれから出会う文豪たちの作品を、身近な存在に引き寄せる歴史的読みものとして是非手元に置いて頂きたいシリーズです。

第2回手塚治虫文化賞漫画大賞受賞 『坊っちゃん』の時代

無政府主義への傾斜、にじむ交流 幸徳秋水からクロポトキンへ書簡9通




無政府主義への傾斜、にじむ交流 幸徳秋水からクロポトキンへ書簡9通
有料会員記事
2022年2月27日 5時00分

https://www.asahi.com/articles/DA3S15217303.html?iref=pc_photo_gallery_bottom

明治期の社会主義者、幸徳秋水(こうとくしゅうすい)が、ロシアの無政府主義(アナキズム)の代表的な思想家ピョートル・クロポトキンに宛てて書いた英文書簡、計9通がオランダとロシアで見つかった。幸徳が大逆事件で処刑される数年前のもので、無政府主義による直接行動論に傾いていく時期にあたる。海外の大物と直接…

2022/03初期社会主義研究 30号に掲載予定



幸徳秋水からクロポトキンへ1906年〜09年に宛てた9通の書簡が発見されたとのこと。アナキズム再評価の新しい波にも弾みがつくか。

https://twitter.com/kiyonobudate/status/1497738068610011137?s=21

最近有島武郎を読み返していたら、彼は07年2月にクロポトキンをロンドン市外の自宅に訪ねた様子を16年に書いている。「日本に於ける社会主義運動の現状など事細かに尋ねられ候が、かくの如き事書き連ね候わば、本誌の発売禁止となるべき事眼前に付き〔…〕一切省略に附し申候」とある。

クロポトキンは幸徳秋水のことも有島に尋ねたと思われるが、有島としては(というか当時は誰でも)大逆事件後の日本の雑誌にそうしたことは書くことができなかった様子が窺われる。

幸徳秋水とクロポトキンと言えば、秋水が獄中からクロポトキンを引用しつつ自分たちアナーキストは天皇を攻撃するものではないと弁護士に書いた手紙を、新聞社にいた石川啄木が書き写している。加藤周一『『日本文学史序説』補講』文庫版所収の「もう一つの補講」における大江健三郎の発言を参照。

2022年2月27日日曜日

2022/02/26 Macro N Cheese: Challenging Critiques of MMT with Yeva Nersisyan


Challenging Critiques of MMT with Yeva Nersisyan
Macro N Cheese

Yeva Nersisyan talks with Steve Grumbine about MMT in the news, and why it's being scapegoated by people who don't have a clue. Spoiler alert: COVID stimulus is not "MMT policy"... and MMT did not cause inflation.

Apple Podcastでお聴きください: https://podcasts.apple.com/jp/podcast/macro-n-cheese/id1453085489?i=1000552295850


**Every episode of Macro N Cheese has a full transcript and an "extras" page with links to additional resources. Find them at realprogressives.org/macro-n-cheese-podcast/
Fadhel Kaboub introduces us to the best people, including Yeva Nersisyan, a Research Scholar at the Global Institute for Sustainable Prosperity who joined Steve to talk about a paper she recently co-authored with Randall Wray, "Are We All MMTers Now? Not So Fast."
The COVID pandemic has put MMT in the news, with plenty of critics mistaking stimulus spending with "MMT policy." This absurdity creates a convenient narrative for detractors: MMT is a failure!
Our argument was that MMT-inspired fiscal policy is targeted fiscal spending and in particular spending on jobs. Job creation, the job guarantee that Pavlina Tcherneva has been talking a lot about... a jobs policy rather than just indiscriminate stimulus kind of policy.
MMT economists were not at the table when COVID stimulus policy was being decided, nor were they at the table when Larry Summers and Jason Furman were crafting the inadequate response to the global financial crisis – another missed opportunity for fiscal policy to serve the public good.
Yeva describes the different government responses to World Wars One and Two, compares Keynesian and MMT-prescribed policies, and lays out the consequences to the states – AKA the race to the bottom – when the federal government shirks its responsibilities.
In the second half of the episode Steve brings up the roles of the Fed, Treasury, and private banks and asks Yeva to take us through their processes and explain reserve accounting. If you're at all confused about this, you'll want to hear what she says.
Yeva Nersisyan is a Research Scholar at the Global Institute for Sustainable Prosperity and an Associate Professor of economics at Franklin and Marshall College. She received her B.A. in economics from Yerevan State University in Armenia, and her M.A. and Ph.D. in economics and mathematics from the University of Missouri-Kansas City. Her research interests include monetary theory, financial instability and regulation and macroeconomic policy. Yeva has published a number of papers on the topics of shadow banking, fiscal policy, government deficits and debt, financial fragility and instability, financial reform and retirement policy.

