2023年12月28日木曜日

門松の飾り方(関東地方の一例です) : イケダユミコ通信The Day

門松の飾り方(関東地方の一例です) : イケダユミコ通信The Day

門松の飾り方(関東地方の一例です)

仕事もはじまり、お正月気分も抜けていますでしょうか、
時期外れで申し訳ありませんが、門松の記録です。

昨年の夏に、イケダ家は一戸建て(の借家)に引っ越しました。
アパートの一室に門松・・・というのは、なんだか大げさに感じられて、飾ったことはありませんでしたが、
今回は、戸建て!しかも私道の奥。悪目立ちすることもないだろう・・・ということで、飾りました。

門松グッズは、自宅近くのスーパーで購入しました。
たしか、12月22日くらいに買って、ベランダの日陰に保管し、
12月30日の午前中に作業をして、こんな感じに設置しました。
IMG_8075

以下は、その手順です。
写真が多いので、重かったらすみません。


まず、購入したもの。
すべて近所のスーパーで売っていたものです。
・松の枝 1対(いっつい。つまり2本セット) だいたい、80㎝くらいでした。
  ※たまに松笠のついた枝があったりしますので、お得感?からそれを選びました
・輪飾りセット(わかざり)1対
  ※上輪(じょうわ)と、白タレがくっ付いていて、裏白(うらじろ)が別添されていました
・ゆずり葉(ゆずりは。杠とも)2枚


購入したものの、このままでは飾れないので、組み合わせていきます。
IMG_8067[1]
輪飾りセットの説明書きです。

輪飾りに、裏白をくっつければ、それで完成・・・と書いてありますが、
私が仕事上で見慣れている輪飾りには、ゆずり葉が必ずついていたので、くっつける事にしました。

ビニタイでゆずり葉を固定した上から、ゆずり葉をホチキス止めして、
たまたま輪飾りについていたシールを使ってホチキスの芯を隠したら、完成です。

IMG_8071
こんな具合です。

あとは、上の輪っかを松の下枝にひっかけて、紐で結んで、門松が完成。
我が家の場合、敷地入口の両脇の、門?フェンス?に、荷物紐でくくりつけて、完了!
 
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注意すべきは裏白の向きで、葉っぱの裏面、白いほうを表向きにします。

IMG_8069
左が、葉っぱの表。右が、葉っぱの裏。
この裏面を、見えるように固定します。白=潔白、長寿の意味だとか何とか。

ちなみに、松の枝は、松脂(まつやに)がついている事が多々あります。
これが手やら服やら家具につくと、非常に厄介なので、
松を袋から出すのは屋外をオススメします。室内なら新聞紙を敷くといいです。
素手で持つなら、枝じゃなくて葉、チクチク部分を握ってもつと手が汚れません。

ちなみにちなみに、今回の裏白は、たまたま、ドライでした。
押し花みたいになっていて、乾いた状態です。
ナマの裏白も、この時期は売られていますが、気を付けないとすぐにクシャっと乾燥してしまいます。
乾きやすい上に、縮んでしまうんですよね。
もう、これは、「そういうもの」なので、ナマの裏白でも、ドライでも、手に入る方を使えばいいと思っていますが、参考までに。

さらに蛇足ですが、ゆずり葉は最近、省略されたり、造花(というか紙?)で代用される事も。
理由は、色々と考えられます。
・ホチキスで固定するので、穴から腐りやすい。穴をあけないように固定すると、はずれやすい。
・ゆずり葉の性質上、大きさがバラバラで、生産性が悪い。
・見た目が地味(裏白ほどは「無いと見た目が変」にならない)
・傷や変色が多く、クレームになりやすい
・ちょっと田舎だと、そのへんに生えていたりするので、そもそも売れない
IMG_8070
かわいそうなゆずり葉。これは適度なサイズ感でした。

裏白は、たぶん無いとヘンだし、造花には作りにくい形だし、ということで
ドライに落ち着いたのではないでしょうか・・・

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