2015/9/27 -2015/06/23 (2日目) 続き 羌族(チャン族、現地ガイドは日本語読みでキョウ族と発音)の村、桃坪羌寨(とうへいきょうさい)を現地ガイドの案内で歩きます ...
旅レポート 中国・桃坪羌寨~汶川
中国・桃坪羌寨~汶川
2015/06/23 (2日目) 続き羌族(チャン族、現地ガイドは日本語読みでキョウ族と発音)の村、桃坪羌寨(とうへいきょうさい)を現地ガイドの案内で歩きます。この辺りの中心広場、お土産の屋台がいっぱい囲んでいます。同じ石材を使った統一された石造りの家が立ち並び、古鎮というより最近作ったテーマパークのような感じです。
メインの散策路にもお土産屋がぎっしりですが、外国人観光客が欲しがりそうなものはあまりありません。ここまで観光地化されているとせっかくの景観も台無しです。
この村の中にはあちらこちらに、チャン族の文化風習を語る銅像のようなものが置かれています。四川省のこの地方に暮らす少数民族の暮らしが、漢民族とは違うということを主張しているように見えます。チャン族は30万人くらいいるようです。
村中に水路が張り巡らされているのも特徴です。道の脇だったり、こうして家々の間などにも水路があります。独特な集落の作り方に見えます。
ブラブラっと一周歩いて雰囲気を楽しみます。初めて見る村の景色ですが、あまりに新しく見えたのであまり感慨がありませんでした。
一周して駐車場付近に戻ったら写真タイムとなりました。
地図をチェックするとどうやら村は大きく二つに分かれているようで、右半分を今周ってきたようです。左半分は景区として入場券が必要なようで、高台にあり、そちらが古くからの村が残っている部分なのでしょう。
ひとまず、先ほどと同じ道を周りながら、村の中心広場の上にある釈比祭壇までやってきました。そこにあった説明には日本語訳もありましたが滅茶苦茶な説明でした。釈比とは精神的なリーダーらしく、チャン族に伝承される文化をこの祭壇での儀式などを通して伝えていく責任を負っているようです。この釈比祭壇の上に、村の半分があり、そこには独特の煙突のような砦や、迷路のような古い町並みが残っているそうです。
釈比祭壇からは村の中心の広場と先ほど私達が周った村の半分、下の集落が見渡せます。
このように山に囲まれた村です。側の注意書きに、「湿っぽい泳ぐ気を付けて感電死さ」という訳の分からない日本語付きの看板がありました。この村の日本語は全てが意味不明です。
そろそろ時間なので駐車場方面へと戻ります。先ほど通っていない脇道などを通ります。新規開発中なのか、工事中の箇所が多いですが、これで分かるように、現在では石造りというよりセメントで作った家にタイルのように石を貼っているようです。ちょっと興ざめです。
建物のほとんどはホテルやレストランを営んでいると思われるものが多く、生活の匂いのようなものはあまり感じられません。
軒先などそこかしこにトウモロコシと唐辛子の飾り物があるのがとても印象的です。乾燥トウモロコシを作っている訳ではありません。トウモロコシはその色からお金がたくさん貯まりますようにという願いが込められているそうです。
こちらがチャン族の方達です。民族衣装がとても鮮やかで、女性の髪形も特徴があります。
今でも普段からこういった姿をしているのかは甚だ疑問で、おそらく観光客向けの何らかの商売のためと思われます。
11:10 時間に合わせて駐車場に戻ってきました。妙に新しく見えた村でしたが、考えてみれば四川大地震などからの復興も原因かも知れません。日本人にはあまり馴染みのない観光地ですが、中国ではかなり有名な村みたいです。
11:10 私がバスに帰着すると同時に出発です。こちらは村の正門ですかね、やはり動物の頭が飾られています。遊牧民の血を誇りに思っているのでしょうか。
汶川まで来た道を戻ります。ここは2008年の四川大地震で大きな被害にあった場所です。四川大地震は中国では汶川地震と名付けられています。あれだけの被害にあったのに、高層建築を建てて大丈夫なのでしょうか。ちょっと心配です。
11:30 汶川のホテルの会議場みたいな所でランチです。郷土料理ですが、野菜系が多く品数はいっぱい、四川省なのに辛いものはほとんどありません。ビールは1本30元(おそらく現地価格ではなく現地旅行会社が統一料金で案内、ツアー中どこでもビール1本30元とぼったくり価格です)。
次回は続きから松藩をレポートの予定です♪
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