2022年2月26日土曜日

【裏ジャケ&トレーラー公開】青島幸男 幻の映画「鐘」のサントラが7インチ化|ニュース&インフォメーション|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net

超人·青島幸男か企画製作·原作 脚本·主演·監督·作詞·作曲· 唄と 1人9役をこなした異色作
 
  映画「鐘」を作ろうと思い立った時、 私は30 才だった。30才のモニュメントとして自らの 手で映画を作りたいと考えたのだ。 当時、私は放送作家、 作詞家として多少、 名 前が売れ、又、 俳優としても主演の連続ドラマ を持っていた。しかし、 そのどれにも満足出来 なかった。放送作家として台本を書いても他 人の演出となると、こちらの意図と違ったも のが出来てもそれまで一。いわんや俳優は幾 ら主演といっても、あくまでも演出家に踊ら されているだけ。どうしても自分の作品と呼 べるものを作りたかった。原作、脚本、 主演、 監督、1人でやれば、それが出来る。それに大 事なことは製作費だ。私は、 先づ製作費の自己 調達から始めたのだった。MG、 ジャガーを売 り払い、それまでバカにして出なかったラー メンのCMにまで出演して金はこしらえた。 
 製作資金調達と並行して脚本に半年かけた。 虚無と類廃に明け暮れる若者にとって、命を 賭ける創造、それも無償の行為、 それだけが救 いではないだろうか。映画を通じて、それを問 いたかった。しかも、そうしたことを、映画の 原点である映像だけを通じて表現したいと思 い、全篇ノーセリフで通そうと考えた。もっ とも、ノーセリフというのは、映画の原点だ けでなく、世界各国のどこの人が見ても理解 出来るようにという意図もあったのだが……。 その他、白黒、 スタンダード·サイズにしたの も、光と影、構図という映像の原点を考えた上 のことだった。 
 今、こうしてビデオ作品として、お目見得す ることになったのだが、 スタンダード·サイズ で撮っておいたことが幸いしているといえる。 編集しなおしたりしないで、公開時そのまま の姿で見ていただけるからだ。 
 最初に述べたように、この作品は、 私の30 才のモニュメントとして作られた。それから 20余年たつが、今なお、私にとっては大変愛着 が強く、ビデオで再び見ていただける機会が 出来たことを光栄に思っている。 青島幸男
【裏ジャケ&トレーラー公開】青島幸男 幻の映画「鐘」のサントラが7インチ化|ニュース&インフォメーション|JAZZ|ディスクユニオン・オンラインショップ|diskunion.net


https://vimeo.com/682250898/89697f99c1


http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=22581


 (1966/)

The Bell

製作青島幸男
監督青島幸男
脚本青島幸男
原作青島幸男
撮影佐藤正 / 中村光男 / 鎌田友美
美術中村金男
音楽三保敬太郎
出演青島幸男 / 三保敬太郎 / 石津啓介 / 松波勝彦 / 立花マリ / 近藤洋介 / なべおさみ
あらすじある夏の日。白いジープで颯爽と風を切り海を目指して走る四人の男(青島幸男三保敬太郎石津啓介松波勝彦)と、一人の女(立花マリ)のグループがいた。到着した海岸で思い思いにくつろぐ若者たち。なかの一人が海底に沈んだ釣鐘を発見し、何とか岸に引き上げえようと四苦八苦しはじめた。始めは無関心だった残りの男たちもいつしか作業の輪の中に。とりあえず浜まで引き上げてみると、次はどうしてもはるか彼方の崖の上の釣鐘堂まで戻したくなるのが心情だ。四人はあの手この手を尽くして、意味がありそうで何もない作業に熱中し始めた。ところが、女はそんな野郎どもにまったく無関心。(65分/白黒/スタンダード) [more] (ぽんしゅう)[投票]
Comments
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★4青島らしいナンセンスな面白さもさること、最小限までセリフを排除したの映画の原点回帰ともいえる発想が成功の要因。言葉ではなく動きで物語が綴られていくさまは良質のサイレント映画を思わせる。行きと帰りのジープで各人の座る位置の違いが微妙な力関係か。 (ぽんしゅう)[投票]
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POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]
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【裏ジャケ&トレーラー公開】青島幸男 幻の映画「鐘」のサントラが7インチ化

