奥津彦命・奥津姫命おきつひこのみこと・おきつひめのみこと
総称
古事記に於ける名前の表記
大戸比売神奥津日子神・奥津比賣命
先代旧事本紀に於ける名前の表記
奥津彦神・奥津姫神
上記以外の文献または由緒書き等に於ける名前の表記
奥津彦命・奥津姫命奥津日女奥津比古神沖津彦命・沖津姫命澳津彦神・澳津姫神興津彦命・興津姫命興津比古命・興津比売神etc...
系譜
概要
台所で扱う火に宿る神霊であり、一般的に竈の神である。
「奥」をオクと読む説、オキと読む説がある。「津」は助詞とされ、名義は、「奥」をオクと読んだ場合、家の奥の意でかまどの位置を指すとする説や、稲の神である大年神の子であることから、「奥津」を、祝詞などで稲を言う「奥津御年」が圧縮された語とする説などがある。「奥」をオキと読んだ場合、母神の天知迦流美豆比売のミヅヒメの語を「水姫」と解した上で「沖」の意とする説や、奥津比売命の別名である大戸比売神の「戸(へ)」を「辺」と捉えた上で、それに対する「奥」の意とする説、また、「燠(おき)」(赤くおこった炭火)のこととする説などがある。
神格
祭神として祀る全国の主な神社【地図上に表示する】
横浜市内で祭神として祀る神社【地図上に表示する】
注記:下記に表示されている祭神名はその神社の筆頭の主祭神名です。筆頭の主祭神名が奥津彦命・奥津姫命と異なる場合は、相殿神や合祀神として祀られていますので各ページの詳細にてご確認ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