四川省・羌(チャン)族の村を訪ねて
2006/09/01 - 2006/09/02
475位(同エリア766件中)
わさわささん
九寨溝の帰りに古い羌族の村が残っている桃坪(タオピン)に寄りました。「地球の歩き方」にも掲載されていませんが、成都から1泊2日で行けます。
- 交通手段
- 高速・路線バス
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チャン族は急峻な岩山の中腹に建物を密集させて村を作っています。石造りの家と、ひときわ目立つ塔が特徴的です。桃坪は古い村が残っていて、村全体が観光地になっています。(白川郷や妻籠宿みたいな感じ)
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塔は、外敵が攻めてきたときの見張りに使われていたそうです。村がひとつの城砦になっている感じです。
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昔は貧しくて、コメではなくトウモロコシしか食べられなかったとか。石造りの建物とのコントラストが美しいです。
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このように狭く入り組んだ路地が縦横無尽に張り巡らされています。また、建物の下を清水の水路が走っています。
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石造りの建物の窓からの眺めです。
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昼間は観光客と、彼らにみやげ物を売りつける村人の声で賑やかですが、夕方になると素朴でひっそりとした日常が戻ります。村人たちも商売気が抜けて、穏やかに話しかけてきてくれます。
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宿泊した民宿。たくさんの家が民宿を経営していて熱心に客引きされますが、一旦、村の中心部まで行ってから探したほうがいいでしょう。私たちの泊まった宿はぶどう棚のブドウとリンゴは食べ放題、1泊2食で1人40元でした。宿の人はちょっとお節介ですが親切でした。
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夕食は地元の野菜と干し肉が中心のチャン族料理です。写真のほかに2品ほど出て、食べ切れないほどです。なお、シャワー(熱湯が出ます)とトイレは共同です。
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宿のおばあさん。我々があまり食べない(というより中国人が食べ過ぎるのでは?)のを心配したのか、帰るときにリンゴやブドウをたくさん持たせてくれました。
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桃坪は成都から都江堰を経由して九寨溝へ行く途中にある町・文川(ウェンチュアン。文にはさんずいが付きます)から17キロ。バスか乗り合いタクシーで2、30分ほどです。村への入場料が25元かかります。小さな村なので1泊で十分でしょう。なお、ウェンチュアンから成都まではバスで4時間ほどです。
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