幻の映画「鐘」、サントラを7インチ化!
音楽は三保敬太郎。



※7"
幻の映画「鐘」、サントラを7インチ化。
音楽は三保敬太郎。全編に流れるスキャット!ボサノヴァ!!

■日本映画史から黙殺された幻の映画「鐘」(青島幸男自主制作・1966年)の劇中音楽から選りすぐりの楽曲を7インチ化。

■企画・製作・原作・脚本・主演・監督・作詞・作曲、青島幸男。その自主製作自主配給による映画「鐘」の音楽は、カー・レーサーとしても有名な音楽家・三保敬太郎。

■三保の手掛けたその音楽は、全編を覆うスキャットにボサノヴァを始め、ニーノ・ロータ風のテーマ曲から電子音まで、ほとんど台詞のないこの映画のもうひとつの主役である。

両面33回転
A面5曲 B面5曲
計10曲収録

★初公開!! 裏ジャケットのデザインです★


↑↑ スポーツカーに乗った三保本人のお姿も!!(左下)
こちらはもちろん青島も一緒! 当時のテレビや映画に出演していた俳優・女優たちとパチリ(右下)
この時代に実写版「意地悪ばあさん」の主役も演じていた青島パワーに驚きです!!


映画「鐘」トレーラー 1/3



映画「鐘」トレーラー 2/3


★三保敬太郎と「鐘」★

ジャズ・ピアニストであり、本作品の劇伴を担当した三保敬太郎は、慶応義塾大学卒。伝説の「モカンボ・セッション」で一躍注目された早逝の天才ジャズ・ピアニスト、守安祥太郎に師事しました。
ミッドナイト・サンズ、トミー・パーマー・オーケストラ、エンバース・ファイブ、ビック・フォアなどの数々のバンドを経て、大学卒業後の1959年4月には前田憲男、山屋清と「モダンジャズ3人の会」を結成。また、ミュージシャンだけではなく、俳優やレーシング・ドライヴァーとしての顔ももち、1967年、第6回シンガポールGPツーリング&サルーンカーレースでは、クラス1(850cc以下)にて第3位に入賞という輝かしい経歴も持ちあわせています。

代表作は様々ありますが、国民的な知名度アップとなったのは「11PM」のオープニング・テーマ。あの男女の混合スキャットは一度聴いた者には強烈な印象を残し、当時の日本の音楽では味わえなかった「おしゃれ感」に新鮮味を感じた人々も多かったようです。のちに日本にも訪れた60年代後半~70年代前半までのスキャット・ブームのきっかけにもなったといえるでしょう。

また、映画やドラマの劇伴も担当し、特に日活『事件記者』シリーズ(1959~62年)、深作欣二監督『ファンキーハットの快男児』(1961年・東映)といった当時の娯楽作品を手がけています。
特に突出した彼の音楽性が実験的に活かされているのは、鈴木清順監督「すべてが狂ってる」 (1960年、日活)でしょう。
日本版ゴダール「勝手にしやがれ」とも評価され、手持ちカメラで撮影された動きの激しい映像や突然ブツっと切られ、観客が放り出されるようなストーリーは当時では斬新でした。とりわけ、即興的に取り入れた三保の音楽はひらすらモダン・ジャズであり、全体的なテイストを「死刑台のエレベーター」(1957年)を強く意識しているとも思えるような仕上がりでした。
(テレビドラマでは1975年「ザ・ゴリラ7」の劇判が、もっとも三保のジャズ要素が多く含まれているとも思うのですが、いかがでしょう?)

