2023年3月22日水曜日

干支と12方位 | 現役食口Unrestorableの不信仰告白

干支と12方位 | 現役食口Unrestorableの不信仰告白

ところで、ダン族が鷲の紋章を持っている由来が分からないと以前書きましたが、その由来となるかも知れない聖書の記述を発見しました。

エゼキエルが幻視を受けた時、四つの生き物を見るようになります。


エゼキエル書1:10

「顔の形は、おのおのその前方に人の顔をもっていた。四つの者は右の方に、ししの顔をもち、四つの者は左の方に牛の顔をもち、また四つの者は後ろの方にわしの顔をもっていた。」


前を南、右を東、左を西、後ろを北として、上述の民数記の陣形と当てはめると、ピッタリと合います。

ただ、民数記時代に既にシンボルが確立していたので、ダンのシンボルが鷲が加えられたのは後代の事かと思われます。


東(獅子)

ユダ=獅子

イッサカル=驢馬

ゼブルン=船


南(人のようなもの)

ルベン=、水

シメオン=剣と魔法瓶

ガド=幕屋

レビ(会見の幕屋)


西(牛)

エフライム=、ユニコーン

マナセ=オリーブの枝、弓

ベニヤミン=狼


北(鷲)

ダン=蛇、天秤、

アセル=オリーブの木、水差し

ナフタリ=鹿


また、この生き物はそれぞれ、四つの福音書にも相当すると考えられているようです。

マタイが人、マルコが獅子、ルカが牛、ヨハネが鷲です。

それを提唱したのは初期聖書学者の教父エイレナイオスで、それが啓示的なものかは分かりません。

エゼキエル書48章ではイスラエルの各部族の領地が定められていますが、領地と方位とはあまり関係が無いと思われます。

30節には町(エルサレム?)の出口(門)の方角について、それぞれの部族が割り振られています。

各方位に三つの門が作られています。


北=ルベン・ユダ・レビ

東=ヨセフ・ベニヤミン・ダン

南=シメオン・イッサカル・ゼブルン

西=ガド・アセル・ナフタリ


何故、この配置なのかは分かりません。

それぞれの領地へ出て行くにしても、私の持っている資料の地図とは方角が合いませんし、民数記の配列とも一致しません。

レビが含まれている事から、これらの位置付けは別物と思われます。


残念ながら、干支の方位とイスラエル12支族の方位とシンボルである動物とは関連性が見つけられませんでした。

まあ、当たり前と言えば当たり前ですが…。

ギリギリ、ベニヤミンの狼と戌が一致しそうなくらいです。

[ ]で書いたのは町の門に由来する部族です。


東(獅子)

虎:イッサカル=驢馬

卯:ユダ=獅子

辰:ゼブルン=船

[ヨセフ・ベニヤミン・ダン]


南(人のようなもの)

巳:シメオン=剣と魔法瓶

未:ルベン=人、水

午:ガド=幕屋

レビ(会見の幕屋)

[シメオン・イッサカル・ゼブルン]


西(牛)

申:マナセ=オリーブの枝、弓

酉:エフライム=牛、ユニコーン

戌:ベニヤミン=狼

[ガド・アセル・ナフタリ]


北(鷲)

亥:アセル=オリーブの木、水差し

子:ダン=蛇、天秤、鷲

丑:ナフタリ=鹿

[ルベン・ユダ・レビ]


何故、方位にこだわるかと申しますと、聖書では方角は非常に意味があると思われるからです。

人の子は東から来ますし、北の山に座す者もいます。
東と言えばユダ族ですし、北と言えば蛇(鷲)をシンボルとするダンがいます。

十二支は秦の時代から有ったと言われており、当時は「鹿」や、動物ではない「水」といった干支も有ったそうで、なんとなくイスラエル十二支族に由来しそうなイメージも有ります。

