https://www.google.co.jp/books/edition/トランシット占星術/mLKm3OEaOH0C?hl=ja&gbpv=0
テトラパックの縁の部分が太陽の力に反応
エーテル的な要素が強く表れる
地
球グリッドは地球のエーテル体に等しいのですが、 このプラトン立体
●の中で最もシンプルな基礎にあるものは、 昔の牛乳であった、 通称 「テ
トラパック」といわれていた紙パックに似た正四面体です。 ピラミッドは底
辺が正方形ですが、 この正四面体というのはあらゆる面が三角形で、 それが
4枚あるものです。
シュタイナーは 『自然と人間の生活』 (西川隆範訳、 風
濤社)で、地球が球体というのは真実ではなく、 四面体のそれぞれの面が
膨らんだ結果作られたのだといいました。 底辺の三角形は中央アメリカ、南
極、コーカサスをコーナーにしていて、 反対側の頂点には日本があると説明
しています。
四面体はぴったりと張り合わされておらず、その線に沿って火山
があるのです。 それはまるで小学生の稚拙な張り合わせのようにつなぎ目は
でこぼこしていて、線に沿って盛り上がる山脈があり、縁のところはまだ固まっ
ていないのだというのです。
シュタイナーは「太陽から発する熱は、この固まっていない場所で、ほかの場
所よりも地球のなかに入り込みます。」 といいました。 人体の中で頭は宇宙の構
造として丸い形を模倣しようとしたが、 顎のところは、この地球の正四面体の
三角形の反映があるのだそうです。 太陽はほとんど物質的には空虚な泡のよう
なもので、中身には何もなく、 純粋に霊的またはエーテル的な天体だとも述べ
ています。 この地球の三角形を4枚張り合わせた縁の部分は、 太陽の力に反
応する場所なので、 エーテル的な要素が強く、 物質的にはまだ流動的な場所と
考えてもよいわけです。 ここには地球グリッドの基本的な考え方が隠されている
と思います。
『パイドン』で、プラトンは異なる色彩の板を毬のように張り合わせていると
記述していますが、 この場合でも、 異なる色彩が張り合わせてあるのですから、
線の部分はまだうまく接合されていない 「脆弱な縫合部分」 ともいえます。 この
脆弱な縫合部分というのは物質的には弱く、そしてより上位のエーテル的な力
が働く部分なのです。 物質的に安定した平面は硬化しており、 他の影響が入っ
てきにくいのです。
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人体でも、この脆弱な縫合部分は外部との接触を許す部分で、 外部と接触
するということは傷つきやすい場所です。 目や鼻、耳、口などもそうですし、喉
または下半身の性器や肛門などもそのように傷つきやすく、 それは情報が行き
来する場所です。 堅い平面というのは情報の差異が存在せず、 縫合部分や段
差が情報を生み出します。
シュタイナーの「太陽から発する熱は、この固まっていない場所で、ほかの
場所よりも地球のなかに入り込みます。」 という考えそのものが、 地球グリッドと
そこから発生するレイラインの意義を語っています。 日本でも有名なパワースポッ
トはみな、 春分・夏至・秋分・冬至の太陽の日の出、日没の通り道にあります。
そこはゆるゆると柔らかく、がっちりと縫い合わされてはいないのです。 結果とし
て、この太陽エネルギーの強い侵入を受けた場所はそんなに正確に直線に走っ
ているともいえないと私は考えています。
トランシット解説
3 地球の網の目
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