そして1966年には青島幸男が製作・脚本・監督・主演を務めた自主作品『鐘』(1966年)で音楽監督を務めるとともに俳優としても出演、という流れになります。

当時、マルチタレントとして気焔を上げていた青島幸男(後年の東京都知事)が監督、企画・製作・原作・脚本・主演・監督・作詞・作曲と、またもやマルチに担当した映画作品が「鐘」(65分/モノクロ・スタンダード)です。出演は、青島幸男、石津啓介、松波勝彦、 立花マリ、近藤洋介、なべおさみ、三保敬太郎。実験的な自主映画といえども、当時の人気俳優やタレントを起用している点が、洒脱な遊び人・青島らしいテイストです。

全篇、サイレント・ムービーともいえるこの作品は、海辺で見つけた鐘をめぐっての若い男女グループのやりとりが演技や動きという肉体的流れが中心であるからこそ、音楽がそれをサポートするような重要な存在となっています。全篇通しての三保お得意スキャットやボサノヴァ風。そしてテーマ曲はキャッチー&メランコリックに迫ります。特にハモンド・オルガン演奏から醸し出す、奇妙な不安感が聴いた者の心に残ります。

2012年にはサントラ盤がリリースされていましたが、今回はそのサントラ盤からのカッティング&7インチという特別仕様!!!
サントラ盤お買い逃したかたや、特にDJネタでお考えのかた、必須チェックの1枚です!!!



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<予約>中平康の異色作「月曜日のユカ」サントラから7インチカット決定!


<予約>【ジャケット・デザイン決定!!】緑魔子主演「非行少女ヨーコ」(1966年東映)サントラ、7インチ盤でリリース(5月23日発売)


石原裕次郎×白木秀雄!!! 邦画史上に残る「嵐を呼ぶ男」のオリジナル・サウンドトラックがリリース!!!
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日野皓正、人気絶頂期のサントラ「白昼の襲撃」 からアナログカット
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2022年2月25日金曜日

Moominさんのツイート

浅田彰2016「こんなことを言っても詮無い床屋政談にしかならないけれど 、八九年に冷戦が終結したあと 、西側はゴルバチョフを




ウクライナ侵攻の本質プーチン氏の「ユーラシア主義」とは? 

浅田彰氏・先﨑彰容氏と既存秩序が崩壊する時代を考える

2022/03/15() 21:31配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd2163330756f72316238de3611043b106030e94?page=1


https://news.yahoo.co.jp/articles/bd2163330756f72316238de3611043b106030e94?page=2


浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:

冷戦の終わり方を間違ったことが今に至る。第一次世界大戦後、

過大な賠償金を課した敗戦国ドイツが経済破綻し、不安定化してナチスになった。大きくいうと通ずるところも

かなりあるのが、冷戦終結のとき。徹底的にソ連を打ちのめしてペレストロイカは失敗、急激な資本主義化で

大混乱。これを抑えるにはストロングマンが要るとなり、プーチン大統領に至る。


https://news.yahoo.co.jp/articles/bd2163330756f72316238de3611043b106030e94?page=3


浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:

日本国憲法にせよ、憲法が信頼すると言っていることは偽善、

単なる建前。いざとなれば踏み躙られると今回のことでわかった。現実的に、ある種露悪的にならざるを得ない。

けれども、この単なる偽善的な建前というものを手放した途端、文明は終わるんですよ。明らかに。


https://twitter.com/tiikituukahana/status/1506893114732343299?s=21&t=2MQihW0KEZ4xQSsi8ikKYg


