マララ・ユスフザイ - Wikipedia
マララ・ユスフザイ
2008年に武装勢力パキスタン・ターリバーン運動 (TTP) が一家の住むスワート渓谷(英語版)(スワート県(英語版))の行政を掌握すると恐怖政治を開始し、特に女性に対しては教育を受ける権利を奪っただけでなく、教育を受けようとしたり推進しようとする者の命を優先的に狙うような状況になった。2009年、11歳の時にTTPの支配下にあったスワート渓谷で恐怖におびえながら生きる人々の惨状をBBC放送の依頼でBBCのウルドゥー語のブログにペンネームで投稿してターリバーンによる女子校の破壊活動を批判、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続け、英国メディアから注目された[10][11]。マララは、イスラーム世界における初の女性政府首脳である元パキスタン首相ベーナズィール・ブットーに刺激を受けたと語っている[12]。
2009年、TTPがパキスタン軍の大規模な軍事作戦によってスワート渓谷から追放された後、パキスタン政府は彼女の本名を公表し、「勇気ある少女」として表彰した。その後、パキスタン政府主催の講演会にも出席し、女性の権利などについて語っていたが、これに激怒したTTPから命を狙われる存在となった。
日ユ同祖論対談
遺伝子Y染色体D系統が意味するもの
久保 実際のところ、古代イスラエル人と日本人との近縁・同祖性については、遺伝子の面からもすでに明らかになってきているんです。
基本的なことからお話ししますと、男性の細胞のなかにはXとYの染色体があります。いずれも遺伝子を運ぶものですが、Y染色体は男性のみが持っています。つまり、性染色体は男はXY、女はXX。したがって、Y染色体は父から息子へのみ受け継がれるものなのです。母親がどの民族であろうとまったく影響を受けません。ですから、Y染色体の「型」を調べれば、父方の祖先の出身地や出身民族を推定できるわけです。
このY染色体ですが、遺伝子配列の違いによってさまざまな系統に分かれていることがわかっています。具体的にいうと、現在はA系統からT系統までがある。そこで日本人を見ると、40パーセント近くがY染色体D系統であり、約50パーセントはO系統となります。
O系統は中国人や韓国人に多く見られるもので、彼らはほとんどD系統を持っていません。にもかかわらず、なぜか日本人はD系統を約40パーセントも持っているわけです。
そこでこのD系統ですが、世界でも非常に珍しいもので、日本人とチベット系民族のみに高率で見られます。とりわけ、日本人とイスラエル系チベット民族が、ユダヤ人とものすごく近いんです。
ひとくちにユダヤ人といっても世界各地にいるわけですが、どこのユダヤ人グループであっても、必ずY染色体E系統が見られます。D系統とE系統は、遺伝学的には同じ先祖からきた近縁同祖ということが証明されています。両者は同じYAPという遺伝子配列を持つからです。したがってD系統とE系統は同じ祖先を持つ者同士であり、中近東で分かれたとされています。
そうなると問題になるのがチベット系民族ですが、そこにもまた失われたイスラエル10支族の子孫といわれる人々が複数、暮らしています。
具体的にいうと、チベット北側の中国南西部には「チャン族」(チャン・ミン族/羌族)が、南側には「シンルン族」「カレン族」などがいます。彼らが10支族の末裔であることは、調査団体のアミシャーブによって明らかにされました。そのアミシャーブのラビ・エリヤフ・アビハイルによれば、チャン族、シンルン族、カレン族はもともと同族で、とくにシンルン族は「ブネイ・メナシェ」(マナセ族=イスラエル10支族のひとつ)と呼ばれているんです。 彼らはみな「イスラエル系チベット人」(みなチベット・ビルマ語派)で、とくにチャン族には、日本人と同じY染色体D系統が23パーセントもあります。そういう点で失われたイスラエル10支族の子孫でD系統である彼らと、日本人のD系統の人々は共通しています。
このD系統と、ユダヤ人のE系統は、遺伝学的に近縁同祖です。
中近東へ行くと、ユダヤ人、イスラエル人の子孫にはE系統が見られるようになります。
もともと大昔には、D系統もE系統もなく、両者は「DE系統」というひとつの系統でした。中近東にDE系統というのがあり、そこから東に向かった人々も当初はDE系統でした。
しかし時代を経るなかで、やがて遺伝子コピーの際のエラーの蓄積により遺伝子配列に少し変化が起きて、それはD系統へ変化していった。一方、中近東などの人々においては、DE系統はE系統へ変化していきました。
中近東には、たとえばパシュトゥン人(パタン人)という人々がいます。彼らは、やはり古代イスラエルの風習や、伝統文化、古代イスラエル人の名前などを受け継いでいて、アミシャーブによれば彼らも、失われたイスラエル10支族の子孫です。彼らにもE系統が非常に多い。
数年前、私も、由緒ある家系を持つパシュトゥン人のビジネスマンに、日本の神戸で会ったことがあります。彼にそれを聞いてみると、パシュトゥン人の教育ある人々はみな、パシュトゥン人は古代イスラエル人の子孫だと知っているとのことでした。
また、かつて北王国イスラエルだった地にいまも住むサマリア人は、混血民族ではありますが、彼らのなかでも純粋な血縁と男系を保ってきた祭司系の人々(古代にレビ族から送りこまれた人の子孫)は、じつはE系統なのです。
興味深いのは、パシュトゥンがいるパキスタンやアフガニスタンに、ユスフザイ族がいるということ。ユスフとはヨセフ、ザイはその子孫のことで、ユスフザイとはヨセフの子孫のことです。彼らもまた、10支族の中心であるヨセフ族の流れをくんでいます。
飛鳥 ヨセフ族っていうのは10支族として分類される前、つまりマナセ、エフライムという支族の前の段階の一族ですから、これはびっくりですね。
久保 まあ、パシュトゥン人も実際にはマナセかエフライムのどちらかなんでしょうけど、父であるヨセフの名前をいまも称していて、部族として受け継いでいるんです。
また、学研から出版された『わたしはマララ』っていう本がありますね。女性の教育の権利を訴えて銃撃されながらも生き延び、17歳でノーベル平和賞を受賞した著者のマララ・ユスフザイさんはまさにユスフザイ族、失われたイスラエル10支族のヨセフ族の子孫なんです。本人も、ユスフザイ族はそういう民族だと語っています。
飛鳥 それはつまり、マナセ族やエフライム族の子孫だったとしても、ヨセフという名前があまりにも偉大なので、それを称しているということですか。
久保 たぶん、そうだと思います。偉大だから先祖のヨセフの名前を使っている。
飛鳥 そういえば『新約聖書』のなかにも、ヨセフという名前が入っているケースがあります。謎ということになっているんだけど、あれもそういうことかもしれませんね。
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