http://nam-students.blogspot.jp/2010/09/blog-post_7474.html
https://love-and-theft-2014.blogspot.com/2021/04/blog-post_43.html?m=1
世界史
https://ja.hegel.net/j32333.htm
いつの間にか日本語対応していた。
http://nam-students.blogspot.jp/2013/11/blog-post_29.html
NAMs出版プロジェクト: ヘーゲル「討論テーゼ」
http://nam-students.blogspot.jp/2010/02/blog-post_24.html
ヘーゲルの未来図?と無限:再掲
http://nam-students.blogspot.jp/2013/12/blog-post_8014.html
http://nam-students.blogspot.jp/2016/08/blog-post_70.html
ヘーゲル『精神現象学』各種翻訳の比較 :転載
http://nam-students.blogspot.jp/2016/10/blog-post_5.html
ヘーゲル世界史 関連(ヘーゲルとナポレオン)
http://nam-students.blogspot.jp/2017/04/hegel.html
ー改訂版:
— slowslow2772 (@slowslow2772) May 3, 2023
ヘーゲル『精神現象学』
アウフヘーベンとは? pic.twitter.com/WiIGoxq9Lm
細川亮一『ヘーゲル現象学の理念』の説 だと、『精神現象学』は『哲学史講義』と並行対応関係にあり、『哲学史講義』は『精神現象学』と一緒に読むといいそうだ。
以下、『精神現象学』内の章:対応する哲学者、及びキーワード、頁数は長谷川訳『哲学史講義』より。
意識
感覚:パルメニデス(本来の哲学が始まる、上p238)からヘラクレイトス(一般的な過程、上p279)
知覚:レウキッポス(自立存在の定義、正なるものを負なるものの空虚として.上p297)
悟性:プラトン「ソピステス(ソフィスト)」(抽象的な統一、中p56)
自己意識
生命: アリストテレス「霊魂論」(一般的、中p164)
主と僕:アリストテレス「政治学」(服従、中p186,189)
ストア派(自然な素朴さ、中p215,220)
懐疑派(内容の否定、中p300)
不幸な意識:
新プラトン主義(統一、三位一体、中p339,408)
ヘーゲル
上
NHK
①
序文
真なるものを実体としてではなく、むしろ同様に主体として把握し、表現すること*1にかかっている。
序論
自然的な意識は〔このみちゆきを辿ることで〕、みずからが知の概念にすぎないこと、いいかえれば実在的な知ではないしだいを示してゆく。当の意識はいっぽう直接的なしかたでは、じぶんがむしろ実在的な知であると考えているので、この道程は意識に対して*1否定的な意義を有することになる。意識にとっては*2かえって、概念の実現であるものが、自己自身を喪失することととらえられるのである。意識はこのみちゆきにおいて、じぶんが真理であるというありかた(ザイネ・ヴァールハイト)を失うからだ。
NHK①
序論
このような弁証法的な運動を、意識はじぶん自身にそくして、みずからの知にかんしても、その対象をめぐっても遂行する。この運動が、そこから意識にとってあらたな真の対象が出現するかぎり、ほんらい経験と呼ばれるものにほかならない。
NHK①
自己意識はさしあたり単純な自立的存在であり、いっさいの他のものをじぶんから排除することで自己自身とひとしい。その実在であり絶対的な対象であるものは、自己意識にとっては〈私〉である。
B
IV
A
NHK①
存在するのはかえって、一箇の非自立的意識なのだ。こうし主人が真理として確信しているのは、じぶんだけで存在していることではない。主人にとって真のありかたはむしろ非本質的意識であり、その意識の非本質的行為なのである。自立的意識の真のありかたは、したがって奴隷の意識である。
B
IV
A
放送では、
NHK①
(中略)主人が真理として確信しているのは、じぶんだけで存在していることではない。主人にとって真のありかたはむしろ非本質的意識であり、その意識の非本質的行為なのである。
自立的意識の真のありかたは、したがって奴隷の意識である。
B
IV
A
NAMs出版プロジェクト: L'antinomie ne se resout pas(アンチノミーは解消されない)
http://nam-students.blogspot.jp/2014/05/l-ne-se-resout-pas.html
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再改訂版
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NHK
②
序論
この暴力を感得するとき、真理をまえにして不安はたじろいで、喪失するかもしれないと脅かされているものを維持しようとつとめることだろう。
NHK
②
B自己意識