https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/philo/1645781617/

こんなことを言っても詮無い床屋政談にしかならないけれど 、八九年に冷戦が終結したあと 、西側はゴルバチョフを
経済面などで 、もっと支援すべきでした 。第一次世界大戦後にドイツを叩きすぎたため 、ドイツを経済破綻からナチズム
という道に追い込んだことへの反省から 、第二次大戦後 、アメリカをはじめとする連合国はマーシャル・プランという
大規模な贈与を行うことでヨーロッパの復興を助け 、とくに旧ファシズム陣営をうまく手なずけた 。ところが冷戦終結
時にはふたたびその反省が忘れられ 、ゴルバチョフがコケてソ連が元に戻った場合 (たしかにその可能性は小さくなか
った )はいつでも叩けるようにしておこうという警戒心ばかりが先行して 、経済危機にあえぐ彼を助けようとしなかっ
た 。結果 、彼は追い詰められ 、九一年にクーデターが起こり 、それを鎮圧して新たに大統領になったエリツィンがソ連
を解体し 、いまのロシアをつくるわけです 。しかし 、エリツィンが急激な自由化・民営化というショック・セラピー
(ナオミ・クライン )を強行した結果 、オリガルヒと呼ばれる新興財閥に富が集中する一方で 、民衆は飢えてめちゃ
めちゃな混乱状態になり 、結局それを収拾して秩序を再建するストロング・マンとしてプーチンが登場するんですね 。
アメリカはいまプーチンを目の敵にしているけれど 、かつて自分たちがゴルバチョフを見捨て 、エリツィンに性急な
資本主義的 「改革 」を押し付けた 、その結果としてプーチンが現れたということを 、もっとよく考えるべきでしょう 。
むろんプーチンは乱暴すぎると思うけれど 、ロシアから見れば 、冷戦終結後 、アメリカを中心とする N A T Oがど
んどん迫ってきたわけで 、危機感をつのらせるのは当然ですよ 。

浅田彰インタビュー2016 ゲンロン4 現代日本の批評Ⅲ 上 より 


 
https://twitter.com/_luminous_woman/status/1497925294573129728?s=21



ウクライナ侵攻の本質プーチン氏の「ユーラシア主義」とは? 浅田彰氏・先﨑彰容氏と既存秩序が崩壊する時代を考える
3/15(火) 21:31配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd2163330756f72316238de3611043b106030e94?page=1

『浅田彰×先﨑彰容対論 ウクライナ情勢と世界 プーチンの国家観とは』【前編】

https://www.fnn.jp/articles/-/331412

https://www.fnn.jp/articles/-/331415





FNNプライムオンライン
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻では緊迫した情勢が続く。BSフジLIVE「プライムニュース」では、批評家・浅田彰氏と気鋭の思想史家・先崎彰容氏を迎え、ウクライナ侵攻の本質と日本がとるべき姿勢について徹底議論した。

【画像】プーチン大統領の要求

プーチン氏が本気の「ネオ・ユーラシア主義」なら妥協の余地がない

新美有加キャスター:
プーチン大統領は、ウクライナの中立化・非武装化などを要求。今回の事態の本質について、まず何を考えたらよいでしょう。

浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:
ロシアは、NATO(北大西洋条約機構)の国と国境を接してしまうと困る。2007年ごろからそれを言い続けついに爆発したことは、わからなくはない。だが不思議なのは、2021年頃から政治的・地政学的でない非常に散文的なものが出ている。かなりトンデモの歴史だが、プーチン大統領が『ロシア人とウクライナ人の歴史的一体性について』という長い文章で、「ロシア人とウクライナ人とベラルーシ人は三位一体のロシア民族で、ある種の運命を歴史的に共有する」と強く述べている。打算で動く冷徹なリアリスト、逆に言えば交渉の余地のある人というイメージだったが、本当に今そうなのか。

先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授 思想史家:
1917年のロシア革命では、亡命した多くの知識人や貴族らが亡命先のヨーロッパで「自分たちにとってロシアとは」と考え、「ユーラシア主義」という考え方が出てきた。ヨーロッパに属さずアジア的でもない、独自の空間で独自の民族的価値観を持っている、という考え方。ヨーロッパすなわち近代化に強烈な批判・否定がある。

今回、プーチン大統領はそこに先祖返りして、アメリカを中心とした世界観に対して自分たちはネオ・ユーラシア主義だと言っている。ウクライナが依拠しているのは、近代ナショナリズムと言われる国境線に基づいた自分たち。ロシアにはもっと民族的・情念的なものがある。ウクライナとやベラルーシは最初から自分たちと一体で、その本来の姿を取り戻したいという主張。

反町理キャスター:
力による現状変更をするための理屈として「ネオ・ユーラシア主義」なるものを持ってきた、ご都合主義のように見える。

浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:
ご都合主義ならまだいい。だが、本気でロシア民族の三位一体を信じているとしたら、もう妥協の余地がない。

