賀志波比売神社 徳島県阿南市見能林町柏野
賀志波比売神社(かしはひめじんじゃ)は、徳島県阿南市見能林町柏野にある神社。JR見能林駅の東、住宅地に鎮座する。御朱印の有無は不明。
『延喜式』巻9・10神名帳 南海道神 阿波国 那賀郡「賀志波比賣神社」に比定される式内社(小社)の論社。
創祀年代は不詳。一説に、第45代聖武天皇の御代、奈良時代の神亀元年(724年)の創祀だという。
御祭神は賀志波比賣命(賀志波比売命)。その後、民の希望により、津峯山山頂に遷座し、津峯神社となったが、現在地である古社地に祠が残された。
そのため、当社は津峯神社の本宮となる。昭和27年(1952年)、見能方八幡神社に合祀された。
その後、見能方保育所の建設で当社地が貸与されたため、当社はその一画に祀られた。
昭和63年(1988年)、その保育所が新築・移転したため、平成2年(1990年)になって、残った社地に社殿を建設し、奉斎した。
見能方八幡神社は当社の北100メートルにあり、当社は見能方八幡神社の飛地境内社(境外社)という位置づけになる。
『古事記』の舞台は阿波だったと主張する「阿波古事記研究会」が、当社を天照大神の誕生の地としている。
「天照大御神生誕之地」の石標が立つ。それによれば、賀志波比売命は天照大神の幼名だとする。
【ご利益】
開運招福、諸願成就
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