──こうしてすでに精神の概念が、私たちに対しては目のまえに存在している。これからさき意識に対して生成してくるものは、「精神とはなんであるか」をめぐる経験である。つまり精神とは絶対的な実体であって、その実体においては、みずからがふくんでいる対立、すなわちあいことなった、それぞれに存在する自己意識という対立が存在し、おのおのがかんぜんな自由と自立性をもちながらも、その対立が統一されている。絶対的な実体である精神とはすなわち、「私たちである〈私〉であり、〈私〉である私たち」なのである。
NHK
③
上480-7792
C
(AA)
理性
A
それはこう表現されるのである。「精神の存在はひとつの骨である」。
~~~~
精神VI冒頭参考
理性が精神となるのは、「いっさいの実在性である」とする確信が真理まで高められたときである。つまりそのばあい理性は、じぶん自身をみずからにとっての世界として、また世界をじぶん自身として意識することになる。精神の生成は、直接に先行する運動を示した。その運動にあって意識の対象、つまり純粋なカテゴリーが理性の概念にまで高め
NHK②
BB
精神
B1a
現実的世界は、個体性をつうじて生成したものでありながら、自己意識に対して直接に疎遠となったものであり、それは自己意識にとって揺るがしがたい現実性という形式をそなえている。とはいえ同時に自己意識が確信しているところでは、この現実はみずからの実体をなすものであるから、自己意識はその現実を我がものとすることへと立ちむかう。自己意識が現実に対するこの威力へと手をのばすのは、〔みずからを〕形成することをつうじてであって、この側面から教養がどのように現象するかといえば、それは自己意識がじぶんを現実に適合するようにし、しかも根源的な性格と才能がふくむエネルギーが、じぶんにそれを許すかぎりでそのようにこころみる、といったものとなるだろう。
NHK②
BB
精神
B1a
現に存在することはむしろ、それぞれの規定性が対立する規定性へと顚倒されてゆくことであり、ただこのような疎外のみが全体の本質をかたちづくり、全体を維持するものなのである。
NHK②
BB
精神
B1a
自己意識はそれらの対象からじぶんが自由であることを知っているわけであり、そのふたつの対象のあいだでどちらを選択することも、そればかりかふたつのうちどちらも選択しないことすら可能であると思いなしているわけである。
NHK②137-2290
BB
精神
B1a
______
このような精神は、かくて絶対的で普遍的な顚倒であり、それは現実と思想を顚倒することでまた、現実と思想から疎遠なものとなっている。そうした精神が純粋な教養なのである。この〔教養という〕世界にあって経験されるところはこうである。すなわち、権力と財富という現実的な実在であれ、それらにぞくする一定の概念、つまり可であり非であることにせよ、あるいはまたこの可否にかんする意識、要するに高貴な意識と下賤な意識にしても、そのどれも真なるありかたをそなえてはいないということだ。かえってこれらの契機のいっさいは顚倒されて、一方が他方となるのであり、それぞれの契機はみずから自身の反対物と化するのである。
NHK
②133-2225
BB
精神
B1a
_________
それはつまり一般的な欺罔であって、自己自身をも他者たちをも欺くものとなるのである。このような欺瞞を口にするとは恥知らずなことであるが、その無恥こそがまさにそれゆえに最大の真理なのだ。
NHK
②
〔世界から〕距離を取ることが要求されるとしても、その要求が意味しうるところは、理性は、精神的に教養をつんで形成された意識──その意識にまで理性はようやく到達しているのだ──をふたたび放棄せよ、といったものではありえない。それでは、理性のさまざまな契機にかんして拡張された富を、自然的な心情と称される単純なありかたへとふたたび沈みこませて、粗野な、禽獣の意識にほど近いものへと逆もどりさせることになってしまう。
NHK②
BB
精神
B1a
_________
「自己」へと還帰しているという第一の側面からすれば、いっさいの事物の空虚さ(Eitelkeit)は自己自身の空々しさである。つまり自己が虚ろなのである。そのばあい「自己」とはそれだけで存在する自己であり、その自己はすべてを評価し、あらゆるものについて喋りつくすことができるばかりではない。エスプリに富んだしかたで、〔国権と財富という〕現実の確乎とした実在にかんしても、判断が定立する〔可・否、高貴・下賤という〕固定した規定をめぐっても、その矛盾について言いたてるすべを知っている。しかもこの矛盾こそが、実在や規定の真理なのだ。──形式という点から考えると、この自己が知悉しているのは、いっさいがじぶん自身とは疎遠になっていることである。
(中略)
いっぽうこの〔実体としての〕統合という面からは見知っていないから、自己は実体的なものを判定することにかんしてはよく心得ているとはいうものの、自己がそのぶん喪失してしまっているのは、その実体的なものを把握する能力なのである。──自己にはこのような空虚さ(Eitelkeit)があり、その空々しさがその場合いっさいの事物の虚しさを必要とする。そのことで自己はすべての事物から、「自己」の意識を手にするにいたるわけである。
NHK
②
BB