秦の始皇帝はユダヤ人だったかも知れないという説が有ると、いつかの記事で書きましたが、実際に干支もそこに由来するのかも知れません。

秦時代の文献の「辰」は原文が欠けていて、何を意味するのかが分からなくなっているそうです。

現代では「龍」という唯一、架空の生物を表す文字だけに意味有り気ですよね。

別の文献では「始皇帝が龍を食した」というものが有り、鰐(ワニ)がその正体だとする説が有ります。

もしかしたら鰐が干支に含まれていたのかも知れません。

ちなみに中国の一般的な龍の姿と言うのは、漢の時代に制定されたという説が有ります。

耳は牛、目は兎、角は鹿、頭は駱駝、胴は蛇、腹は蛤、鱗は鯉、足は虎、爪は鷹」だそうです。

腹はハマグリ?よく分かりませんが。

そもそも伝承では十二支は本来、13の動物が有りましたが、何らかの事情で一匹の動物がそこに加わることが出来なかったことになっています。

それが鹿だったり、蛙だったり、鼬(イタチ)だったり、伝承も様々なようです。

「フルーツバスケット」という漫画では猫でしたね。

あ、御存知無い?

いずれにしても、支族の列に加われなかったレビ族を暗示するかのような設定であり、本来は13であるという秘密が隠されているようにも思えます。


どこまでも確信に至れる資料は無いですし、そんなものが有れば、とっくに他の誰かが発見しているはずなので、今回はお試しで12支族と干支をくっつけて考えてみました。

何か「気付いた」とか、「知っている」という方は教えて下さい。

ところで、「虎」という字には「七」と「八?」の字が見受けられますね。

漢字の由来が気になるの~。

こういう事考えていると、無駄な事なのかも知れませんけど、もう次から次に調べたい事が増えてきます。


お読み下さりありがとうございました。

https://ameblo.jp/unrestorable/entry-11590992010.html

干支と12方位

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昨日は親指を除く4本の指の関節が合計12であり、万象に12の原理数が存在する事に触れました。

12と言えば時間的な理を表すものが思い浮かびます。

東洋では干支が有ります。

干支の由来は「易」ですが、様々な国で取り入れられ、扱われている動物は国ごとに多少、異なるようです。

干支にまつわる何らかのみ言が無いかと探してみました。


1992.2.9 真の御父母様御生誕日の祝祷

「お父様! 今、六甲(※注 甲・乙・丙・丁・戌・己・庚・辛・壬・発の十干と、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の十二支を次ぎ次ぎに組み合わせたもの。六十干支となる。「六十甲子」の略)を中心として満六回目を迎える七十二歳を迎えましたので、二〇〇〇年代までの残された八年間に、父母様を中心として統一家が一つになって、今、歴史的な召命の前に恥ずかしくないように責任を果たさなければならない使命が残っていますので、きょうから新しく決意し、新しく整備して、神が願われる勝利的版図のために、勝利的世界のために、平和の世界のために直行前進することのできる決意を誓うこの時間となることを許諾してくださるように、切に、切に、お願い申し上げます。」


2004.10.14 以北出監五十四周年・霊界統一解放四周年

十は天の数です。甲乙丙丁戊己庚辛壬癸、これは天の数であり、子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥、この十二数は地の数です。十二支派の形態が、戴冠式と即位式を連結させてここに集まったので、この聖堂の場に集まるのにふさわしい実体圏が直結しているのです。座ってみて、心でうれしく思いました。」


第44回真の子女の日

「十二種類の干支を甲子、乙丑、丙寅、丁卯と、十数で数えれば、五回で還暦になって、一回りします。これが二度、合わさるときには、百二十年であり、三度では百八十年です。人間が、いくら生きたとしても、百八十歳まで生きるのは、難しいのです。しかし、今、百二十歳までは、だれでも生きることができる限界圏内になっています。」


第45回真の父母の日

「米国は、十二進法を使いますか、十進法を使いますか? フィートは何ですか? 十二進法ですか、十進法ですか? ですから、天使長です。ですから、干支というものは、五行に合わせて、十二数を中心として六十の峠を越えるのです。」


