https://www.amazon.co.jp/王権誕生-日本の歴史02-講談社学術文庫-寺沢-薫/dp/4062919028/ref=sr_1_1?crid=1ZIWUMO7QAZQ5&keywords=王権誕生&qid=1688974605&sprefix=王権%2Caps%2C176&sr=8-1
2020年6月4日に日本でレビュー済み
講談社の日本の歴史シリーズの文庫版。
これほど充実した日本の歴史シリーズが、安価な文庫で読めるのは、とにかく素晴らしいことだ。
第2巻は、稲作の伝来から王権の成立までの、いわゆる弥生時代が取り上げられている。
縄文時代は考古学資料しかないが、弥生時代になると中国の歴史書に日本の記録がある。日本での考古学の成果と中国の歴史書の記述内容を、どのように組み合わせて論考を組み立てていくかが歴史学者の腕の見せ所になる。
弥生時代には、銅鐸や銅矛、古墳、高地性集落、倭国大乱、卑弥呼と邪馬台国など、驚異深いテーマが目白押し。
筆者の寺沢氏は、概ねそれまでの学説に添ったオーソドックスな弥生時代の姿を紹介している。
これほど充実した日本の歴史シリーズが、安価な文庫で読めるのは、とにかく素晴らしいことだ。
第2巻は、稲作の伝来から王権の成立までの、いわゆる弥生時代が取り上げられている。
縄文時代は考古学資料しかないが、弥生時代になると中国の歴史書に日本の記録がある。日本での考古学の成果と中国の歴史書の記述内容を、どのように組み合わせて論考を組み立てていくかが歴史学者の腕の見せ所になる。
弥生時代には、銅鐸や銅矛、古墳、高地性集落、倭国大乱、卑弥呼と邪馬台国など、驚異深いテーマが目白押し。
筆者の寺沢氏は、概ねそれまでの学説に添ったオーソドックスな弥生時代の姿を紹介している。
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