第一次大戦後のナチスと冷戦後現在のロシアに見る共通点

反町理キャスター:
議会制民主主義の危機について。

先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授 思想史家:
第一次世界大戦後にヒトラーが出てきたときのドイツでは、議会制民主主義がうまく機能しなかった。当時起きたのが(アメリカとイギリス、中国、オランダが日本を経済封鎖した)ABCD包囲陣のような世界のブロック化。現在も、自由で開かれたインド太平洋、AUKUS(オーカス)、クアッド、そしてNATOと、世界がブロック化している。その過程で、欧米の世界秩序観に戦争という古典的な方法で挑戦しているのがプーチン大統領。

ヨーロッパも経済秩序のルール変更を求め、中国もアメリカを中心としない形で外交・経済両面から違うルール作りをしようとしている。今の社会はちょうど1930年代同様に、既存の秩序が成り立たなくなっている。この過渡期にあって、自由や民主主義をお題目のように唱えても通用しない社会になっていく。

浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:
冷戦の終わり方を間違ったことが今に至る。第一次世界大戦後、過大な賠償金を課した敗戦国ドイツが経済破綻し、不安定化してナチスになった。大きくいうと通ずるところもかなりあるのが、冷戦終結のとき。徹底的にソ連を打ちのめしてペレストロイカは失敗、急激な資本主義化で大混乱。これを抑えるにはストロングマンが要るとなり、プーチン大統領に至る。

浅田氏「ゲスのプーチンに殺されるな」先崎氏「日本の政治家は座禅でも組め」

新美有加キャスター:
ウクライナの首都キエフ北東部と西部からロシア軍が迫り、近郊の都市では激しい戦闘が行われている中、キエフに今も残る日本人の高垣典哉(ふみや)さんに反町キャスターが伺いました。

反町理キャスター:
非常に緊張感のある生活で、ロシア軍が市街に入ってくる可能性もある。キエフ市民の皆さんの気構えについては。

高垣典哉氏:
若い人はみんな戦う、自分たちが守ると言っています。

反町理キャスター:
銃を使ったことがない人も、気持ちだけは戦おうとなっている。高垣さんはなぜ残っているんですか。最終的にロシア軍が侵入してきたら?

高垣典哉氏:
私のところの従業員の親など、年老いていて逃げられない。一緒にいる若い弁護士も、妻子をポーランドに逃がして自分は戦うと言う。そういう中で自分は逃げられない。ロシア軍が来れば、戦えるなら戦いますが、もう無理だと思ったら隠れます。

反町理キャスター:
そうですよね……。

反町理キャスター:
キエフ市民のこの極限状況、心理状況をどうご覧に。

浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:
ゼレンスキー大統領は国難にあたって英雄的に抵抗しており、市民含め素晴らしい。一方、前段階でドネツク・ルガンスクの自治について全く無視したり、リアル・ポリティクスとして不用意でもあった。『逃走論』を書いた人間として、また教師として言えば、もしそこに自分の学生がいたら、隠れても逃げてもいいからとにかく生き延びろと言う。国のために死ぬのは崇高に見えるが、言い方を変えれば、プーチンみたいなゲスに殺される必要は全くない。

浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:
一方、アメリカはかなりの部分でNATO東方拡大の当事者だが、外相会談をキャンセルし交渉しない。「いや、軍備を送っている。ウクライナ人たちが戦ってくれている」では無責任。中長期的には良くできた経済制裁をやってはいるが。

先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授 思想史家:
日本で同様のことが起きれば、自衛隊の方をはじめ何人かの方が亡くなる可能性がある。美談にするつもりはないが、戦争での死者は国がある種の葬送の儀礼を行うことでしか浮かばれない。ところが与党から野党まで、トップの人たちが憲法9条がどうしたとツイッターの百数十字程度で書いている。この人たちが総理の座を狙っている。その人が慰問に訪れたら、私たちの家族の尊い犠牲が何らかの意味づけをされるような、粛然とした人間として一国の総理になる気概はあるのか。この情勢で、日本のトップにならんとする者は座禅でも組んで、犠牲者が出た場合どうするかと沈思黙考するぐらいの落ち着きがないと。