干支に示される動物の暗示的な意味等を語られたものは見つかっていませんが、それらの動物達は時間だけではなく方位も表します。

後述の内容から、方位を先立てて表記します。

本来は4方位の間の北東・南東・南西・北西は、2つの動物を掛け合わせた「艮」「巽」「坤」「乾」で八卦を表しますが、あえて12数に合わせるために12方位に区分けしました。


真北:子(鼠)11月、23:00

北東:丑(牛)12月、1:00

東北:寅(虎)1月、3:00

真東:卯(兎)2月、5:00

東南:辰(龍)3月、7:00

南東:巳(蛇)4月、9:00

真南:午(馬)5月、11:00

南西:未(羊)6月、13:00

西南:申(猿)7月、15:00

真西:酉(鶏)8月、17:00

西北:戌(犬)9月、19:00

北西:亥(猪)10月、21:00


時間で言えば、「草木も眠る丑三つ時」というのが有りますが、それは丑の刻を4つに分けた3つ目の時間帯ですから、AM2:00~2:30という時間帯です。

丑の刻参りというのはそういう時間に行うやつなわけですね。

方位にまつわる話しで言えば、桃太郎のお供が「犬・猿・雉」ですが、これは暗号で「西(戌・申・酉)の方角」を表したものではないかという説が有ります。

そこから鬼ヶ島の位置を割り出そうという面白い研究も有ります。


何故、今回、方角に焦点を当てるかと言いますと、イスラエルの12支族に割り振られた方角が有るからです。

そこから何らかの関連性が発見されれば嬉しいですが、どうでしょうか。

民数記では、イスラエルの部族がそれぞれ各方位に陣形を組んで移動するように指定されており、恐らくは秩序を持って行動出来るように定めたのかと思われます。

その記述を見ると、彼らは既に部族ごとのシンボルを持っていたようであり、シンボルマークの詳細は書かれていません。


民数記2:2

「イスラエルの人々は、おのおのその部隊の旗のものとに、その祖父の家の旗印にしたがって宿営しなければならない」


東(一番手)

ユダ 74600

イッサカル 54400

ゼブルン 57400


南(二番手)

ルベン 46500

シメオン 59300

ガド 45650

レビ(会見の幕屋)


西(三番目)

エフライム 40500

マナセ 32200

ベニヤミン 35400


北(四番目)

ダン 62700

アセル 41500

ナフタリ 53400

数字は戦争に出る事の出来る20歳以上の者(男子?)の数で、総勢60万3550人です。

凄い数です。

戦争に出られない老人、女性、子ども、数えられていないレビ族を含めたら3倍以上になるかも知れません。

秩序正しく移動しなければ混乱しますよね。


ところで、ダン族が鷲の紋章を持っている由来が分からないと以前書きましたが、その由来となるかも知れない聖書の記述を発見しました。

エゼキエルが幻視を受けた時、四つの生き物を見るようになります。


エゼキエル書1:10

「顔の形は、おのおのその前方に人の顔をもっていた。四つの者は右の方に、ししの顔をもち、四つの者は左の方に牛の顔をもち、また四つの者は後ろの方にわしの顔をもっていた。」


前を南、右を東、左を西、後ろを北として、上述の民数記の陣形と当てはめると、ピッタリと合います。

ただ、民数記時代に既にシンボルが確立していたので、ダンのシンボルが鷲が加えられたのは後代の事かと思われます。


東(獅子)

ユダ=獅子

イッサカル=驢馬

ゼブルン=船


南(人のようなもの)

ルベン=、水

シメオン=剣と魔法瓶

ガド=幕屋

レビ(会見の幕屋)


西(牛)

エフライム=、ユニコーン

マナセ=オリーブの枝、弓

ベニヤミン=狼


北(鷲)

