検索結果1-3 / 4
幣神をまつる時の幣帛→ごへい。幣神座である御手座を採り舞(神楽)を舞ふ。 3 幣神にたてまつる礼物。供物。天子にたてまつる礼物。貢物。まひ みつまひなひまひな」るやのまひ 0 貴人・賓客・ 49 第一章贈り物の起源.
貢物。の幣(幣ひ)神にたてまつる礼物。礼幣不正な意図のもとに他人に贈与された金品。ワイ口。漢字の「幣」という字には、「みつぎもの」「つかひもの」「ひきでもの」の意味はあっても、マヒナヒ、つまりワイ口という語感はない。 6 賂ろ。ワかい。
この時、河内の男のセリフのはじめに、「河神祟りて吾を以て幣とせり」と記されていたたやつがれまひる。まひいけにへ河の神がた ... の朝廷または神に奉る土地の産物、殊に食用に供する魚、鳥など。貢物。供物、会見の時の礼物。おくりもの。みやげ。
新釈漢和辞典〔新訂版〕 - 312 ページ
国史神祇集:
潮 - 第 269~271 号 - 82 ページ
「蔽」は「ものがぼろぼろになって草で覆われる」という成り立ちで、「隠す」という意味で「隠蔽」などの熟語で使われます。 「幣」は布を表す「巾」という字が下の部分についていて「神に捧げる布」という成り立ちで、のちに銭を神様に捧げるようになったところから「お金」という意味も持つようになったそうです。2019/12/14
進学塾アルファ狭山校 弊蔽幣(へいへいへい)
https://alphasayama.blog.fc2.com/blog-entry-344.html
せっかくなので、弊、蔽、幣について少し詳しくご紹介すると、まず「弊」ですが、実は本来は下の部分が「犬」の「獘」という字として成立しています。「犬が疲れて倒れて死ぬ」という成り立ちで、「倒れる」「疲れる」「止まる」「悪い」などの意味があり、「疲弊」「弊害」などの熟語で使われ、またそうした意味から自らの側を低める「弊社」などといった謙譲語でも使われます。「蔽」は「ものがぼろぼろになって草で覆われる」という成り立ちで、「隠す」という意味で「隠蔽」などの熟語で使われます。「幣」は布を表す「巾」という字が下の部分についていて「神に捧げる布」という成り立ちで、のちに銭を神様に捧げるようになったところから「お金」という意味も持つようになったそうです。神に捧げる布という意味では「御幣餅(ごへいもち)、五平餅」などで知られる「御幣」という熟語で使われ、お金という意味では「紙幣」「貨幣」などの熟語で使われます。これからも「漢字の勉強は、成り立ちや意味をうまく利用して」という方式で、漢字が好きな生徒を増やせるように取り組んでいきたいと思います。
「幣」は「神様に捧げる布」という意味では「ぬさ」などと読みますが、百人一首の「このたびは幣(ぬさ)も取りあへず手向(たむけ)山 紅葉(もみぢ)の錦(にしき)神のまにまに」という歌を詠んだ人は誰でしょう?
2011/11/17-回答 3 件
「幣帛」「官幣」「御幣」「幣束」「奉幣」などは神前に供える布という意味で用いられています。 「幣物」は贈り物という意味で用いられています。 「幣制 ...
-2008年7月21日
-2012年1月15日
-2021年1月24日
-2011年12月15日
2021/8/18 -... 採点のプロフェッショナル”ゆーみんです! 「幣」と「弊」、「懇」と「墾」など、かたちがよく似た漢字を正しく使い分けられていますか?学校のテス.
2021/2/17 -「弊」は「自分の物に冠して、謙遜の意を表す語」(広辞苑)ですが、「幣紙」と誤記してしまっては形無し。いつも紙幣のことばかり考えているのですぐ ...
2017/11/2 -「弊」は「破れたもの」などの意味があり、自分の物などにつけて、へりくだる気持ちを表します。「幣」は「紙幣(しへい)」「貨幣(かへい)」などに ...
2005/8/7 -「弊」という漢字にはいくつかの意味がありますが、そのすべては「マイナス」のイメージを持っています。 「弊害」「悪弊」「旧弊」「語弊」などの使い方 ...
「藪をつついて蛇を出す」は「やぶへび(しなくてもよいことをしてかえって災いを受けるたとえ)」のことです。 「弊・幣・蔽」は読みの部分は同じですが、 意味は ...
2018/1/21 -弊、幣、蔽は中学校で習う常用漢字、敝、斃は常用漢字から外れています。 ... 漢字の部首は『廾・にじゅうあし』、漢字の意味は『弊(やぶ) ...
2011/12/17 -幣は「ヘイ」「ぬさ」などと読み、「貨幣」などのようにお金のことを、または「幣(ぬさ)」のように神に捧げる紙や布のようなものを指します。 弊は「ヘイ ...
1639「幣」はなぜ貨幣の意味があるのか?
