2023年8月2日水曜日

徐福伝説から紐解く、スサノオ、ニギハヤヒ。そして秦氏との関係とは?

徐福伝説から紐解く、スサノオ、ニギハヤヒ。そして秦氏との関係とは?
2021



熊野の猿田彦こと瀬古伸廣さん。

熊野をお庭のように知り尽くした方


 熊野の風景  その一 | 岡野玲子オフィシャルブログ「~翼をひろげて~」Powered by Ameba
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熊野の風景  その一

🍁🍁熊野の風景🍁🍁  その一

🍁花の窟神社の"お綱掛け神事"に訪れた折の

熊野の風景をいくつか🍁🍁

🍁名古屋から

特急南紀」に乗って紀伊半島を南下。

🌸春にワークショップで訪れた時は、

     🌸

伊勢を過ぎ、瀧原宮を過ぎ、🌸

ダイナミックな山間を縫って

熊野に近づくと、🌸

   🌸

山々のあちこち、川に沿って咲き乱れる

満開の桜に向かい入れられましたが・・・🌸

        🌸

🍁 10月は・・思いがけず・・

山の麓、畑の側、野のあちこちに

燃えるように群生する

満開の彼岸花に迎え入れられました。

🍂名古屋から3時間半。

エメラルドグリーンの熊野川を渡って

新宮市へ。

🍂新宮駅で待っていて下さったのは

熊野の猿田彦こと瀬古伸廣さん。

熊野をお庭のように知り尽くした方

御杖村に行った時にもワークショップでも

大変お世話になりましたが、

一泊二日の熊野滞在に

盛りだくさんのご案内をしてくださいました。

🍁新宮を見下ろす山上から始まり、

🍁万葉集にも読み込まれた"三輪(神の)崎"

"孔島" "鈴島"。

🍁熊野灘に沿って続く 熊野古道の

"高野坂"へ。

新宮の海側の、表に出ない歴史の旅でした。

🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁

"新宮"探訪・・

大漁 の画像!  

結構、コアな旅です。

けれど、なんだか外せない、

熊野の懐奥へ。

よろしければ

どうぞお付き合いくださいませ。

そして・・

熊野の風景 その二へ

続きます。

熊野・・多重層すぎて・・ああ、

エライコッチャ

山登るより大変かも💦

🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁

💐秋季例大祭"お綱掛け神事" へ💐

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🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁

🍁瀧原宮を過ぎ
熊野に向かって南下する紀勢線に
西へ東へと蛇行して
絡み合って流れる"大内山川"。

🍁伊勢のデルタ地帯を形成する
"宮川"の最大の支流で、
この大内山川が宮川に合流する
川の出会いの地に"瀧原宮"があります。

🍁最終的に御鎮座の地が
"伊勢"と定まったのも、
三重県で一番長い川で、
大台ヶ原に水源を発する
"宮川"が・・
その"宮川"の河岸と、水源の地質が・・
決定の重要ポイントだったのではと
思うのです。

