2023年12月9日土曜日

エジプトにあるギザの大ピラミッドが星信仰によって建造された詳しい経緯を教え... - Yahoo!知恵袋


https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1253476447

エジプト考古学者の吉村作治さんやイギリス天文考古学者ロバート・ボーヴァル氏が説いたものです。 それは《クフ王》の大ピラミッドの建造者ヘムオンがオシリス神話に基づく星信仰のシンボルに変える為にオリオン座、即ち天空図を創造したもの。 ●クフ王 ●カフラー王 ●メンカウラー王 隣接する三大ピラミッドの上空写真を見ると、最も華やかな冬空の王者オリオン座の4つの明るい星で作る長方形の真ん中に《三つ星》と呼ばれる斜め一文字に並ぶ3個の2等星の位置と大きさがピタリと一致する事。 またクフ王の大ピラミッドがヘムオンの星派によって建造された事を示すものがクフ王の死後220年後に建てられた 第5王朝最後の王《ウナス王》ピラミッド (紀元前24世紀頃) ウナス王の時代に建造された内部同一の 《テティ王》ピラミッド (紀元前24世紀頃) この2つのピラミッド内部に星信仰を示す様々な記述が残されているのです。 前室と玄室の壁面には『ピラミッドテキスト』と名付けられた4千行にも渡る秘文がぎっしりと刻まれて、その秘文には王が死後、復活する為の魔除けや埋葬の方法、葬式の時に唱える呪文が書かれているのです。 そして重要な『オシリス神話』が書かれている事と天井一面に星印が刻み込まれている事。 オシリス神話とは? 古事記や日本書記に似た神聖化された王の正当性を説く物語でオシリスは優れた王としてエジプトを支配して人々に平和な生活をもたらしていましたが、王位を狙うセトに暗殺されてしまいます。 オシリスの死を悲しんだ妻エシスは夫の遺体を布で包ん王の復活を祈るとオシリスは息を吹き返し復活したのです。 オシリスはイシスとの間に子供ホルスをもうけ、ホルスは王となってエジプトを支配して、オシリスは神となって天昇して⇒オリオン座 イシスは⇒シリウスになりました。 クフ王の大ピラミッドも『ピラミッドテキスト』を基に書かれた《死者の書》に基づいています。 死者の書によると王の魂は天空のオリオン座に向かうとされているのです。 死んでミイラとなった死者は《口開けの儀式》を受けます。 永遠を意味する小熊座の形をした手斧で死者の口を開ける儀式です。 王の魂は、そこから飛び出してオシリス(オリオン座)に向かって神の元で再生される日を待つとされているのです。 クフ王《王の間》にあるシャフトは完全に外に抜けていて本来は、通気孔とされていましたが魂の抜けて行く為のもので王のものはオリオン座を指して 《女王の間》のものはシリウスを指している事が解明されています。 本来クフ王の統治時代は太陽信仰の全盛にあって、父スネフェル王は5つのピラミッドを建造しています。 クフは父王のピラミッドを越える壮大なピラミッド創造を計画します。 前王のピラミッド設計施工をした人物がヘムオンの父でありながら暗殺、その息子ヘムオンが建造ノウハウを持っていた為にやむなく頼んだのです。 本来、スネフェル王の王位継承者は星を神と崇める星派の正妃メルサンク2世の産んだ息子ネフェルマアト。 クフにとっては異母兄弟の兄。 兄ネフェルマアトは父王と共に遠征に出掛け力を上げ、父王のピラミッド建設の責任者にもなって、若くして結婚し子供ヘムオンをもうけていたので次期王位は確実なものでした。 一方、クフの母ヘテプヘレス1世は正妃ではなく、最高神官直系で太陽を神と崇める太陽派でした。 この事で当時の王族と神官団は星派と太陽派に分かれて権利を競っていたのです。 クフの母ヘテプヘレスは太陽派が衰退しないように星派一掃のチャンスを伺い、次期王ネフェルマアトの側近将軍を自らの愛人にして何時でも暗殺出来るように画策、星派がオシリス祭で沸き上がる日に暗殺指令を出し、王子ネフェルマアトは暗殺されて、敵視するメルサンクの化粧パレットに砒素を盛って母子を抹殺します。 しかし、この様子をネフェルマアトの息子ヘムオンが目撃していたのです。 クフは母の陰謀で第4王朝2代目の王位に就きヘテプヘレスの野望は果たされ、王母となって政治を掴み太陽信仰を押し進め、クフ王の治世が長く続くと太陽信仰を確固たるものにする為に前王を凌駕する史上最大の大ピラミッド建造計画に到ります。 ヘムオンはクフ王に忠誠を誓いギザ大地に美しい3つの神聖ピラミッドが一例に並ぶという、かつてないデザインを設計して20年の歳月を経て完璧なクフ王の大ピラミッドを完成させました。 しかし、この壮大なクフ王のピラミッドは民から《ヘムオンのピラミッド》と称されて、ヘテプヘレスはヘムオンは我が子クフ王を脅かす存在として処刑を命じました。 死の際ヘムオンは父ネフェルマアトの復讐をやり遂げた充足感に満ちていたと言われています。

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