2023年7月31日月曜日

シリウスの都 飛鳥―日本古代王権の経済人類学的研究 | 栗本 慎一郎 |本 | 通販 | Amazon


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2020年8月12日に日本でレビュー済み 
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この本を読んで、影響を受けた一人だが、日本史=世界史の先端を担うものになる、との作者の考え栗本氏が主には賛成する。逆にいえば、日本史のみの知識では対応できない。そう思わせてくれた。深く日本内外の歴史や宗教に精通した天才故に出来たのだろう。そこまでの道のりは果てしなく険しい、
ただ、栗本氏が主張する、大和を中心とする価値観の意向について、三輪山―畝傍山ラインや、忌部山から巻向山にかけては、夏至の日の出の通り道に当たる為に、太陽ネットワークの移行を根拠にしているが、28度50分、即ち、方位角では、61度10分になっているとの事だが、夏至の日の出について調べたところ、
忌部山  60度11分09秒
畝部山  60度04分44秒
三輪山  59度50分46秒
三輪山鞍部60度02分15秒
初瀬山  59度47分22秒 
巻向山  59度46分48秒
奈良県奈良市の夏至時の日の出は60.15度~16度      
となるので、1度から1度30分程足りない。日の出の
方角はあってはいる。
続いて、三輪山―畝傍山から、30古代里(48.6㎞)北側とされる、三上山―太郎坊山ラインについても、
高塚山 59度38分56秒
三上山 59度38分41秒
太郎坊山59度40分29秒
滋賀県大津市の夏至時の日の出の方角は、60度なので、
20秒ほどなので、あっている。しかし、
61度10秒という、氏の主張するような夏至の方位角ではない。
その他も調べてみたが、どなたかが主張するように、夏至時や冬至時
の日の出と日の入りの方角とは5度以上ずれているところがある。
そういうところは訂正した上で、引用文献を詳しく明記してほしい。
多分、1巻では収まらない。逆にいえば、それだけ素晴らしい本である。
絶版したが、電子書籍版を出してもらいたい。
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