https://youtu.be/ukQbcxjHqyk
やまとおおくにたま
倭大國魂神社
場所-美馬市美馬町字東宮ノ上3 主祭神-大国魂命、大己貴命 例祭 - 10月14日
由緒は不詳だが、 平安時代の 『延喜式』神名帳の美馬郡条にある [倭大国玉神大国敷
神社二座]に比定される古社で、 大国魂命・大己貴命を主祭神とする。 その御神像は、
高さ一尺ほどの剣を杖きて立つ神人の木像で、厨子の背後には、 「大島郷倭大国魂神社」
の墨書があるという。 小笠原氏が崇敬した神社でもあった。 『日本書紀』 の第 10代崇神
天皇紀6年に「天照大神・倭大国魂、二神を天皇の大殿の内にお祀りしたとある。」が、
『延喜式』 [倭大国魂] を冠する神社は他になく、 [倭大国魂] との強い関係性が窺え
る。 境内には、古墳時代後期 ( 6世紀)の3基からなる大国魂古墳群が築かれ、開口す
る横穴式石室 (全長4.6m、高さ2.2m) をもつ1基が 「大国魂古墳」 で、 段の塚穴型石
室の中でも最も古い特徴をもつと考えられている。 神社北側の吉水には [吉水遺跡] が
あり、弥生後期の住居7軒と東西9間 南北3間の掘立柱建物跡等が発掘されている。
今後の周辺域の発掘によって、 「倭大国魂神社」を成立させた集団の様子が明らかになっ
てくるであろう。
脇町ロータリークラブ
0 件のコメント:
コメントを投稿