2023年8月8日火曜日

『日水連はアスリートファーストではなくなってしまった』 五輪代表・五十嵐千尋が批判 「とても勇気がいりました…発信することが変える一歩」:中日スポーツ・東京中日スポーツ

『日水連はアスリートファーストではなくなってしまった』 五輪代表・五十嵐千尋が批判 「とても勇気がいりました…発信することが変える一歩」:中日スポーツ・東京中日スポーツ
『日水連はアスリートファーストではなくなってしまった』 五輪代表・五十嵐千尋が批判 「とても勇気がいりました…発信することが変える一歩」:中日スポーツ・東京中日スポーツ
https://www.chunichi.co.jp/article/744960?rct=generalsports
2023/08/08

『日水連はアスリートファーストではなくなってしまった』 五輪代表・五十嵐千尋が批判 「とても勇気がいりました…発信することが変える一歩」

五十嵐千尋

五十嵐千尋

 五輪競泳・自由形選手の五十嵐千尋(28)が8日、自身の公式X(旧ツイッター)を更新。日本水泳連盟を批判した。

 五十嵐は「東京オリンピック以降から明らかに日本チームは世界から出遅れています。私は約10年ほど代表を経験してきましたが、今回の福岡の世界水泳はかなり厳しい結果です」とつづり、日本は銅メダル2個に終わった7月の大会を振り返った。

 さらに「原因のひとつとしては、日水連が選手に対してアスリートファーストではなくなってしまったからだと思います」と指摘。「選手が不満を持っていれば、結果を出せるはずがないです。結果だけを選手に求めて、サポートする環境もなく、選手に向けて具体的な対策、改革が無ければ今後も変わることはないです。もっと選手の意見に耳を傾けるべき」と訴えた。

 また投稿について「投稿をするのにとても勇気がいりました。厳しい規制の縛りがあるせいで選手たちは何も言えない環境にあるのです。言っても無駄と諦めてしまっているのが現状なので、こうして発信することが変える一歩だと思いました」と続け、強い思いをにじませた。

 五十嵐は同じ五輪選手の塩浦慎理(31)が6日、日水連に対し出場スケジュールへの不満を漏らした投稿をリツイートしている。

 また五輪メダリストでタレントの宮下純一(39)も五十嵐に同調し、「代表選手達がSOSを出している。現役選手がSNSを通じてここまでのことを発信するのは勇気もいるし本当に話を聞いて欲しい、変わって欲しいという思いの何物でもないと思います。色々な選手から話を聞いていますが声が本当に届いて欲しい」と添えてリツイート。競泳関係者に日水連への不満の声が広がっている。

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