2024年1月3日水曜日

ユダヤ人DNA

三村さんから、古事記に関連すること以外は当ページでは遠慮してほしい旨の要請がありました。
私は、渡来人を中心に検討していますが、いずれは古事記に関係してきますので、それまでの経緯という意味で書いてきました。特に神武の祖先がいつごろ渡来してどういうルートをたどったかという説明で必要だと思いました。
ということで、今回で書き込みは最後にします。

最後の投稿は、ユダヤ人のDNAについてです。

ユダヤ人は大分類では以下の3つになります。
1. Dタイプ   ヨセフ系(マナセ、エフライム)
2. J1タイプ  アロン直系のレビ族
3. J2タイプ  その他10支族

中東一帯は基本的にはJ2ですが、なぜDとJ1があるのかということを見る必要があります。
まずDタイプですが、ヨセフが生まれてからエジプトへ奴隷に売られ、ついに宰相にまでなった物語が聖書に書かれています。
簡単にいいますとユダヤ人はカイン系列の民族との婚姻は禁止されていました。そこでヨセフはギリシャから来ていた祭司の娘をもらいました。このことから、なんやらめちゃ難しいのですが、DNA転写とか理論がかいてありますが、理解できませんので、ともかくそんなことでDNAタイプが生まれたという結論だけ書きました。

一方J1ですが、比較的最近まで大問題になっていたことなんです。
すでにご承知の方も多いと思いますが、ジークムント・フロイトの遺書ともいうべき心血を注いで書いた本に「モーセと一神教」というのがあります。
これには、モーセはエジプト人であると断言されています。当時欧米では大騒ぎになり発禁処分などの国も続出しました。
これも簡単に書きました、モーセはエジプトの将軍の地位にあったそうです。時の王様は太陽信仰のイクナートンです。モーセは熱心な信者であったと書かれています。ところがイクナートンが死んで次の王様になるとき、神官団の圧力により、昔の多神教に戻ってしまいました。モーセは信仰を捨てることはできず、自分で新しい一神教の国をつくろうと決意し、信頼置ける部下とともにエジプトを出る決意をします。実際に出国するときに、奴隷となっていたユダヤ人を連れて行きました。
これが出エジプトの話です。
近年のDNA鑑定で、アロンの直系であるコーヘンさんらのDNAを調べるとJ1タイプつまり過去はエジプト人であった可能性が大きいことがわかったのです。

皆様も一度きちんとしたDNA検査を受けるとご先祖様が見えてきます。

最後にひとこと
天孫降臨とかいろいろの神様について書かれていますが、場所はともかく、年代がまったく書かれていません。
実在と思われるのでしたら、おおよその年代を書かないと歴史にはなりません。
それと歴史の流れというかつながりが見えませんね。
またその時代の、九州は?中国は?近畿は、等々の関係も見えません。
今後、指摘したことを考慮していくと、すばらしいページになると思います。

長い間ありがとうございました。

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