偽善と露悪のバランス、日本国憲法の改正
新美有加キャスター:
日本はどのような姿勢を示すべきか。各社の直近の世論調査では、ロシアのウクライナ侵攻によって日本人の危機感が高まっているという結果。3月7日の読売新聞の世論調査では、「ロシアによる現状変更が日本の安全保障上の脅威につながるか」という問いに対し、そう思うと答えた方が81%、思わない方が11%。

先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授 思想史家:
非常に感情的なことを聞いており、つまり81%は不安になっている。安心を得るため、国レベルではやはり具体的な国防の議論に近いものが必要。ひとつずつ点検し自問自答すべきということ。

新美有加キャスター:
混沌とする中、例えばツイッターなどでは議論というより一方的にお互いの主張を押し付け合うことが多い。日本人が議論できなくなっていると感じますか。

先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授 思想史家:
日本だけじゃなく世界で。問題は、自分の聞きたい意見・情報のもとだけに集まり、情報が更新されないこと。自分と違う意見とロジカルに戦わせることに言語の本来の意味があるのに。だから僕も、今日はプーチン側の世界観を話してきた。

浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:
みんなで盛り上がれる話題だけがエコーチェンバーの中を巡る。感情的な議論で人をつかんでしまう、ポピュリズムの一番危険な部分。トランプ前大統領は「エリートが議論をしてシステムを作っているが、あんなもんは全部偽善だ」と粗野だが正直な言葉でぶっちゃけ、人をつかむ。対してバイデン大統領は頑張っているが、冷静な議論なので退屈。偽善対露悪というか。僕は、偽善は重要だという考えです。

反町理キャスター:
偽善がバイデン大統領、露悪がトランプ元大統領。バランスは取れるか。

先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授 思想史家:
かつて西部邁さんが書いたことへの僕の理解では、あらゆる欲望を詰め込んだような凶悪な人間という生き物に、偽善つまり倫理・道徳が精神の均衡を与えて、なんとか秩序を作っている。偽善に51、露悪に49を置くべきなのに、今は本当に暴力が赤裸々に表に出てきてしまっている。

浅田彰 京都芸術大学教授 批評家:
日本国憲法にせよ、憲法が信頼すると言っていることは偽善、単なる建前。いざとなれば踏み躙られると今回のことでわかった。現実的に、ある種露悪的にならざるを得ない。けれども、この単なる偽善的な建前というものを手放した途端、文明は終わるんですよ。明らかに。

先﨑彰容 日本大学危機管理学部教授 思想史家:
ここで意見が分かれて、だから浅田先生は9条を含めた日本国憲法を続けるべきだ、僕は条件付きで改正と思っている。51対49と言ったが、悪に対して我々は研ぎ澄まされた2しか差がないという緊張感を担保するならば、51という理想を持っていい。だが100対0の100の方に全体重をかけ、日本国憲法や自由と民主主義を金科玉条にして絶対に正しいと安堵しているならば、それは違うのではないか。

BSフジLIVE「プライムニュース」3月14日放送

「ショックを受けた」 ウクライナ侵攻、ロシア国民の反応を取材 - BBCニュース
https://www.bbc.com/japanese/60518841

「ショックを受けた」 ウクライナ侵攻、ロシア国民の反応を取材

Two men in Moscow

モスクワで取材に応じた2人の男性は、何が起きているか把握できていないと話した

ショック、恐怖、戸惑い……24日のロシア軍のウクライナ侵攻を受け、ロシアの首都モスクワと南部ロストフの大勢の人々が漏らした言葉だ。一方で、ウラジミール・プーチン大統領の決断を糾弾(きゅうだん)するか称賛するかは二分した。

