2023年7月9日日曜日

「地盤・看板・カバン」政治家の世襲制限が進まない理由は?【風をよむ】サンデーモーニング | TBS NEWS DIG (3ページ)

「地盤・看板・カバン」政治家の世襲制限が進まない理由は?【風をよむ】サンデーモーニング | TBS NEWS DIG (3ページ)
イギリスでは誰でも政治家を目指せるように、2大政党の方針として大部分の候補者は、地元に縁のない選挙区から立候補することとなり、事実上、世襲は難しくなった。
日本では
「地盤・看板・カバン」政治家の世襲制限が進まない。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/524973?page=3

「地盤・看板・カバン」政治家の世襲制限が進まない理由は?【風をよむ】サンデーモーニング

イギリスの世襲事情

片や同じ議院内閣制の先進国イギリスでは19世紀後半、特権階級が支配する政治に労働者の不満が高まり、以後、選挙制度が改革されます。

そして誰でも政治家を目指せるように、2大政党の方針として大部分の候補者は、地元に縁のない選挙区から立候補することとなり、事実上、世襲は難しくなったのです。

サッチャー首相(1979年)
「イギリス国民の私への信頼に応えるため、私は休むことなく努力し続けます…」

例えば、首相を見てもサッチャー氏は雑貨店の娘、メージャー氏はサーカス芸人の息子、メイ氏は牧師の娘など、多様な人材登用が進み、世襲議員は下院で5%余りとされています。

世襲制限が進まない理由

一方で容易に「世襲制限」が進まない日本。その訳を与良さんは…

与良正男・毎日新聞客員編集委員
「とりわけ日本の場合は、名門とか、家とかいうのも非常に大切にする、個人よりもありがたがる。能力、資質よりもあの家のお坊ちゃんだと。それがどんどん継承されていく。一種の固定化につながる。権力の固定化」

こうした`世襲議員'に、街の声は…

女性
「知名度が高くて票が入るのはちょっと仕方ないかなと…」

女性
「もうちょっと政策とかちゃんと聞いた上で投票した方がいいのでは」

(「サンデーモーニング」2023年6月4日放送より)

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