大河ドラマ鎌倉殿の13人・(49-4)総集編第四章
──時政は畠山粛清で御家人の支持を失った。義時は時政の権力封じ込めを狙う。争いを勝ち抜いてきた北条家が今、二つに割れる──
(39)穏やかな一日 ~政の改革進める義時 源実朝の苦悩~いまだ源 実朝(柿澤勇人)と千世(加藤小夏)との間に世継ぎの誕生がなく、気にかける政子(小池栄子)と実衣(宮澤エマ)。義時(小栗 旬)は、御家人たちが謀反を起こさぬように政(まつりごと)の仕組みを改める。しかし、傲慢なやり方に三浦義村(山本耕史)、和田義盛(横田栄司)らが不満を募らせていた。一方、泰時(坂口健太郎)は慣れない和歌に悪戦苦闘し、源 仲章(生田斗真)に相談を持ち掛ける。そんな中、成長した公暁(寛一郎)が……
(40)罠と罠 ~実朝は戦を防げるか 義時vs義盛~
閑院内裏の修復を計画する後鳥羽上皇(尾上松也)は、鎌倉に引き受けさせるという藤原兼子(シルビア・グラブ)の進言に心を躍らせ、慈円(山寺宏一)と共に笑みを浮かべる。一方、京から知らせが届いた鎌倉では、重い負担に御家人たちが反発。源 実朝からも慕われる和田義盛が旗頭となり、八田知家(市原隼人)らが集う状況を、義時が苦々しく思っていた。そんな中、信濃で一つの事件が起こり……
(41)義盛、お前に罪はない ~北条支配に抗う義盛 和田合戦勃発~
鎌倉を守るために大江広元(栗原英雄)とも共謀し、反北条の旗頭となった和田義盛の転落をもくろむ義時。戦を回避するべく源 実朝と政子が奔走する中、三浦義村、八田知家ら有力御家人は、義盛の陣営に集い情勢を見定めていた。そんな中、父・義盛の安否を心配する朝比奈義秀(栄信)らが打倒北条を目指して決起。一方、失意に暮れる泰時は……
(42)夢のゆくえ ~唐船建造夢見る実朝 反発する義時~
決意を新たにした源 実朝は、後鳥羽上皇を手本として人任せにせず自ら裁定を下すことを決意。泰時をそばに置き、自身の政(まつりごと)を進める。一方、鎌倉内での地位を盤石なものとした義時は、のえ(菊地凛子)に勧められて執権を名乗ることを決断。未熟な実朝らをけん制する。実朝と義時との関係がうまくいっていないことに政子が気をもむ中、源 仲章が京から戻り……
(43)資格と死角 ~頼家の子・公暁帰還 次の鎌倉殿は~
源 実朝に嫡男が誕生せず、後継者問題がくすぶっていた鎌倉。そこに修行を終えた公暁が帰還。その胸には鎌倉殿となることへの強い意志を宿しており、乳母夫(めのと)である三浦義村と共謀する。一方、義時と実衣も実朝の言動に不満を抱き、思案を巡らせていた。そんな中、実朝の相談に対して後鳥羽上皇から返事が届く。これに政子や泰時は……
(44)審判の日 ~実朝の右大臣拝賀式 義時vs仲章~
後鳥羽上皇の計らいにより、右大臣に叙されることとなった源 実朝。政子が愛息の栄達を喜ぶ中、鎌倉殿への野心に燃える公暁は三浦義村のもとを訪れ、鶴岡八幡宮で執り行われる拝賀式について密談を交わす。三浦館の動きに胸騒ぎを覚える泰時。一方、義時の周りでは、朝廷と鎌倉の橋渡し役として存在感を高める源 仲章がのえを……
(45)八幡宮の階段 ~実朝の暗殺危機迫る 公暁の狙いは~
京から大納言(だいなごん)ら公卿を招き、鶴岡八幡宮で盛大に執り行われる源 実朝の右大臣拝賀式。泰時が警固をする中、公暁は門弟と共に木の陰に潜んでいた。御家人たちに交じり、状況を静観する三浦義村。今後の鎌倉と自身の命運を賭し、儀式を見守る義時と時房(瀬戸康史)。式を終えて楼門から出てきた実朝を公卿と源 仲章が迎えて整列すると、牡丹(ぼたん)雪が降り積もる中……
(46)将軍になった女 ~政子・実衣姉妹の絆 尼将軍の誕生~
新たな鎌倉殿を迎えようと朝廷に伺いを立てる北条義時、大江広元たち。実衣が野心を燃やし、三浦義村が暗躍する中、京では鎌倉への不信感をさらに高めた後鳥羽上皇が、藤原兼子、慈円(山寺宏一)と共に今後を見据え、鎌倉への圧力を強めていく。一方北条家では、思い悩む泰時をよそに、のえが愛息・政村(新原泰佑)を……
(47)ある朝敵、ある演説 ~義時追討の院宣下る 政子涙の演説~
幕府の後継者争いが発端となり、乱れる京。朝廷の象徴である内裏が焼け落ちると、後鳥羽上皇は再建費用を日本中の武士から取り立てることを決める。しかし、北条義時 は政子と大江広元の支持を得て、要求を先送りにすることを決断。泰時をはじめ御家人たちが後鳥羽上皇との関係悪化を心配する中、三浦義村は京で大番役を務める弟・胤義(岸田タツヤ)に……
(48)報いの時 [終] ~最終回!義時の最期 承久の乱勃発~
反目する北条義時を討ち取るため、義時追討の宣旨を出し、兵を挙げた後鳥羽上皇。これに対し、政子の言葉で奮起し、徹底抗戦を選んだ幕府は、大江広元や三善康信(小林 隆)の忠言を聞き入れて速やかに京へ派兵することを決断。泰時、平 盛綱(きづき)らが先発隊として向かい、時房らが続く。そんな中、三浦義村は弟・胤義と……
作:三谷 幸喜
音楽:エバン・コール
語り:長澤 まさみ
題字:佐藤 亜沙美
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小栗 旬 (北条義時)
小池 栄子 (政子)
坂口 健太郎 (北条泰時)
瀬戸 康史 (北条時房)
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尾上 松也 (後鳥羽上皇)
市原 隼人 (八田知家)
横田 栄司 (和田義盛)
山寺 宏一 (慈円)
宮澤 エマ (実衣)
秋元 才加 (巴御前)
相島 一之 (運慶)
小林 隆 (三善康信)
生田 斗真 (源 仲章)
松本 潤 (徳川家康)
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草笛 光子 (比企尼(回想))
たかお 鷹 (岡崎義実(回想))
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坂東 彌十郎 (北条時政)
宮沢 りえ (りく)
市川 猿之助 (文覚)
菊地 凛子 (のえ)
鈴木 京香 (丹後局)
大竹 しのぶ (歩き巫女)
栗原 英雄 (大江広元)
山本 耕史 (三浦義村)
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制作統括:清水 拓哉・尾崎 裕和・長谷 知記
プロデューサー:大越 大士・吉岡 和彦・川口 俊介・橋本 万葉・おおず さわこ
演出:吉田 照幸・末永 創・保坂 慶太・安藤 大佑・中泉 慧・松本 仁志・谷口 尊洋
本文のストーリーは、NHK公式ホームページ『鎌倉殿の13人』のあらすじ欄よりそのまま引用しました。なお、出演者名(敬称略)は総集編の出演ではなく、該当期間の本編に出演し、ピンクレジットで紹介された方を順不同で並べ替えたものです。
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