2023年9月28日木曜日

映画『閉ざされた森』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

映画『閉ざされた森』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

映画『閉ざされた森』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『閉ざされた森』の概要:とある森でレンジャー隊が訓練を行っていた。その後、軍曹と隊員3人が行方不明になる。謹慎中の麻薬捜査官トムと尋問官ジュリーが取り調べに当たるが、救出された2人の隊員の供述は一致しない。一体誰が何を隠しているのか…?

映画『閉ざされた森』の作品情報

閉ざされた森

製作年:2003年
上映時間:98分
ジャンル:サスペンス、ミステリー
監督:ジョン・マクティアナン
キャスト:ジョン・トラヴォルタ、コニー・ニールセン、サミュエル・L・ジャクソン、ジョヴァンニ・リビシ etc

映画『閉ざされた森』の登場人物(キャスト)

トム・ハーディ(ジョン・トラボルタ)
収賄容疑で謹慎中の麻薬捜査官。尋問を得意としている。取り調べではその手腕を発揮し、事件を解決に導いたかに見えたが…。
ジュリー・オズボーン(コニー・ニールセン)
クレイトン基地の尋問官。階級は大尉。部外者のトムが取り調べに加わることに初めは反対していた。正義感が強く、行動力もある。
ネイサン・ウエスト(サミュエル・L・ジャクソン)
クレイトン基地の軍曹でレンジャー隊の指導を務める。冷酷非道な人物で隊員からは嫌われていた。森での訓練中、行方不明になる。
ダンバー(ブライアン・ヴァン・ホルト)
レンジャー隊の一員。訓練の生存者で、クレイトン基地で取り調べを受ける。
ケンドル(ジョヴァンニ・リビシ)
レンジャー隊の一員で、参謀本部の将軍の息子。同性の恋人ができたことに憤慨した父親にウエスト軍曹のレンジャー隊へ送られた。重傷を負っていたものの、訓練からは生還した。
ミュラー(ダッシュ・ミホク)
レンジャー隊の一員。短気で横柄な態度が目立つ。黒人が嫌い。
パイク(テイ・ディグス)
レンジャー隊の黒人の隊員。ウエスト軍曹に初めから嫌われていて、執拗な嫌がらせを受けていた。
カストロ(クリスチャン・デ・ラ・フエンテ)
レンジャー隊の一員。個性の強い隊員の中では中立的な立場をとっている。
ニュニエズ(ロゼリン・サンチェス)
レンジャー隊で唯一の女性。気が強く、男性隊員にも臆せず向かっていく。
ビル・スタイルズ(ティム・デイリー)
クレイトン基地の陸軍大佐。トムとは軍隊で同期だった。取り調べに協力してもらうため、トムを基地に呼び寄せる。
ヴィルマー(ハリー・コニック・ジュニア)
クレイトン基地内の病院で院長を務める。トムの軍隊時代の同期で、ジュリーの元恋人。

映画『閉ざされた森』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『閉ざされた森』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『閉ざされた森』のあらすじ【起】

嵐の森で訓練中のレンジャー隊7名が消息を断った。捜索隊が訪れたとき、3人が味方同士で撃ち合っていた。そのうち1人が死亡し、ウエスト軍曹と隊員3人は依然として行方不明のままだった。生存した2人の隊員、ダンバーとケンドルは救助され、パナマのクレイトン基地へ運び込まれた。

ジュリー・オズボーン大尉が尋問官としてダンバーの取り調べに当たった。しかし、ダンバーは他基地のレンジャーにしか話はしないとメモに書き、取り調べは進展しない。陸軍大佐のスタイルズに呼ばれ基地を訪れたのは、収賄容疑で謹慎中の麻薬捜査官トム・ハーディだった。彼は大佐の軍隊時代の同期で、尋問を得意としていた。また、元レンジャー隊員でウエスト軍曹の指導を受けていた。

トムが尋問を始めると、ずっと黙っていたダンバーは口を開いた。ウエスト軍曹は血も涙もない人物で、隊員には数々の苛酷な訓練が課せられていた。また、パイクという黒人の隊員を軍曹は初めから嫌っていて、執拗に嫌がらせをしていた。雨の中行われた厳しい訓練から帰ってきたばかりのところ、ダンバー、ケンドル、ミュラー、パイク、カストロ、ニュニエズの6人だけが森での訓練に招集された。ウエスト軍曹含む行方不明の4人はすでに死亡している。ダンバーが話したのはそこまでだった。

映画『閉ざされた森』を無料視聴できる動画配信サービスと方法

映画『閉ざされた森』を無料視聴できる動画配信サービスと方法を分かりやすく紹介しています。

映画『閉ざされた森』のあらすじ【承】

ケンドルは発見時には重傷を負っていて、基地内の病院に入院していた。病院の院長は、トムの軍隊の同期であるヴィルマーだ。病室で取り調べが始まる。パイクが白煙弾でウエスト軍曹を殺害し、ダンバーが3人の兵士を射殺した。それがケンドルの証言だった。

物的証拠を得るため、トムとジュリーは再びダンバーの元へ向かう。ケンドルは嘘をついているとダンバーは言った。ダンバーの証言は、麻薬売買に手を染めていたミュラーがウエスト軍曹にばれたために殺害したというものだった。さらに、軍曹は白煙弾で殺されたというケンドルに対し、軍曹は射殺されたとダンバーは述べる。そして、ミュラーが麻薬を仕入れていた人物はヴィルマーだと打ち明けた。トムとジュリーはヴィルマーの元を訪れ、半ば強引に証言を引き出す。ヴィルマーは隊員たちに麻薬を売った上で、売人もさせていた。ミュラーとケンドルが麻薬売買の共犯者であった。

