パワースポット!中津峰山の山頂にある「天津神社」について
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目次 [隠す]
- 1 三十八柱の神々を祀る「天津神社」とは
- 2 天津神社へアクセスするには
- 3 山頂から展望で過去の風景を考える
- 4 天津神社の風景
- 5 魅力がいっぱいの中津山
- 6 アクセス
- 6.1 所在地
- 6.2 MAP
- 7 関連記事
三十八柱の神々を祀る「天津神社」とは
阿波三峯に数えられる峯は、津峯山、日峯山、中津峰山があります。
そしていよいよ最後におおとりでしめますのは、中津峰山の山頂(標高773㍍)に建てられました三十八柱の神々を祀る天津神社(あまつじんじゃ)です。
天津神社へアクセスするには
さてそんな天津神社へのアクセス方法ですが、こちらは、山奥にありまして、状況によっては少々危険な事になるかも知れません。
アクセスする前に必ず、山の状況を確認するか、麓の住民に案内をして貰うか?
道の状況を尋ねる事をオススメします。
山頂から展望で過去の風景を考える
中津峰山頂の景色は、東北に如意輪寺がありますが夜になりますと、常夜燈が見えます。
そして東には、小松島海岸が臨めます。
これまで紹介した津峯山、日峯山に続いてここも、海で生活する人を守護する神を祀っています。
ただこれまでと違うのは、この神社には天照大神は祀られていません。
それは何故でしょうか?
ここで少し興味深い事に南東の麓には、入船神社が鎮座しています。
古(いにしえ)の時代は、この辺りまで海水が浸水してた事を考えると古代の港だったとも考えられて想像力が膨らみますね。
天津神社の風景
ではいよいよ、社殿巡りです。
天津神社に入る前に、まず最初にビックリするのは謎の石積み壁です。
こんな山奥の山頂になんとも立派な石積みを見ると、古代は物凄い屋敷とかがあったのかも知れません。
因みに山頂には「長者ケ原」となるものがありますので何やら深い意味がありそうです。
しかしそんな立派な石積み壁なのですが、社殿は何とも申し訳ない簡素な造りとなっております。
社の中も、小さな石積みの祠が鎮座しています。
見た目はこの様な型ですが、祀られていますが、こちら『三十八柱』神々を祭祀しています。
そして三十八番目に、大己貴神である大物主神を祀っています。
更に興味深い事に、兵器を司る神もその中に数えられる事です。
古事記の世界では、息子の次男タケミナカの神以外はあっさりとと国譲りをしていますが、実際はものすごく苛烈に抵抗していたのかも知れません。
なかなか想像力が膨らみますね。
里人はこの中津峰山を「三十八仙山」と呼び、神社を「三十八社(やしろ)」と呼んでいます。
魅力がいっぱいの中津山
https://www.jalan.net/kankou/spt_36201ag2130015377/
さて神社もここまでにして、この辺りはとても珍しい名所がたくさんあります。
ロマンチックな名前も持つ「星の岩屋」とその隣には「星谷寺」もあります。
冒頭でも触れた「中津峰如意輪寺」。
滝の観光名所「八多の五滝」があります。
そしてその中で興味深い事に、如意輪寺の境内には、「鏡石」となるものがあります。
その昔、小松島の近海で船が暴風にみまわれた時、如意輪観音を祈ると中津峰の鏡石が光を放ったらしいです。(山頂だから恐らくは雲の上か、もしくは海だけで中津峰山までは影響がない)
船人は、東西の方向がわかった云う。
海を遠くまで出た場合は、この寺を祈ると一筋の光が南北に走り、船を導き、更には雨風も収まったと伝えられています。(古代のお天気予報士が天気を読んで、『晴れますよ』とお知らせをするために鏡を光らせた。南北に走った理由に付いてまだ解明できません)
さて、如意輪観音の正体は分かりますね。
そうです。
天照大神が仏教の理(ことわり)により、顕現した姿だったのです。
恐らく、如意輪寺にはもともと社殿があったのでしょう。
それを示すかの様に、寺の裏には黒い八幡神社(中津峰)が鎮座しています。
グーグルマップにも出てこない謎の社です。
造りからして、昭和初期とか位までは信仰があったのでしょうか?
更に如意輪寺の隣には、三十八社大権現があります。
そうです。
こちらも、天津神社で紹介した三十八柱の神々が顕現した姿なのでしょう。
何やら古代粟国の隠された秘密がたくさん眠っていそうな所ですね。
さて、これまでとは違い、更に神秘的な空間がおりなす魅力的なパワースポット巡りとなりました。
これで阿波三峰山は終わりですが、阿波には他の神社では見られない、知ることのできない魅力的な神社がたくさんあるのです。
アクセス
所在地
〒771-4264 徳島県徳島市多家良町中津峯1-2
MAP
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