- 『日航123便墜落事件 JAL裁判』2022年12月2日 河出書房新社 ISBN 978-4-309-03052-4
- 『日航123便墜落――圧力隔壁説をくつがえす』2020年7月21日 河出書房新社 ISBN 978-4-309-02906-1
- 『日航123便 墜落の波紋――そして法廷へ』2019年7月12日 河出書房新社 ISBN 978-4309028125
- 『日航123便墜落 遺物は真相を語る』2018年7月21日 河出書房新社 ISBN 978-4309027111
- 『日航123便墜落 疑惑のはじまり――天空の星たちへ』2018年5月28日 河出書房新社 ISBN 978-4309027029
- 『日航123便 墜落の新事実――目撃証言から真相に迫る』2017年7月30日 河出書房新社 ISBN 978-4-309-025940
- 『天空の星たちへ――日航123便 あの日の記憶』2010年4月29日 マガジンランド ISBN 4-94410-190-2
異常外力の正体
『報告書』の『別冊』として、『航空事故調査報告書付録—— JA8119に関する試験研究資料』(運輸省航空事故調査委員会作
成)というのがある。
ホームページにアップされたのは二〇一三年
二月
これが最初に出された一九八七年時の報告書とともに同時に公開されていれば、事件の原因が明瞭になったはずであり、圧力隔壁破壊は、誰もがおかしいと納得できたはずである。逆にいえば、意図的に隠された公文書となる。
一九八七年(昭和六十二年) の報告書ではたった一文しかふれてなかった 「異常外力」について、わかりやすく図解している。
垂直尾翼の黒い丸印の部分に、 異常な外力が着力したということだ。これらはフライトデータをもとにして異常発生の前後を計算しており、これほど道理がはっきりしていてわかりやすいことはない。
「異常外力着力点」、 ここからすべてが始まった。
正常な通常の飛行の最中、 突如として異常な外力が垂直尾翼の 「黒丸部分」に着力 (着弾) して、その部分から崩壊がはじまった、ということだ。
青山透子
あおやま とうこ 青山 透子 | |
---|---|
生誕 | 日本 |
職業 | ノンフィクション作家 |
青山 透子(あおやま とうこ)は、日本航空123便墜落事故を追及するノンフィクション作家。元日本航空 客室乗務員。航空史上世界最多の死者を出した1985年の日本航空123便墜落事故について、事故調査委員会の調査結果に疑問を抱き、自ら各方面へ調査を行いその結果を出版している[1]。
来歴
1985年に日本航空の国際線客室乗務員になる。国内線乗務の時、単一機で航空史上世界最多の死者を出した1985年の日本航空123便墜落事故の客室乗務員と同じグループに所属していた。退職後、日本航空サービス関連子会社設立時に教務を担当し、各種企業、官公庁、専門学校、大学等の接遇教育や人材育成プログラム開発及び講師となる。
その後、日本航空123便墜落事故の事故調査委員会の調査に疑問を持ち、東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程を修了、博士号取得。大学院等研究機関で、日航123便墜落に関連した35年間の資料、日本国および米国公文書を精査して調査を重ね、その結果を多くの著書で公表している。
特に『日航123便墜落の新事実―目撃証言から真相に迫る』は10万部のベストセラーとなり、本屋大賞 ノンフィクション部門の最終選考に残った。『日航123便墜落遺物は真相を語る』『日航123便墜落の波紋』と共に全国学校図書館協議会選定図書にも選ばれた。
2019年7月16日、早稲田大学で開かれた「情報公開と知る権利--今こそ日航123便の公文書を問う」というシンポジウムに登壇。弁護士の三宅弘、獨協大学教授の森永卓郎とともに講演している[2]。
現在、弁護士、研究者、有識者らと共に立ち上げた「日航123便墜落の真相を明らかにする会」(会長は遺族の吉備素子)の事務局も担当している[1][3]。
日本航空123便墜落事故については「日航123便墜落の真相を明らかにする会」の会長と123便の副操縦士の遺族が、2021年3月26日にボイスレコーダー・フライトレコーダーの生データの開示を求め東京地裁へ提訴したが、2022年10月13日東京地裁は請求を棄却した[4]。その経過は「日航123便墜落の真相を明らかにする会」のホームページで公表されている[5]。
著書
- 『日航123便墜落事件 JAL裁判』2022年12月2日 河出書房新社 ISBN 978-4-309-03052-4
- 『日航123便墜落――圧力隔壁説をくつがえす』2020年7月21日 河出書房新社 ISBN 978-4-309-02906-1
- 『日航123便 墜落の波紋――そして法廷へ』2019年7月12日 河出書房新社 ISBN 978-4309028125
- 『日航123便墜落 遺物は真相を語る』2018年7月21日 河出書房新社 ISBN 978-4309027111
- 『日航123便墜落 疑惑のはじまり――天空の星たちへ』2018年5月28日 河出書房新社 ISBN 978-4309027029
- 『日航123便 墜落の新事実――目撃証言から真相に迫る』2017年7月30日 河出書房新社 ISBN 978-4-309-025940
- 『天空の星たちへ――日航123便 あの日の記憶』2010年4月29日 マガジンランド ISBN 4-94410-190-2
脚注
- ^ a b “青山 透子”. www.amazon.co.jp. 2021年9月23日閲覧。none
- “トピックス|7/16 シンポジウム 「情報公開と知る権利--今こそ日航123便の公文書を問う」開催 | 河出書房新社”. 河出書房新社. 2022年2月20日閲覧。none
- “日航123便墜落 疑惑のはじまり 天空の星たちへ 河出文庫”. HMV&BOOKS online. 2021年9月23日閲覧。none
- “日航機事故遺族の飛行・音声データ開示請求を棄却 東京地裁”. 時事通信社. 2022年12月24日閲覧。none
- “日航123便はなぜ墜落したのか | | 森永卓郎”. 毎日新聞「政治プレミア」. 2021年9月28日閲覧。none
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