ダンバーとケンドルが取り調べ中に同じ言い回しを使っていたことから、ジュリーは彼らが共犯で、わざと惑わすような供述をしているのだと考えた。それを問い質しに行くと、ケンドルは突然血を吐いて死亡した。死ぬ直前、ケンドルはジュリーの手に血文字でメッセージを書いた。「8」という数字だった。トムが来る前の取り調べで、ダンバーが書いたメモにも「8」とあったことをジュリーは思い出す。

トムは、スタイルズ大佐から説明されていたあるグループについてジュリーに話した。クレイトン基地には危険な特殊任務を担当する精鋭グループが存在していたが、彼らは軍を抜けて麻薬組織となった。彼らの指導をしていたウエスト軍曹と彼らは、お互いに憎み合っていた。彼らが犯人の可能性がある。グループの名前は「第8特殊班」。ダンバーとケンドルが書いた「8」は、このグループのことを示していたのだ。

映画『閉ざされた森』のあらすじ【転】

ワシントンの刑務所へ護送されることになったヴィルマーは、パイクと同じ護送機に乗るのか、とトムとジュリーに問いかけた。トムが怪訝な表情でパイクではなくダンバーだと訂正すると、衝撃的な発言が飛び出す。ケンドルと共にこの基地へ運ばれてきたのはパイクで、ダンバーは黒人だというのだ。

トムは護送機へ乗り込もうとしているパイクを捕え、基地内に連れ戻した。パイクは真相を話し始める。1週間前、コカインを米国に密輸していたことがウエスト軍曹の知るところとなった。ミュラーとケンドルは、スタイルズ大佐に報告される前に軍曹を殺すことを決意した。

訓練の途中、殺害計画を察知した軍曹が6人の集まる小屋に突入してきた。森の中で、軍曹と6人の戦いが始まる。ケンドルと共に逃げていたパイクは、ダンバーの遺体を発見したところで軍曹に追いつかれた。その後ろから現れたミュラーが軍曹に向けて発砲し、軍曹は死亡した。その後、捜索隊が見たパイクとミュラーの撃ち合いが始まった。パイクは容疑をかけられないように、ダンバーの認識票を自身のものとすり替えていたのだった。

映画『閉ざされた森』の結末・ラスト(ネタバレ)

ウエスト軍曹がスタイルズ大佐への報告を1週間も待った理由が気になっていたトムは、ある事実を確かめるため、大佐の部屋を訪れる。スタイルズ大佐こそが麻薬売買の黒幕で、ウエスト軍曹から報告を受けた後に、ミュラーとケンドルに軍曹の暗殺を命じていたのだった。そして、口封じのためにケンドルを毒殺した。罪を認めたスタイルズ大佐は隙をついてトムに銃を向けるが、部屋の外で様子を窺っていたジュリーに射殺された。

取り調べを通して惹かれ合っていたトムとジュリーは、デートの約束を交わして別れる。別れ際、トムが発した「話しの辻褄を合わせる」という言葉が引っかかるジュリー。尋問の中で、パイクがまったく同じ言い回しをしていた。ジュリーが引き返すと、トムの車に乗り込むパイクの姿が見えた。2人を追跡しながら、ジュリーはトムが軍曹を殺したのではないかと疑い始める。

2人が入っていったビルは第8特殊班の本部だった。ジュリーは背後から忍び寄り、トムに拳銃を突きつける。トムは第8特殊班のボスだった。さらに、死亡したはずのウエスト軍曹、ダンバー、ニュニエズ、カストロも現れる。彼らは皆、第8特殊班のメンバーだったのだ。基地に存在する麻薬の密輸網を暴くために計画されたのが、レンジャー隊7名による森での訓練だった。取り調べ中の働きを認められ、ジュリーもグループへ勧誘される。突然のことですぐに答えを出せないジュリーは、まずはトムとビールを飲むことにした。

映画『閉ざされた森』の感想・評価・レビュー

すべての真相が明らかになったはずが、見終わった後に思い返すと一体どこまでが本当でどこからが嘘なのかわからなくなってくる。また、詳しくは説明されていないこともあるため、細かい点について考え始めれば浮かんでくる疑問点も多い。しかし、見ている最中はまさかの展開の連続にドキドキハラハラさせられっぱなしで、時間を忘れて楽しむことができる作品だった。真実を知った上で見返すと、また新たな発見ができるのではないかと思う。(MIHOシネマ編集部)


本作は、嵐のジャングルで訓練中だったレンジャー隊7人が行方不明となり、隊員たちの謎を元レンジャー隊員で尋問術に長けた麻薬捜査官のトムが解決しようとするサスペンスミステリー作品。
スピーディーな展開の中で登場人物が次々と登場するため人間関係が非常に複雑で、繰り返されるシーンに頭が混乱したけれど、怒涛のどんでん返しの末に終盤に向けてスーッと収束していく感じが目が離せなくて面白かった。
その言葉の通り、真実ほど疑わしいものはない。(女性 20代)

0 件のコメント:

コメントを投稿