2023年1月5日木曜日

[新装版]謎の出雲帝国 天孫族に虐殺された出雲神族の屈辱と怨念の歴史 eBook : 吉田大洋: Kindle Store


https://www.amazon.co.jp/-/en/吉田大洋-ebook/dp/B07Y21XBFL/ref=sr_1_1?crid=18V1VNFEHWJG0&keywords=吉田大洋著書+「謎の出雲帝国」+「家紋の源流」&qid=1672892901&s=digital-text&sprefix=吉田大洋著書+謎の出雲帝国+家紋の源流+%2Cdigital-text%2C168&sr=1-1

Reviewed in Japan 🇯🇵 on August 10, 2018
Verified Purchase
司馬遼太郎「生きている出雲王朝」に登場するW氏こと富當雄氏が情報提供元の本です。興味深い本ですが、古事記がシュメール語で読めるという時点で本書の信頼度は著しく下がってしまいます。富家口伝について知りたい人は大元出版の斎木雲州氏の著作「出雲と蘇我王国 : 大社と向家文書」「出雲と大和のあけぼの : 丹後風土記の世界」などを当たった方がいいかもしれません。

比較して気づいた部分としては
「謎の出雲帝国」が吉備をヒボコ系としてるのに対し、斎木氏の著作では吉備は奈良のカツラギ王国から別れた出雲と同系
「謎の出雲帝国」が春日氏をヒボコ系としているのに対し、斎木氏の著作では出雲臣系、
といった点が挙げられます。

斎木氏の著作の内容を要約すると、スサノオは徐福だったとしています。秦の始皇帝の命で不老不死の薬を蓬莱島に探しにいったまま帰らなかった道士です。この徐福によって八千矛(主王)と事代主(副王)が殺されたとしています。八千矛は大国主命の別名です。徐福は二度目の来日で北部九州に定着し、物部氏の祖(ホアカリ/ニギハヤヒ)と呼ばれるようになったとのことです。
28 people found this helpful
Report abuse

0 件のコメント:

コメントを投稿