🍁紀勢線の車窓から見える
清らかな川や緑や・・
遠くに垣間見える山々の影を見ていると、
ふと過去の秘密が紐解かれる。

そんな気持ちになります。

🍁彼岸近くに一斉に花を咲かせる
彼岸花に出迎えられて。  

あっちにもこっちにも彼岸花。

春来た時は、満開の桜に出迎えられて。

🌸春の彼岸、🍁秋の彼岸・・
奇しくもぴったり、半年ぶりの
熊野入りでした。

🍁

🍁名古屋から 特急南紀で3時間半。
エメラルドグリーンの熊野川を渡って
新宮市へ。

🍁出迎えてくださった、新宮在住の
瀬古伸廣さんのご案内で、

🍁まずは新宮を見おろす山の上へ。
神武天皇東征の上陸のお話から、
熊野川の地勢の歴史も、新宮の町の成り立ちも。

見晴らしの山の上で
滔々とお話しくださいました。

🍁

🍁瀬古さんの生まれ故郷
新宮市よりも歴史の古い「三輪崎(みわさき)」へ。

🍁新宮の港に浮かぶ、"孔島(久嶋)" "鈴島"を繋ぐ
新しい堤防の道へ。
https://www.shinguu.jp/spots/detail/A0016  


🍁目の前は "鈴島"。  

🍁"鈴島"🍁

🍁"鈴島"から新宮港を挟んで向こう岸は
三輪崎」と並んで、万葉集の歌にも残る
佐野」。

🍁"孔島" 。
柔らかい円錐形の島です。

🍁ハマユウが自生していたり、
珍しい鳥たちも住んでいる
貴重な島なのだそうです。

ハマユウが咲いている6月ごろの孔島も
訪れてみたいです。

🍁大鳥居の額には"厳島神社"と。

🍁お母さんのお腹の中に入るように
島の中へ鳥居が続きます。

🍁産道です。

🍁ご祭神は"市杵島比売命"。
鯨漁の地 
鯨とともに生きてきた
三輪崎」の氏神さま。

鯨漁の長が大切にお守りしていると
うかがいました。

🍁鳥居の真正面に「三輪崎」の町。

🍁神武天皇の上陸の地とも。


万葉集にも残る三輪崎」の名前は
検索しても、熊野のこの地一箇所。

三輪崎」の「三輪が熊野川を遡り
玉置山を北上し、奈良桜井市の
三輪山」の名に。

と、おっしゃる瀬古さん。

🍂その流れ、よくわかるのです。
かつて 取材で「三輪山」から南下して
吉野へ、室生へ。天川へ。と
何度も紀伊半島へ入りましたが、

玉置山まで入り、
玉置神社の磐座、玉石社に参拝すると、

「はっ、こちらが先だ」と
直感的に気づくのです。

さらに、熊野、新宮へ至ると、
熊野側に発端があるのを
感覚的に、確信してしまいます。

🍂ついに、その発端の地に
その地に生まれ育った瀬古さんに案内され、
お参りすることができました。

🍁鳥居の左手に見えるのは
佐野の町。

🍁防波堤から見る
熊野灘。

🍁三輪崎から程近く、
海沿いの丘陵地に続く
"熊野古道"高野坂へ。

🍁暖かな日差しの中
阿須賀神社神倉神社へと
向かう"高野坂"を登ります

🍁熊野古道らしい
石畳の道が現れました。

🍁苔むして、夕陽に映えて
なかなか味のある古い道です。

🍁見事なシダの壁面

🍁シダの瀧です。

🍁熊野古道をはずれて
"鯨山見跡"へ。

🍁道の傍らに石積みが。
とても古そうです。

🍁この辺りは
"おな神の森"と呼ばれて
上陸した神武天皇
戦って倒れた
丹敷戸畔」(にしきとべ)の部族が
住んでいたとも
戦いの地とも
伝えられているそうです。

🍁とてもデリケートな場所でも
あるのだけれど

早くおいで !」と
呼ばれているように
ワクワク感が湧き上がって

🍁高野坂は、夕陽を浴びて
黄金色で、苔の緑も鮮やかに映えて

まるで妖精たちが
いつも通り抜けているような
楽しい愛らしい道だったので、

自然と言葉と歌が降りてきて・・
(道が、驚かないように、
わたしたちを待つものが驚かないように)

歌を歌って、周囲と和みながら
石畳の坂を登り

鯨山見の展望への道を
歩んでいました。

🍁鯨山見跡への道すがら、

瀬古さんがお話しくださったのは、
また、思いがけないお話し。

瀬古さんが生まれて間もない頃、
昭和南海地震が起こって、

まだ赤ちゃんの瀬古さんは
お母さんに背負われて
この山の坂を登って津波から逃げた
そうなのです。

「よくわからなかったけれど、
お母さんにおぶさってこの山を登った、
波から逃げた、記憶が残っている」

と。
鬼気迫る記憶を。

🍁その時津波から逃げてくださった
お母さんのおかげで
今こうして瀬古さんと
熊野をめぐることができる・・。

ちょうどこの辺りは、何か時空間が
熊野古道とちがって、
時空が交錯しているような、

普通の時空間と感覚的に違うところなので、

まさに津波から逃げる
お母様に背負われた瀬古さんと
オーバーラップするようで
クラクラしました。

🍁鯨山見跡の丘の上です。

🍁鯨漁が盛んな頃のことを
""と呼んだそうで、

この見晴らしから遠洋の鯨を発見して、
のろしを上げて
海上の鯨漁の船たちに
知らせたそうです。

🍁右手の一番手前が"鈴島"。
真ん中に"孔島" が。

🍁鯨山見跡の丘の上に、

遠い昔、地元に住む部族を巻き込んで
対峙した二人の長。

神日本磐余彦尊 と

神熊野丹敷戸畔 と

碑がたてられていました。

🍁ここを訪れられた多くの方々の祈り、

その功 あられてか、

地元の御魂たちの
輪となって和む存在を
感じていました。

🍁人それぞれ、感じるものは
違うのではありますが、
ここにそっと記しておきます。

わたしたちを迎え入れてくださって、
ありがとう。

🍁鯨山見丘から熊野古道へ戻る道は

全体柔らかい黄金色に包まれて
まるで道の先が
この世ではないようなくらい、
金色に煌めいて。

うっとりするほど美しかったのです。

🍁このまま
黄金色の光の方に歩って行ったら
一体どこへ出てしまうのか。

急いでいなければ、時間を忘れて
ゆっくりしてしまいそう。

🍁道に広がる苔が可愛くて。
どこを見ても美しいので、

ちょっと、
ホビットになったような
気分。

🍁熊野古道に戻りました。
なんとなく普通の感じに。

🍁あ、そう普通でもないか。

古道を下り始めて、
実はずいぶん急な山道を
登っていたことに気づきました。

🍁新宮に着いてから
休憩なしで
三輪崎の防波堤を歩って、
高野坂を上り下りして。

夜のお食事は、ここ。

瀬古さんのお友達の
新宮市内の"古式手打ちうどん"のお店。
古式手打ちうどん"まさ屋"さん。

まさ屋さんの「うどんすき」 !

🍁食べたことのない美味しさ❗

🍁とても運よく、山盛りの松茸! に、
お野菜も、お肉も、たっぷり、

そして、実はメインは
食べ出したら止まらない、

もちもちのおうどん❗です。

🍁わざわざ新宮まで
食べに行きたいくらい
絶品でした!!

🍁"まさ屋" さん、瀬古さん、

ご馳走様でした。

🍁🍁🍁🍁🍁🍁🍁

 Reiko Okano

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