鮎壺の滝|黒澤明監督の名作、七人の侍でロケ地になったジオパーク!
先日は浄蓮の滝も見てきたので、最近は滝づくしのオヤマックス(@oyamax72)です。
なんと鮎壺の滝は黒澤明監督の超名作『七人の侍』のロケ地になった場所なんですよ!
映画は見たことなくてもタイトルは知ってる人も多いはず。
黒沢マニアの方なら何度も作品を見ているのでご存知のシーンかと思いますが、滝の下で三船敏郎が鮎を捕まえて他の六人の侍は滝の上から下を眺めている場面です。
鮎壺の滝では、黒澤映画の六人の侍のように滝の上に登ってポーズはとれないけど、滝のすぐ下まで行って間近で写真を取ることは可能です。※天気悪いは危険です!街の方が晴天でも山が雨の場合は急に水の量が増えます。
滞在時間は30分ほどでしょうかね。
わたしが行った日はすごく暖かかったので、子どもたちが滝の近くで川に飛び込んだりして元気に遊んでました。
ちなみにわたしは羅生門も大好きです。登場人物がそれぞれ食い違った証言で人間のエゴイズムを描写してるところが◎
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アクセス・駐車場
住所 | 〒411-0943 静岡県駿東郡長泉町下土狩 |
アクセス | 徒歩:御殿場線 下土狩駅から徒歩4分 自転車:三島駅から自転車で10分(レンタサイクルはコチラ) |
駐車場 | あり(滝までは歩いてすぐです) |
おトクな乗車券情報
三島市・沼津市・清水町・長泉町の指定路線内(伊豆箱根バス・東海バス・富士急シティバス)が1日乗り放題となる観光にお得なチケットです。
鮎壺の滝ってどんなところ?
鮎壺の滝は県指定の天然記念物となっております。落差は約10mで、幅は約90mほどで幅がなが〜い。
およそ1万年前に起きた富士山の噴火によって流れてきた溶岩流でできた滝です。
この溶岩の下にあったローム層が川の流れによって徐々に削られて残った硬い溶岩のところが滝を作り出してます。
オヤマックス
ローム層とは:風に舞ってやってきた火山灰や大気中のほこりが積もり積もって地層になったもの。
鮎がこの滝で止められて群れていたことに由来して『鮎壺』らしい。
滝の始まりから追ってきます。徐々に滝に向かいます〜◎
溶岩で出来てるのでゴツゴツしててイカツイです。
溶岩の上でも木が立派に育っててなんともたくましい姿。
あちこちでポットホール(甌穴)が観測できます。角がとれて丸石は近くのお地蔵様の頭として使われてます。
▽ポットホールの真髄はコチラ。
これが最近一番気になってて、波の強い日にタイムラプスで長時間撮影してウォッチしたら楽しいこと間違いなし。(場所:かんのん浜 鮎壷の滝から車で1時間30分)
さっきから逆行きつい!この日は太陽が元気過ぎて。太陽を直接撮った手法を用いた黒澤明の作品をイメージということで◎
右側の暗い部分は序盤に説明したローム層が侵食されてなくったからぽっかりえぐれてます。
さらに、溶岩樹型といって木がドーンと立ってたところに溶岩が流れて固まってできたできた穴もみれてるのだ。
溶岩流の断面って通常は観測することが困難らしいが、ここではなんともサクッと容易に観測できることから学術的・教育的に価値の高い自然遺産として平成8年に県の天然記念物になったとさ。
黒澤明先生の見ていた世界はずいぶん未来をいっていたのだ。ふむふむ。
橋からの眺めもGOOD◎
橋の下では鯉がいました。
口コミ
まとめ
滝・滝の断面・ポットホール・溶岩樹型が一度に味わえる観光スポットとなっておるので、自然マニアや黒澤マニアにはたまらん場所ですここは!
近隣には徒歩5分で割狐塚稲荷神社もあり、溶岩石&鳥居がたくさんみれるパワースポットなので併せて行くのがオススメ♪
三島駅からも歩いて行ける距離なので散歩にもちょうどいいかも◎
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