「幣」白川静『常用字解』
「形声。音符は敝。敝は㡀(儀礼のときにつける前かけの形)と攴(うつの意味がある)とを組み合わせた形で、前かけが破れるの意味となる。説文に“帛なり”とあり、神を祭るときに神に捧げる“幣帛(ぬさ)”をいう」
[考察]
「前かけが破れる」という意味と、「神を祭るときに神に捧げる幣帛」の意味に何の関係があるのか。前者からなぜ後者の意味が出てくるのか、さっぱり分からない。
だいたい敝に「前かけが破れる」という意味があるのか。『説文解字』では「敗衣(敗れた衣)」とある。「前かけ」という特殊なものが破れるのではあるまい。図形的解釈と意味が混乱している。
古典における幣の用例から意味を確かめるのが先決である。
①原文:事之以皮帛。
訓読:之に事(つか)ふるに皮幣を以てす。
翻訳:毛皮や絹織物を献上して彼ら[異民族]に仕えた――『孟子』梁恵王下
②原文:幣重而言甘、誘我也。
訓読:幣重くして言甘きは、我を誘ふなり。
翻訳:礼物が手厚く言葉が甘いのは、私を誘惑しようとするからだ――『春秋左氏伝』僖公十年
①は祭祀や礼物に用いる帛(絹織物)の意味、②は貴重な礼物の意味で使われている。これを古典漢語ではbiad(呉音でべ 、漢音でヘイ)という。これを代替する視覚記号しとして幣が考案された。
幣は「敝(音・イメージ記号)+巾(限定符号)」と解析する。敝は「㡀(音・イメージ記号)+攴(限定符号)」と解析する。㡀は「八+八+巾」に分析する。八は「↲↳の形に左右に(二つに)分ける」というイメージを示す記号。巾は布と関係があることを示す限定符号。㡀は布を二つに切り分ける情景を表す図形である。攴は動作を示す限定符号。したがって敝は衣を切り裂く(破る)ことを暗示させる。敝は「二つに分ける」というイメージを示す記号となる。これに布と関係があることを示す限定符号を添えた幣は、いくつかに折り分けて束ねた帛を暗示させる。この意匠によって上の①と意味するbiadを表記する。
1640「弊」は「疲れた果てに倒れる」の意味か?
「弊」白川静『常用字解』
「形声。音符は敝。敝は㡀(儀礼のときにつける前かけの形)と攴(うつの意味がある)とを組み合わせた形で、前かけが破れる、傷むの意味がある。弊は疲れた果てにたおれるの意味となる」
[考察]
敝に「前かけが破れる、傷む」という意味があるだろうか。そんな意味はない。説文では「敗衣(敗れた衣)」とあるが、用例がない。また「前かけが敗れる、傷む」の意味からなぜ「疲れた果てに倒れる」という意味になるのか。そもそも弊に「疲れた果てに倒れる」という意味があるのか。「廾」の説明もない。
古典における弊の用例を見てみよう。
①原文:大成若缺、其用不弊。
訓読:大成は欠けたるが若し、其の用弊(やぶ)れず。
翻訳:究極の完成は欠けた所があるように見える。しかしいくら使ってもこわれることはない――『老子』四十五章
②原文:冠雖穿弊、必戴於頭。
訓読:冠穿弊すと雖も、必ず頭に戴く。
翻訳:冠は穴が開いてぼろぼろでも、必ず頭にかぶせる――『韓非子』外儲説左下
①は物がこわれてだめになる(やぶれる)の意味、②は衣などが破れてぼろぼろになる意味で使われている。これを古典漢語ではbiad(呉音でベ、漢音でヘイ)という。これを代替する視覚記号しとして弊が考案された。
弊は「敝(音・イメージ記号)+廾(限定符号)」と解析する。敝については1639「幣」で述べた。敝は「㡀+攴」に分析する。㡀は「八(二つに分ける)+八+巾(ぬの)」に分析する。八がコアイメージに関わる基幹記号である。「二つに分ける」というコアイメージである。㡀は布を切り分ける情景。敝は衣などを二つに切り裂く様子を示している。廾は両手または手の動作に関係があることを示す限定符号。したがって弊は物を二つに裂いて破る状況を示している。この意匠によって上の①②の意味をもつbiadの表記とする。
転義として、力や勢いがぐったりしてだめになるという意味がある。これが疲弊の弊である。白川のいうような「疲れた果てに倒れる」という意味ではない。
「幣」と「弊」は、逆の意味ですか?
正反対ではなく、無関係です。 正反対と言うには、「開閉」や「強弱」など、両者が動詞や形容詞として働く字である必要があります。 幣は「ヘイ」「ぬさ」などと読み、「貨幣」などのようにお金のことを、または「幣(ぬさ)」のように神に捧げる紙や布のようなものを指します。 弊は「ヘイ」「つい(える)」などと読み、「ついえる」は費える/潰えるとも書き、ものがくたびれてボロボロになったり、時間やお金などを浪費してなくなってしまったり、そういう意味です。 「弊害」とか「語弊」などのように、「間違った/悪い」などといった意味があります。 まぁ、場合によっては、貨幣が弊える、という感じで、割と逆の意味の字となりうるでしょうが。
0 件のコメント:
コメントを投稿