2022年5月25日水曜日

HEBREW - YOHO!

HEBREW - YOHO!

ヤッホー / YO-HO !

  [YHWH for Text Browsers]                                       HHHHHHHH  WWW   HHHHHHHH  YYY          H    W          H    Y   H      H    W   H      H        H      H    W   H      H        H      H    W   H      H                                                                       (ヘブライ文字での神聖四文字 右から、Y H W H )  

< はじめにおことわり >

このページには、根拠の明らかでない記述が含まれています。 ご覧になる方ご自身で真実を追求してください。


ヤッホー!

山に登ったら、皆さんも思わず叫んでいませんか? この 「ヤッホー」 の起源は何でしょう?

むかし、同じような疑問を持った小学生がいて、ラジオでおなじみの 「こども電話相談」 に質問があったそうです。

先生のお答えは何だったでしょうか。

昔々、ドイツのある宣教師(キリスト教を広める人)が高い高い山に登りました。 やっとのことで山の頂上に着きました。頂上からの眺めがあんまり素晴らしいので、思わず

「ヤハウェ! (神様!)」

と叫んでしまいました。
それが山に登る人の間に広まり、「ヤッホー」になったそうです。

本当に旧約聖書の神の名前「ヤハウェ( Yahweh, Jahweh )」が起源なのでしょうか? 私の持っているドイツ語辞典には、ヤッホーなんて単語( yo-ho, jo-ho )は載っていませんし、 ちょっと眉唾ものですね。


この旧約聖書の神の名前「ヤハウェ」は、もちろんヘブライ語です。ヘブライ文字では、「 Y H W H 」の四子音文字で表されています。(このページの先頭を参照してください)。

実は、だれも本当の読み方を知りません。まさに「神のみぞ知る」です。

有名な「モーゼの十戒」の中に、「みだりに神の名前を口にしてはならない」という意味の一文があります。 そのおかげで、ユダヤ教の人々は聖書を音読する際、神の名前「 Y H W H 」の出てくる箇所で、「アドナイ( 'adonay、あるじ様)」 とか 「エロヒム( 'elohim、神様)」 と読み替えるようになり、 ついには本当の読み方を忘れてしまいました (ということになっています)。

いろいろな人が、「 Y H W H 」に付ける母音を考えました。
ユダヤ教の人々が 「アドナイ」 とか 「エロヒム」 と読ませるために付けていた母音記号を、そのまま Y H W H に組み合わせた人は、「イェホヴァ( Yehowah )」と発音するようになってしまいました。 いわゆる 「エホバ( Jehovah )」です。これは明らかに誤読です。
現代の言語学者が "一番確からしい発音" として考えたのが、一般に知られている 「ヤハウェ( Yahweh )」 です。これも誤読かもしれません。ですから、一般の聖書では 「 Y H W H 」を 「主(しゅ)」と訳すようにしています。 (紀元前のギリシャ語訳聖書 (Septuaginta) 以来の伝統です)。


< www.jah.ne.jp ? >

「 Y H W H 」の短縮形に 「ヤハ( Yah, Jah )」 という語があります。ヘブライ文字では 「 Y H 」。「ハレルヤ( Hallelujah )」 は 「ヤハ(神様)を賛美せよ」 という意味でしたね。
話は横へ逸れますが、

ヘブライ文字には もともと数字がなかったので、文字を数字として使っていました。
たとえば、1番目の文字 「アレフ( 'Aleph )」 は 「1」、10番目の文字 「ヨード( Yod )」 は 「10」、11番目の文字 「カフ( Kaph )」 は 「20」 という具合です。

この方式で 「11」 は 「10番目の文字 + 1番目の文字」 ですから、本来 「15」 は 「10番目の文字 + 5番目の文字」 になるはずです。

ところが、「10番目の文字 + 5番目の文字」は 「 Y + H 」、 何と 「ヤハ」 になってしまうのです。(話が元に戻りました)。
おそれおおいです。
そこで、ユダヤ教の人々は、 「9番目の文字 + 6番目の文字」 で 「15」 を表すようにわざわざ変えています。「16」でも似たようなことをやっています。 縁起をかついでいるわけです。(現代では、普通の数字も使います)

そこへきて日本。

「インターネット ジャー」という東京のプロバイダーがありますが、驚いたことにドメイン名は 「jah.ne.jp」。ユダヤ人にしてみれば、神の名前がついているのです。 「ジャー」の由来を同社のホームページ (http://www.jah.ne.jp/) で調べると、なんと水道の水が蛇口から出る音でした。まったくの日本語。

いいのでしょうか?

別に、私はユダヤ人の神を信奉していませんので、一向に構いませんが......。


「Yahoo」 の語源についても少々疑惑がありますね......。(「ガリヴァー旅行記」の原作者スウィフトが狙って付けた名前ではないのか? とか)


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なお、私は聖書の神を信じていませんので、布教はお断りします。


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