精神
B1a
_________
II
啓蒙
感情というのは、固定されているもののいっさいが解体し、すべての契機をつうじて、その契機が世界が現に存在していることにかかわるかぎりで引き裂かれ、骨という骨にいたるまで打ち砕かれているという感情である。
NHK
③
BB
精神
B1a
_________
II啓蒙
a
純粋な洞察は、信仰がじぶんに、つまり理性と真理とに対立したものであることを知っている。信仰とは純粋な洞察にとって一般に、迷信と先入見と誤謬とによって織りあげられたものである。だから、純粋な洞察にとってさらに組織されてゆくものといえば、それは、このような内容をもった意識が一箇の誤謬の国となったものである。
その国では、あやまった洞察が一方では一般大衆の意識として、直接的で無邪気なかたちを取っており、そこではじぶん自身への反省が欠けている。いっぽうこの契機、つまり自己への反省いいかえれば自己意識を、あやまった洞察であっても、無邪気さから切りはなされて、じぶんでもそなえているのだ。その場合にはあやまった洞察は、背後にじぶんだけで留まっている洞察であって、そこには悪しき意図がある。この背後の洞察と悪しき意図とによって、大衆の意識は欺かれているのである。
NHK
③
166
BB
精神
B1a
_________
II啓蒙
a
たたかいはいまや遅すぎるのであり、どのような手段をもってしても病気はひたすら悪化するばかりである。病気が冒したのは、精神的な生の骨の髄であるからだ。つまり意識がその概念において冒され、あるいは意識の純粋な本質そのものが冒されている。それゆえまた、意識のうちには〔純粋な洞察という〕病気にうち克つ、どのような力も存在しない。
NHK
③
172-2867
BB
精神
B1a
_________
II啓蒙
a
私が信頼している相手がじぶん自身を確信しているとすれば、その確信は私にとっては私自身についての確信である。
…
信頼するとはしかし信じることである。
NHK
③
精神
b啓蒙の真理
有用なものが対象であるのは、自己意識がこの対象を観とおして*1、じぶん自身についての個別的な確信、つまりみずからの享受(じぶんが自立的存在であること)を、当の対象のなかで手にするかぎりでのことである。自己意識は対象をこのようなしかたで見とおすわけであるけれども、その洞察には対象の真の本質がふくまれている(本質とはつまり観とおされたもの、いいかえれば他のものに対して存在するものであるということである)。
NHK
③
精神
III
その死はしたがってひどく冷酷で、まるで平板な死なのであって、そこにわずかに存在する意義といえば、キャベツの玉を切りさく〔ようにギロチンであたまを飛ばす〕とか、あるいは水をひと飲みするとか以上のものではないのである。
参考:
NHK③
法の哲学
序文
理性を現在の十字架における薔薇(45)として認識し、それによって現在をよろこぶこと。この理性的な洞察こそ、哲学が人々に得させる現実との和解である、──
NHK④
精神
C道徳性
けれどもそうした心得や考量はあくまで契機として、つまり他者たちに対してのみ存在するなにごとかとして存在するにすぎず、そのかぎりでは意識が手にしている不完全な知が──それがじぶんにとっての〔応分な〕知なのだから──意識にとってはじゅうぶんで完全な知として受けいれられているのである。
NHK④
精神
C道徳性
よく知り、より知っているとうぬぼれているにすぎないのに、現になされたことを散々こき下ろし、じぶん自身をその所業のうえに置いて、みずからのなにもなさない語りが卓越した現実と受けとられることを要求しているわけである。
…
そのひとしさを直観し、それを言明することで、行為する意識が評価する意識に告白し、期待するのは、同等のことがらなのだ。つまりこの他方〔の評価する側〕も、じっさいにはじぶんとひとしい立場に置かれるにいたったのだから、おなじようにやはりみずからの語りで応答し、その語りのなかでじぶんとのひとしさを言明してほしい、ということである。
…
ここで定立されているのはこのうえない反抗であって、しかもそこではじぶん自身を確信した精神こそが抗っているのである。
…
この赦しとは自身を断念し、みずからの非現実的な本質を捨てさることであって、この本質のかたわらに、後者の意識は問題の他者を──こちらが現実的に行為することであったのだ──同等のものとして定立し、思想にあって行為することがまとう規定からすれば、悪と名ざされていたものを、「善」として承認する。
…
〔ここで口にされる「然り!」という〕和解のことばこそが、現に存在する精神なのだ。この精神は純粋な知として、じぶん自身が普遍的な実在であることを知っているけれども、当の知をその反対物のうちで、すなわちみずからにかんする純粋な知が、絶対的に自身のうちで存在する個別的なありかたであるという消息のなかに直観するのである。かくて和解のことばとは相互に承認しあうことであり、この相互承認が絶対的な精神である。
NHK④
絶対知VIII
事物が〈私〉である。じっさいこの無限判断にあっては、事物は廃棄されてしまっている。
DD
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とる」