モスクワでBBCの取材に応じた、きれいな身なりの若い男性は、ウクライナ侵攻について落ち着いた意見を述べた。

「何かあったとは聞きましたが、状況を理解するところまではいっていません」

しかしすぐに一緒にいた友人が、罵倒の言葉を口にしながら彼の言葉をさえぎった。

「戦争を目の当たりにしたことなどないのに、今まさにそうなろうとしています」

A man on the streets of Moscow

この男性は、ロシア政府の行動を恥ずかしく思うと述べた

鮮やかな青いコートを着た男性は、焦燥しているようだった。

「何をすればいいか分からないし、とても怖いです」とこの男性は語った。

「でも恐怖とは別に、自国当局がやっていることが恐ろしいし、恥ずかしいといった感情があります。周りの友人たちも同じ気持ちです」

「今の権力者たちに投票したことはありません。ロシアに住む人間が政治活動としてできる限りのことはしましたし、抗議にも参加しました。でも今はできないと思います。みんな、あまりにおびえ切っている」

A woman on the streets of Moscow

政治家は国民のことを考えていないと語るモスクワの女性

1人の女性は、戦争には反対だが、ウクライナ侵攻のニュースをどう捉えればいいか分からないと話した。

「政治家たちが自分たちの問題をどうにかしようとして、一般の人々が苦しんでいます。私の家族にも良い影響はないでしょう」

モスクワ中心部のプーシキン広場には、ウクライナ侵攻に抗議する人々が集まった。BBCロシア語のアナスタシア・ゴルベワ記者によると、警察が解散を命じる前には200人以上が集まっていたという。

ある若い男性はBBCの取材に、「1日中泣いていました。ウクライナの人々が死んでいきます。子供たちも、戦っている男たちも死んでいきます。それからどうなるんです? 私たちのような、ロシアの19歳や20歳の男も戦場に送られるんですか?」と話した。

抗議に参加するのは怖くなかったのかと質問すると、「いいえ、怖くはなかったです。ウクライナや国境で起きていることこそ恐ろしい。私たちがここでしていることなど、何でもない」と答えた。

A man on the streets of Moscow

プーチン氏への批判を公に表明することは、現在のロシアでは珍しい

抗議活動から離れた場所で取材に応じた水色と紺色の服の男性は、ウクライナもロシアも支持しているが、ウラジミール・プーチン大統領は支持していないと話した。ロシアでこれほどはっきりとした批判の声を上げる人は、昨今では珍しい。

「(ウクライナ侵攻は)我々の指導者が地政学的な野心を満たすためにやっていることだ」とこの男性は語った。

一方で、BBCが取材した中年男性2人と高齢女性1人は、侵攻を支持した。

野球帽を被った男性は、ウクライナ国内の「ロシア人保護」について語った。ウクライナ人を非難し、「こうした状況に陥ったのは自業自得だ」と話した。

Women in a pink coat and hat

ピンク色のコートと帽子姿の女性も、ウクライナ国内のロシア人に言及した。「あそこにはロシア人も住んでいます」と。

我々のこの質問を女性は、「ウクライナ人はほとんどがテロリストです」と一蹴し、国営テレビとユーチューブから情報を得ていると付け加えた。

別の中年男性は、「これは平和のための賭けなんです、すべてはうまくいきます」と話した。

ウクライナ東部の分離派が支配する地域からの難民を受け入れている南部ロストフでは、モスクワよりもさらに不安が広がっていた。

1人の女性は、この出来事をどう受け止めたらいいか分からないと話した。

赤いダウンコートの女性は、子供たちのことが不安だと語った

「ここから余りにも近いところで起きているので、心配しています。でも何が起きているのか完全には分かっていません」

「テレビで流れているニュースは信用していませんから」

赤いダウンコートの女性も、不機嫌そうな表情で「とても怖いです。子供たちのことが不安です」と語った。

白髪交じりの男性は、悲しみを隠せない面持ちで大げさに問いかけた。

「我々はかつて大戦争に勝ったというのに、今度は自分たちの間で戦争をしているなんて」

南部ラブロフのこの男性は、悲しみを隠せない表情で取材に応じた

一方、ニット帽と毛皮のコートを着た若い女性は、プーチン大統領のとった行動は正しいと明言した。

「ただ公平なだけです。今起きていることは、奪われたものが返ってくるだけ」

ピンクのコートにマスクと眼鏡姿の女性も、ウクライナ侵攻は良い動きだと話した。

「私たちは生き延びます。資源の豊富な大国ですから。制裁ごときで私たちを屈服させるなんて、誰にもできません」