メディア初解禁!剣山地の謎の石組みと人工で磨かれた鏡石!ソロモンの秘宝エピソード4 かつて剣山地の頂上には古代文明があったのか!?失われた10支...
http://blog.livedoor.jp/omtakebe/archives/65320265.html
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剣山方面の磐座探索-6 次郎笈からの降り
8月14日、「大剱神社」の巨大な岩塔「御塔石(オトウイシ)」に出会い、「剣山」をトラバースして「二度見展望所」に至る。ここからの景観は素晴らしい。
これから登り返す「次郎笈(ジロウギュウ)」。
振り返ってみる「御塔石」。
「二度見展望所」から、「剣山」~「次郎笈」への縦走路に向かう。
その途中で見えた巨石。
そして昨日通った縦走路に至る。
行きと帰りでは、同じところを通っても見え方が違う。
時間の差、天候、見る方向が違うので、印象も変わる。
どんな事柄も「一期一会」。
「剣山方面の磐座探索-3 次郎笈~剣山の尾根上の巨石」で紹介したこの巨石も、この平らな面がより鮮明に撮影出来た。
「次郎笈」への登りは結構きつい。
山頂からは360°の展望が開けているが、日差しを遮るものは何もない。
「剣山」から「次郎笈」に登る登山者は結構多い。しかしその殆どは引き返す。
したがって、「次郎笈」の東側の尾根や南面にある巨石群を見る登山者は少ない。「奥槍戸山の家」~「次郎笈」のルートをたどるものだけが、それを見ることが出来る。
それも、このような「巨石・磐座」に興味のない人達には、ただの景色の一コマにすぎないのかもしれない。
突然、アゲハチョウが飛んできた。
けっこう飛び回るの、なかなかカメラに収まらない。石の上に停まった瞬間に、やっと撮影。
磐座探索をしていると、なぜか大型の蝶類の、アゲハチョウ類によく出会う。
「神さま」が歓迎しているという人もいるが、僕にはよく分からない。
それでも、なんとなく嬉しい。
「次郎笈」山頂付近から見た南方の山々。
手前の山頂が禿げた山が、「上森三郎」さんがピラミッドだという「1646mの名も無い山」(これからは「槍戸のピラミッド」と呼ぶことにしよう)。
その左手の山は、同じ高度の「1646mの山」。
僕はこの山が気にかかる。
奥の山頂付近が三角の山は「新九朗山」。1635.3mで三角点がある。
地理院地図でその三山を示しておこう。この地図の上部に「次郎笈」。
僕が気になるという「1646mの山」が中心であることが分かる。
さらに地図で見ると「新九郎山」の南東斜面が崩落しているように見えるのも気がかり。
これから「奥槍戸山の家」まで降り、この「槍戸のピラミッド」に登るのだが、山頂周辺が禿げているのが、気になる。
それに引き換え、振り返ってみる「剣山」は雄大。
稜線上の巨石。
この巨石も南面がスパッと切れたように平ら。
「鏡石」の可能性は大。
黒ずんで見えるが「石灰岩」。
尾根から少し下った所にある巨石と「槍戸のピラミッド」と「新九郎山」とは、相対峙しているかのように見える。
この巨石の東面は真っ白。これも「鏡石」。
尾根から少し下った所にあったので、近づいて観察しなかった。
今思えば、無理してでも近づいて、その位置情報を捉えておくべきだった。
尾根上のこの「立石」と「伏石」の対比は象徴的。
「伏石」は爬虫類の頭のようにも見える。
この「立石」も存在感たっぷりで美しい。
「次郎笈」側を振り返ってみる。尾根上の巨石群は、石好きにはたまらない美しさ。
「美しさ」は僕にとっての大きな価値基準。
力強い巨石群の美しさと共に、恰も「槍戸のピラミッド」と呼応しているかのように思えてしまう。
登り時に見落としていた重要な巨石があった。
石の表面が真っ白でツルツルでの部分がある。
表面の一部は風化して剥離しているようだが、超古代、若し全面がこのように真っ白でツルツルであるなら、それは鏡そのものではなかろうか。
今でもこの石の表面を洗えば、あるいは鏡のような写り込みがあったり、日の光を強烈に反射するかもしれない。
その反射光はどこに届いていたのか、精査すれば探しえるかもしれない。
しかも、この巨石群には大きな隙間があり、その中に入ることが出来る。
その隙間に入り、北方を見れば、真ん中に「剣山」。
南方を見れば「新九郎山」。
「槍戸のピラミッド」はその山頂部だけが確認できる。
その隙間。
石の節理の角度が近似しているので、この巨石群は自然に出来たものだと、僕は考えている。
あるいはほんの少しだけ、人の手が加わっているかもしれないが、その痕跡を探すのは、極めて困難。
「自然か人工か?」、にほんの「磐座」を考える上での難問題。
この隙間部分にも、所々に真っ白でツルツルの石肌も覗く。
この巨石群の隙間の位置情報
N33°50'33.43" E135°5'24.87" 高度1826.0m(誤差あり)
尾根からトラバース道に入って上を見上げると、「次郎笈」南面の巨石が次々に現れる。
最上部の角のようにとがった巨石は、先ほど紹介した尾根のすぐ下にあった巨石だと思われる。
この正確な位置情報を取得しておくべきだったと、少し悔やんでいる。
トラバース道は西向きから南向きにほぼ直角に折れる。
その時「次郎笈」から南方向に伸びる尾根の小さなピーク上に、上森さんが何かを見つけた。
「巨石がみえる!」という。
上森さんはカメラをズームアップして確認したようだ。
僕の眼はあまりよくない。その霞んだ眼にも、かすかに石のようなものが見える。
行かねばならない。
つづく
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