2023年7月23日日曜日

神社と祭神について|奥津彦命・奥津姫命| おさんぽ、YOKOHAMA

神社と祭神について|奥津彦命・奥津姫命| おさんぽ、YOKOHAMA

奥津彦命・奥津姫命おきつひこのみこと・おきつひめのみこと


総称

古事記に於ける名前の表記

大戸比売神おおとひめのかみ奥津日子神・奥津比賣命おきつひこのかみ・おきつひめのみこと

先代旧事本紀に於ける名前の表記

奥津彦神・奥津姫神おきつひこのかみ・おきつひめのかみ

上記以外の文献または由緒書き等に於ける名前の表記

奥津彦命・奥津姫命おきつひこのみこと・おきつひめのみこと奥津日女おきつひめ奥津比古神おきつひこのかみ沖津彦命・沖津姫命おきつひこのみこと・おきつひめのみこと澳津彦神・澳津姫神おきつひこのかみ・おきつひめのかみ興津彦命・興津姫命おきつひこのみこと・おきつひめのみこと興津比古命・興津比売神おきつひこのみこと・おきつひめのみことetc...

系譜

父:大年神
母:天知迦流美豆比売

兄弟姉妹:大山咋神大土神波比岐神香山戸臣神

概要

台所で扱う火に宿る神霊であり、一般的に竈の神である。
「奥」をオクと読む説、オキと読む説がある。「津」は助詞とされ、名義は、「奥」をオクと読んだ場合、家の奥の意でかまどの位置を指すとする説や、稲の神である大年神の子であることから、「奥津」を、祝詞などで稲を言う「奥津御年」が圧縮された語とする説などがある。「奥」をオキと読んだ場合、母神の天知迦流美豆比売のミヅヒメの語を「水姫」と解した上で「沖」の意とする説や、奥津比売命の別名である大戸比売神の「戸(へ)」を「辺」と捉えた上で、それに対する「奥」の意とする説、また、「燠(おき)」(赤くおこった炭火)のこととする説などがある。

神格

祭神として祀る全国の主な神社【地図上に表示する

横浜市内で祭神として祀る神社【地図上に表示する

注記:下記に表示されている祭神名はその神社の筆頭の主祭神名です。筆頭の主祭神名が奥津彦命・奥津姫命と異なる場合は、相殿神や合祀神として祀られていますので各ページの詳細にてご確認ください。

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