大泉洋「北海道の人、ごめんなさい」、「ラストマン」撮影で起きた"方言問題"
俳優の大泉洋(50歳)が、7月27日に放送されたバラエティ番組「ハナタレナックス」(北海道テレビ)に出演。連続ドラマ「ラストマンー全盲の捜査官ー」(TBS系)の撮影中、吉田羊や福山雅治から「注意された」方言のアクセントについて語った。この日、トークテーマ「最近1番笑ったこと」を無視して、急に方言(北海道弁)の話を始めた大泉。"お弁当"の発音について、大泉は「お(→)べん(↑)とう(→)」、標準語では「お(→)べん(→)とう(→)」だと話し、さらに"歯みがき粉"は、大泉は「は(→)みがき(→)こ(↑)」、標準語では「は(→)みがき(→)こ(↓)」と、河口湖・山中湖・歯みがき粉のような発音になると語る。
「ラストマン」の撮影中、大泉は「吉田羊ちゃんに注意されたわけ。それが『ラストマン』の中の相当、結構大事な謎解きの一番カッコいいセリフだったりするわけ。オレも『は(→)みがき(→)こ(↑)のチューブです』ってめちゃくちゃカッコ良く言うんだけど、それが訛ってるって言われて。決めようとすればするほど、決め台詞が訛るわけ。『お(→)べん(↑)とう(→)です』も」と告白。
これは吉田だけでなく、主演を務めた福山雅治からも同様に指摘されたそうで、「福山さんにも注意されて、『洋ちゃん、は(→)みがき(→)こ(↑)はないよ』って。だけど調べたら、いわゆるアクセント辞典というか、いまアプリで言うから、どっちもあるの。は(→)みがき(→)こ(↓)もあるし、は(→)みがき(→)こ(↑)もあるの。どっちも良いじゃないですか、って言って、オレは北海道のね、連中から『東京に魂売った』って思われるの嫌だから、『は(→)みがき(→)こ(↑)のチューブです』ってめちゃくちゃ強く言ったのよ。そしたらそのあとすぐに福山さん(のセリフ)が『は(→)みがき(→)こ(↓)のチューブを』って彼も言うわけ。(セリフを)復唱するシーンだから、そうするとさすがにオレと福山さんで違うと気になるから、そこはやっぱり主演に合わせるしかないと思って。私は『北海道の人、ごめんなさい』と思いながらも『は(→)みがき(→)こ(↓)のチューブです』にした」という。
しかし、話はこれだけでは終わらない。「その次の日に今度は、福山さん目が見えない設定だから、あるもの全部オレが説明しなきゃいけないわけよ。『9時の方向にイ(↑)ス(→)があります』って言ったわけ。そしたら福山さん『洋ちゃん、もうイ(↑)ス(→)はやめて(笑)。イ(↑)ス(→)は受け入れられないって言われて。イ(→)ス(→)って」と、再び大泉の方言で問題が発生。
このとき大泉は「だけどオレもイ(↑)ス(→)としか言いようがない」と急には「イ(→)ス(→)」に直せなかったため、「(福山が)『洋ちゃん、もうダメだ。イ(↑)ス(→)は笑ってそのあとセリフが言えないから、次からにしてくれ』って、セリフ自体なくなったんだから。『9時の方向にテーブルがあります』ってテーブルからになった」と大泉の訛りを理由に台本が変わったと明かした。
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