https://www.amazon.co.jp/出雲王国とヤマト政権―伝承の日本史-富士林-雅樹/dp/4901596187/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=1WXO31F7IY6X7&keywords=・富士林雅樹『出雲王国とヤマト政権』大元出版&qid=1687691291&sprefix=富士林雅樹+出雲王国とヤマト政権+大元出版%2Caps%2C215&sr=8-1
2019
2022年6月13日に日本でレビュー済み
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出雲王家の伝承を基に、他の伝承や考古学の成果を加えてわかりやすく解説された日本古代史本だが、元にした出雲王家の伝承の部分と、本書の著者が書き加えた妄想部分の区別がつかず、結果として史実性が非常に低い残念な書籍になってしまっていると感じた
全体の骨格は史実性が高そうだが、縄文時代の三内丸山遺跡まで出雲族だと主張する部分は甚だ疑問で、スサノウも物部も吉野ヶ里遺跡も神武東征も全て徐福の一族だと断定して各地の伝承を列挙するあたりから、完全にオカルト本になっている
元にした東出雲王家の一子相伝の口伝にも、一部に伝承の過程で史実と異なる話が混入しているのだろうが、全体としては史実性が非常に高そうな第一級の歴史資料であるだけに、本書による加筆を非常に残念に感じる
全体の骨格は史実性が高そうだが、縄文時代の三内丸山遺跡まで出雲族だと主張する部分は甚だ疑問で、スサノウも物部も吉野ヶ里遺跡も神武東征も全て徐福の一族だと断定して各地の伝承を列挙するあたりから、完全にオカルト本になっている
元にした東出雲王家の一子相伝の口伝にも、一部に伝承の過程で史実と異なる話が混入しているのだろうが、全体としては史実性が非常に高そうな第一級の歴史資料であるだけに、本書による加筆を非常に残念に感じる
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