2023年11月9日木曜日

剣山方面の磐座探索-6 次郎笈からの降り : 火(ホ)と「ニワ」と鍋釜

剣山方面の磐座探索-6 次郎笈からの降り : 火(ホ)と「ニワ」と鍋釜

剣山方面の磐座探索-6 次郎笈からの降り

8月14日、「大剱神社」の巨大な岩塔「御塔石(オトウイシ)」に出会い、「剣山」をトラバースして「二度見展望所」に至る。

ここからの景観は素晴らしい。

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これから登り返す「次郎笈(ジロウギュウ)」。

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振り返ってみる「御塔石」。
 
「二度見展望所」から、「剣山」~「次郎笈」への縦走路に向かう。

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その途中で見えた巨石。

そして昨日通った縦走路に至る。

行きと帰りでは、同じところを通っても見え方が違う。
時間の差、天候、見る方向が違うので、印象も変わる。

どんな事柄も「一期一会」。

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剣山方面の磐座探索-3 次郎笈~剣山の尾根上の巨石」で紹介したこの巨石も、この平らな面がより鮮明に撮影出来た。

「次郎笈」への登りは結構きつい。

山頂からは360°の展望が開けているが、日差しを遮るものは何もない。

「剣山」から「次郎笈」に登る登山者は結構多い。しかしその殆どは引き返す。
したがって、「次郎笈」の東側の尾根や南面にある巨石群を見る登山者は少ない。「奥槍戸山の家」~「次郎笈」のルートをたどるものだけが、それを見ることが出来る。

それも、このような「巨石・磐座」に興味のない人達には、ただの景色の一コマにすぎないのかもしれない。

突然、アゲハチョウが飛んできた。

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けっこう飛び回るの、なかなかカメラに収まらない。石の上に停まった瞬間に、やっと撮影。

磐座探索をしていると、なぜか大型の蝶類の、アゲハチョウ類によく出会う。

「神さま」が歓迎しているという人もいるが、僕にはよく分からない。
それでも、なんとなく嬉しい。

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「次郎笈」山頂付近から見た南方の山々。

手前の山頂が禿げた山が、「上森三郎」さんがピラミッドだという「1646mの名も無い山」(これからは「槍戸のピラミッド」と呼ぶことにしよう)。

その左手の山は、同じ高度の「1646mの山」。
僕はこの山が気にかかる。

奥の山頂付近が三角の山は「新九朗山」。1635.3mで三角点がある。
 
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地理院地図でその三山を示しておこう。この地図の上部に「次郎笈」。

僕が気になるという「1646mの山」が中心であることが分かる。
さらに地図で見ると「新九郎山」の南東斜面が崩落しているように見えるのも気がかり。

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これから「奥槍戸山の家」まで降り、この「槍戸のピラミッド」に登るのだが、山頂周辺が禿げているのが、気になる。

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それに引き換え、振り返ってみる「剣山」は雄大。

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稜線上の巨石。

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この巨石も南面がスパッと切れたように平ら。
「鏡石」の可能性は大。
黒ずんで見えるが「石灰岩」。

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尾根から少し下った所にある巨石と「槍戸のピラミッド」と「新九郎山」とは、相対峙しているかのように見える。

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この巨石の東面は真っ白。これも「鏡石」。

尾根から少し下った所にあったので、近づいて観察しなかった。
今思えば、無理してでも近づいて、その位置情報を捉えておくべきだった。

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尾根上のこの「立石」と「伏石」の対比は象徴的。
「伏石」は爬虫類の頭のようにも見える。

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この「立石」も存在感たっぷりで美しい。

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「次郎笈」側を振り返ってみる。尾根上の巨石群は、石好きにはたまらない美しさ。

「美しさ」は僕にとっての大きな価値基準。

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力強い巨石群の美しさと共に、恰も「槍戸のピラミッド」と呼応しているかのように思えてしまう。

登り時に見落としていた重要な巨石があった。

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石の表面が真っ白でツルツルでの部分がある。

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表面の一部は風化して剥離しているようだが、超古代、若し全面がこのように真っ白でツルツルであるなら、それは鏡そのものではなかろうか。

今でもこの石の表面を洗えば、あるいは鏡のような写り込みがあったり、日の光を強烈に反射するかもしれない。

その反射光はどこに届いていたのか、精査すれば探しえるかもしれない。

しかも、この巨石群には大きな隙間があり、その中に入ることが出来る。

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その隙間に入り、北方を見れば、真ん中に「剣山」。

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南方を見れば「新九郎山」。
「槍戸のピラミッド」はその山頂部だけが確認できる。

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その隙間。
石の節理の角度が近似しているので、この巨石群は自然に出来たものだと、僕は考えている。
あるいはほんの少しだけ、人の手が加わっているかもしれないが、その痕跡を探すのは、極めて困難。

「自然か人工か?」、にほんの「磐座」を考える上での難問題。

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この隙間部分にも、所々に真っ白でツルツルの石肌も覗く。

この巨石群の隙間の位置情報
N33°50'33.43"  E135°5'24.87"  高度1826.0m(誤差あり)

尾根からトラバース道に入って上を見上げると、「次郎笈」南面の巨石が次々に現れる。

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最上部の角のようにとがった巨石は、先ほど紹介した尾根のすぐ下にあった巨石だと思われる。
この正確な位置情報を取得しておくべきだったと、少し悔やんでいる。

トラバース道は西向きから南向きにほぼ直角に折れる。

その時「次郎笈」から南方向に伸びる尾根の小さなピーク上に、上森さんが何かを見つけた。
「巨石がみえる!」という。
上森さんはカメラをズームアップして確認したようだ。

僕の眼はあまりよくない。その霞んだ眼にも、かすかに石のようなものが見える。

行かねばならない。

つづく
 

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