力と交換様式:索引(作業中)
https://nam-students.blogspot.com/2022/10/blog-post.html
https://www.blogger.com/blog/post/edit/28938242/9065589660744107746
https://www.blogger.com/blog/post/edit/28938242/9065589660744107746
コーン(ノーマン・),231@(『千年王国の追求』)[:83,97,89,4]
https://freeassociations2020.blogspot.com/2022/11/cohnnorman-amazon.html @
https://www.blogger.com/blog/post/edit/102781832752441205/3516911904468035937
https://www.amazon.co.jp/千年王国の追求-ノーマン-コーン/dp/4314010495/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&crid=2A7W35D6UATO&keywords=千年王国の追求&qid=1667328114&qu=eyJxc2MiOiIwLjg4IiwicXNhIjoiMC4wMCIsInFzcCI6IjAuMDAifQ%3D%3D&sprefix=千年王国の追求%2Caps%2C162&sr=8-1
千年王国の追求 単行本 – 2008/5/1
ノーマン コーン (著), Norman Cohn (原著), 江河 徹 (翻訳)
5つ星のうち2.0 3個の評価
すべての形式と版を表示
登録情報
出版社 : 紀伊國屋書店; 新装版 (2008/5/1)
発売日 : 2008/5/1
言語 : 日本語
単行本 : 456ページ
ISBN-10 : 4314010495
ISBN-13 : 978-4314010498Amazon 売れ筋ランキング: - 602,697位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、十一世紀から十六世紀にかけてヨーロッパの根無し草的な貧民のあいだにあらわれた千年王国の幻想とその背後の中世社会を描いている。ユダヤ教や初期キリスト教、あるいは十三世紀の修道院フィオレのヨアキムや異端的神秘主義者たちから受けつがれた千年王国信仰が、預言者やメシア、宗教的セクトを媒介にして、現世での楽園を求める民衆のエネルギーや想像力とどのように結びついたかを、本書はドラマティックに再現する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
コーン,ノーマン
1915年、ロンドンに生まれる。1933‐39年までオックスフォード大学クライスト・チャーチの研究員をつとめ、戦後、イングランド、アイルランドの諸大学で教鞭をとる。元サセックス大学教授。1968年に人種関係問題でアニスフィールド・ウルフ賞を受賞。2007年没
江河/徹
1926年、大分県日田市に生まれる。1962年東京都立大学博士課程修了(英文学専攻)。立教大学、フェリス女学院大学各名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
林縦勝
5つ星のうち5.0 『心性(メンタリティ)史の基礎文献』2006年1月17日に日本でレビュー済み
本著者の目論見の一つは、心性史を社会上層部と中産・下層部から読み解こうとする点にある。マルキシズムというよりはむしろ「トップ・ダウン」、「ボトム・アップ」の視点というほうが正しいであろう。
さて、本書は姉妹編の『魔女狩りの社会史』で見られる「トップ・ダウン」の視点と対を成す「ボトム・アップ」の視点で千年王国主義(メシアニズム)を、様々な要素に分割し関連を考察したものである。そこには、いみじくもE・H・カーが『歴史とはなにか』で述べているように"歴史家は裁判官ではない"という姿勢に貫かれた、冷静なまなざしがある。それが心性史の類書に参考文献として多く引用されているひとつの理由であろう。もちろん、十分かつ膨大な一次資料をもとに精緻な議論がなされている点も見逃せない理由だ。そして現代思潮に通ずる諸派の概観、とりわけ自由心霊派の考察には驚きを隠せなかった。
訳文も読みやすいので、二段組と分量は多いもののぜひ手に取って見てもらいたい一冊である。
0 件のコメント:
コメントを投稿