2022年10月23日日曜日

ヴァイキング (映画) - 1958

ヴァイキング (映画) - Wikipedia

ヴァイキング (映画)

あらすじ

9世紀北欧一帯はヴァイキングの活躍の場となっていた。

悪名高きヴァイキング王ラグナーは、イングランド王を殺害し、王妃エニッドを我が物とした。その後王位を継いだのは、野望に燃えるエイラで、エニッドはラグナーの子を生んだものの、神父ゴドウィンに手放すようにさとされ、別れる際、その子の首に、イングランド王家に伝わる剣の宝石を外してかけておいた。

歳月が流れ、ラグナーとエニッドの子エリックは、運命のいたずらで父の奴隷となっていたが、本人はそのことを知らなかった。一方ラグナーの子アイナーは、鷹匠をしていたエリックと争いになり、鷹のせいで片眼を失う。罰せられようとしていたエリックの首の宝石から、イングランド王家の後継者であることを見抜いたエグバートは、巫女と2人で彼を助け、エリックは、アイナーに囚われていたノーサンブリア王女、モーガナとイングランドに脱出する。

ラグナーが後を追うが、船は難破し、エリックに助けられたところをイングランド兵士に捕らえられ、ラグナーは死罪となり狼の穴に投げ込まれる。一方エリックは、モーガナとの結婚を望むが、エイラはエリックの左手を切り落とし、国に帰してしまう。国に戻ったエリックは、異母兄で敵でもあるアイナーと手を組んで、イングランドに攻め入る。アイナーは、モーガナが、エリックに心を寄せていること、そしてそのモーガナから、自分とエリックが異母兄弟であることをきかされて、エリックと激しく争うが、一瞬の気の緩みから、弟の刃に倒れる。
それからしばらくのち、アイナーの弔いの船に火が放たれるのを、エリックとモーガナが見守っていた[4][5]

キャスト

スタッフ

[5]

エピソード

  • アイナーの弔いの船に、火のついたを放つ場面で、フライシャー監督は、1、2の3でみんなが矢を放つようにしていたが、いざ本番になると、2でまず矢が1本当たり、次の3で他の全員が矢を放った。監督は、はじめに1本、続いて多くの矢が飛ぶのがいかにも厳粛であるとして、その映像を使うことにした[2]
  • 食べ放題の料理をバイキングと呼ぶのは、この映画に由来している。帝国ホテルスモーガスボードを採り入れる際、この名前が言いづらかったため、一般的な北欧のイメージとしてのバイキングに加え、当時、ホテル近くの日比谷映画劇場で上映されていたこの映画の、食事風景の場面にヒントを得たといわれる[6]
食べ放題」も参照

Blu-ray・DVD

  • 【Blu-ray】ヴァイキング HDマスター版 2019年4月21日発売
  • 【DVD】ヴァイキング HDマスター版 2019年4月21日発売
  • 【DVD】バイキング <初回限定生産> 2008年8月22日発売
  • 【DVD】バイキング 2007年10月24日発売
  • 【DVD】バイキング <初回限定生産> 2007年1月19日発売
  • 【DVD】バイキング <期間限定生産> 2006年6月17日発売
  • 【DVD】バイキング <今だけ2枚で¥1990/初回限定生産>2005年2月18日発売
  • 【DVD】バイキング 2004年7月2日発売
  • 【DVD】バイキング 2003年10月3日発売

[4]

脚注

  1. 『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)149頁
  2. ^ a b The Vikings (1958) – IMDb
  3. 「作品情報」ヴァイキング – キネマ映画旬報データベース
  4. ^ a b c 映画 バイキング - allcinema
  5. ^ a b ヴァイキング - Movie Walker
  6. バイキング呼称の歴史|歴史・トレンド|ランチビュッフェ日和

関連項目

外部リンク



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