プルードン - 株式会社現代思潮新社

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「財産とは何か？　それは盗奪なり！」と主張し、国家、法、私有財産制に熾烈に挑んだ生きた思想家の全体像に迫る一巻。

著者	サント・ブーヴ 著 原　幸雄 訳
ジャンル	歴史・政治
出版年月日	2013/09/10
ISBN	9784329020758
判型・ページ数	4-6・356ページ
定価	本体4,200円＋税
在庫	在庫あり

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目次

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まえがき

Ⅰ
出生／学業／印刷所の徒弟修行／《一般方法論》／ヴォルネ賞応募論文／スュアール年金／信条告白と象徴
Ⅱ
《日曜礼拝論》と有名な理論の萌芽／ブザンソン・アカデミィとの最初の不和／パリ滞在、貧窮と苦しみ／第一論文《財産とは何か》／不安、苦悩、そして自信
Ⅲ
出版の直後／ブザンソン・アカデミィにまき起こした波紋／召喚、弁明、放免／つらい状態、精神的苦悩／学問への情熱／第二論文、副題《ブランキ氏への手紙》
Ⅳ
プルードンの女性観／青年期以米の純潔さ／厳格さ／父性及び家族への献身
Ⅴ
どのような精神状態で《ブランキ氏への手紙》は書かれたか／希望、不安／まぬがれた災難、相対的緩和／雄弁な一節
Ⅵ
第三論文、副題《コンシデラン氏への手紙》／絶対的平等の理論／はげしい論戦／ブザンソン検察庁による逮捕と追及／法廷のプルードン／釈放
Ⅶ
短かい休憩／地方問題への心気転換、純理論への熱意／ベルグマン氏への献辞／ささやかな野心、矛盾した計画、裏切られた希望／戦いへの復帰
Ⅷ
.著作《人類における秩序の創造》／実務にたずさわるプルードン、ゴーチェ兄弟商会の事務員／訴訟代理人と理論家／経済学の仕上げ
Ⅸ
新しい交友関係／最初の仲聞、その次の仲聞／経済学者たち、ジョゼフ・ガルニエ氏／ドイツ人との交友、カール・グリュン／フランス人の弟子、ダリモン氏
X
《経済的諸矛盾》／法則の二面性、両刃の方法／綜合への見通し／さまざまな反対意見／彼の真の休系
Ⅺ
１８４８年以前のプルードンの様々な判断、文学について／公共心について／詩想について／韻律法について／新語法について／社会主義について
プルードンの現像を刻む古典的評伝
Ⅻ
プルードンの書簡の特徴／他の書簡とどこが違うか／１８４６年から１８４８年にかけての彼の精神状態と計画／2月24日をどのように受けとめたか／１８５４年の見事な手紙

註
解説

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内容説明

「財産とは何か？それは盗奪なり！」と主張し、国家、法、私有財産の熾烈な否定の下に論陣を張る「知的プロメテウス」プルードン。尨大な書簡を駆使して投写するその全像。近代文芸批評の先達サント・ブーヴの面目躍如たる一巻。