2023年7月31日月曜日

ペルセポリスから飛鳥へ―清張古代史をゆく (新コンパクト・シリーズ) | 松本 清張 |本 | 通販 | Amazon


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2021年4月3日に日本でレビュー済み 
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1978年、イラン革命勃発の日に著者(70歳)が居合わせた紀行・・・ゾロアスター教の遺跡探訪とペルシャと飛鳥の考察。大容量の内容なのですごいです。
ひと昔前を全然存じてないので、ウィキペディアと百科事典で、イラン近代化の流れをざっくり調べながら読みました。・・・湾岸戦争の前時代ですよ。今の経済封鎖からは想像出来ない世界でした。「火の路」にもハイカラなイメージのイランの女子大生が登場します。
少し昔の観光ぽくないイランの風景と遺跡の写真が沢山あり見応え充分です。ペルセポリスの有翼人面像とか列柱とかレリーフとか有名な写真も良いです。人の陰影が濃い。チャイハナの食事チェロケバブもネットで調べればあるものですね。
考察は読者も考えます。亀石は作りかけのグリフィン説は成程ですが、斉明女帝がジッグラドを作っていたなら冠石かなとか、飛鳥時代の奈良も想像出来ない世界でした。日本の古文書はいい加減なのか??
おまけ(?)の小冊子は同行メンバーなどのあとがきです。面白いです。
レポート

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