ダン=蛇、天秤、

アセル=オリーブの木、水差し

ナフタリ=鹿


また、この生き物はそれぞれ、四つの福音書にも相当すると考えられているようです。

マタイが人、マルコが獅子、ルカが牛、ヨハネが鷲です。

それを提唱したのは初期聖書学者の教父エイレナイオスで、それが啓示的なものかは分かりません。

エゼキエル書48章ではイスラエルの各部族の領地が定められていますが、領地と方位とはあまり関係が無いと思われます。

30節には町(エルサレム?)の出口(門)の方角について、それぞれの部族が割り振られています。

各方位に三つの門が作られています。


北=ルベン・ユダ・レビ

東=ヨセフ・ベニヤミン・ダン

南=シメオン・イッサカル・ゼブルン

西=ガド・アセル・ナフタリ


何故、この配置なのかは分かりません。

それぞれの領地へ出て行くにしても、私の持っている資料の地図とは方角が合いませんし、民数記の配列とも一致しません。

レビが含まれている事から、これらの位置付けは別物と思われます。

残念ながら、干支の方位とイスラエル12支族の方位とシンボルである動物とは関連性が見つけられませんでした。

まあ、当たり前と言えば当たり前ですが…。

ギリギリ、ベニヤミンの狼と戌が一致しそうなくらいです。

[ ]で書いたのは町の門に由来する部族です。


東(獅子)

虎:イッサカル=驢馬

卯:ユダ=獅子

辰:ゼブルン=船

[ヨセフ・ベニヤミン・ダン]


南(人のようなもの)

巳:シメオン=剣と魔法瓶

未:ルベン=人、水

午:ガド=幕屋

レビ(会見の幕屋)

[シメオン・イッサカル・ゼブルン]


西(牛)

申:マナセ=オリーブの枝、弓

酉:エフライム=牛、ユニコーン

戌:ベニヤミン=狼

[ガド・アセル・ナフタリ]


北(鷲)

亥:アセル=オリーブの木、水差し

子:ダン=蛇、天秤、鷲

丑:ナフタリ=鹿

[ルベン・ユダ・レビ]

何故、方位にこだわるかと申しますと、聖書では方角は非常に意味があると思われるからです。

人の子は東から来ますし、北の山に座す者もいます。
東と言えばユダ族ですし、北と言えば蛇(鷲)をシンボルとするダンがいます。

十二支は秦の時代から有ったと言われており、当時は「鹿」や、動物ではない「水」といった干支も有ったそうで、なんとなくイスラエル十二支族に由来しそうなイメージも有ります。

秦の始皇帝はユダヤ人だったかも知れないという説が有ると、いつかの記事で書きましたが、実際に干支もそこに由来するのかも知れません。

秦時代の文献の「辰」は原文が欠けていて、何を意味するのかが分からなくなっているそうです。

現代では「龍」という唯一、架空の生物を表す文字だけに意味有り気ですよね。

別の文献では「始皇帝が龍を食した」というものが有り、鰐(ワニ)がその正体だとする説が有ります。

もしかしたら鰐が干支に含まれていたのかも知れません。

ちなみに中国の一般的な龍の姿と言うのは、漢の時代に制定されたという説が有ります。

耳は牛、目は兎、角は鹿、頭は駱駝、胴は蛇、腹は蛤、鱗は鯉、足は虎、爪は鷹」だそうです。

腹はハマグリ?よく分かりませんが。

そもそも伝承では十二支は本来、13の動物が有りましたが、何らかの事情で一匹の動物がそこに加わることが出来なかったことになっています。

それが鹿だったり、蛙だったり、鼬(イタチ)だったり、伝承も様々なようです。

「フルーツバスケット」という漫画では猫でしたね。

あ、御存知無い?

いずれにしても、支族の列に加われなかったレビ族を暗示するかのような設定であり、本来は13であるという秘密が隠されているようにも思えます。


どこまでも確信に至れる資料は無いですし、そんなものが有れば、とっくに他の誰かが発見しているはずなので、今回はお試しで12支族と干支をくっつけて考えてみました。

何か「気付いた」とか、「知っている」という方は教えて下さい。

ところで、「虎」という字には「七」と「八?」の字が見受けられますね。

漢字の由来が気になるの~。

こういう事考えていると、無駄な事なのかも知れませんけど、もう次から次に調べたい事が増えてきます。


お読み下さりありがとうございました。



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