2024年1月1日月曜日

阿波国古代研究所 笹田先生対談

https://youtu.be/91MWwizoEc4?si=kE09ayx_yctosMYF

『大嘗祭』(1995年)所収の「阿波に秘められた古代史の謎」が笹田氏の一番まとまった論考でしょうか?
今回の動画で関連するのはその第3章後半…
(資料としては「板野郡田上郷戸籍断簡」が重要らしいです。)

新論考準備中ということですが、過去の論考はどの程度上書きされるのか気になります。
上の論考の457頁の地図と今回の地図( 50:20 )もどの程度違っているのか徳島県外の人間にはわかりかねます。
『アマテラス・サーガ』で有名になった蜻蛉のトナメと見做される善入寺島は確かに川の流れで形は変化しているでしょうが、逆に昔の方がトナメとはっきりわかったかもしれない。
だから全否定はできません。
笹田氏は神武東征に関しては九州説の数々の地名より、阿波説の数々の神社名、人名の方が信仰を伴う分信用出来ると言いたいのでしょうが、対外的説得力はイマイチでしょう。
(自分は阿波説を確信していますが)神社も作れると言われてしまいますから。
今のところ日本では歴史学に期待するより都市伝説を含む文化人類学の方が期待出来ます。例えば川守田英二の久米歌ヘブル語説などは歴史学では基地外扱いされてしまうでしょう…
筑紫と竺紫も表記が二つあることそれ自体の指摘が重要なのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