2020年6月6日土曜日

proudhon/marx 1847

            ( プルードンリンク:::::::::) 

ブザンソン市立図書館(Bibliothèque municipale de Besançon)
http://www.bm-besancon.fr
http://memoirevive.besancon.fr/
https://nam-students.blogspot.com/2018/12/bibliotheque-municipale-de-besancon_19.html

オプマンHaubtmann1982
https://books.google.co.jp/books?id=Zxw3UjlO7hcC&printsec=frontcover&dq=Pierre-Joseph+Proudhon+:+sa+vie+et+sa+pens%C3%A9e,+1809-1849&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwilnJTP8PDpAhUky4sBHVDYCvwQ6AEIJTAA#v=snippet&q=vidal&f=false
(新訳哲学の貧困訳注はHaubtmannに準じている)
ちくま新書アナキズム入門より
《プル ードンの著作も然り 。加えて 、プル ードンの晩年の草稿はブザンソン市立図書館の電子図書館からもアクセス可能だ ( http://culture-besancon.fr/) 。》
上urlは多分間違い 
例:Droit  de  la Force  (Ms.2858)
要flash

参考:
Système des contradictions économiques ou Philosophie de la misère - Wikisource 1846
https://fr.wikisource.org/wiki/Syst%C3%A8me_des_contradictions_%C3%A9conomiques_ou_Philosophie_de_la_mis%C3%A8re

Misère de la philosophie - K. Marx (sommaire) 1847
https://www.marxists.org/francais/marx/works/1847/06/km18470615.htm
Avant-Propos
Préfaces de Friedrich Engels
MISÈRE DE LA PHILOSOPHIE
I. Une découverte scientifique
Opposition de la valeur d’utilité et de la valeur d’échange
La valeur constituée ou la valeur synthétique
Application de la loi des proportionnalités de valeur
II. La métaphysique de l’économie politique
La méthode
La division du travail et les machines
La concurrence et le monopole
La propriété ou la rente
Les grèves et les coalitions des ouvriers



NAMs出版プロジェクト: 『哲学の貧困』(マルクス)へのプルードンの書き込み(簡易版):再送
 http://nam-students.blogspot.jp/2011/08/blog-post.html?m=0 簡易版

 http://nam-students.blogspot.com/2008/02/blog-post_03.html 未改訂版
画期的な的場昭弘による新訳2020訳注では、プルードンがユアの名を出した書き込みが訳出されていない。
最新研究で第三者の書き込みとされたのか?多分ミスだ。
厳密には二箇所欠落している。こちらもオプマン書にはある。

118頁5行目…対立するものである。」の後に以下の書き込みがあるはず。
「大いに結構。私の意見はその反対だ。労働者の堕落は、スミスが分割とよぶものにおけるよりも、あなた[マルクス]が自動体系とよぶものにおける方が、より以上すすむのである。私についていえば、私は、分割と機械によって、これら二つの程度を示したのである。細分化され、ばらばらにされた分業は、人間を分散させる。機械は、人間を隷属させる。これは、ドクトゥール・ユアとまったく同じことである、と私は、のべたのである。」
(このような配置の転換は、…旧来の慣例に公然と対立するものである。)
           Très bien : j'ai marqué cette opposition ―, la dégradation de l'ouvrier est plus avancée dans ce que vous appelez systéme automatique que dans ce qu'A. Smith appelle division : ー quant à moi, j' ai marqué ces deux degrés par la Division, et machines.
      J'ai dit : la Division du Travail morcelle, mutile, éparpille l'homme ; ― Les machines l'asservissent : c'est exactement la même chose que le Dr Ure.




53 欠
これは同意語だ。

第二章第3節より
<53>
169/163
(恋する男の直接対象が女であるならば、生産活動上の励みあいの直接対象は生産物であって、利潤ではない。)
      「Synonymes ici.(これは同語反復だ。)」

<54>
169/163
((競争は、)生産活動上の励みあいではなくて、商業上の励みあいである。)
       「Autres synonymes.(またしても同語反復だ。)」

そのかわり下記仏語版にはない90頁9後半のナポレオン云々が追加されている。これは手沢本で旧仏語版以降に確認されたのかもしれない。2009年に研究書では採用されていた。そもそもえオプマンが校正したもの(Pierre-Joseph Proudhon: Sa vie et sa pensée, 1809-1849 ,1982)に基づいているのだろう。
https://www.amazon.com/-/es/Pierre-Haubtmann/dp/2701010357/






 J ' ai fait moi - même la critique de cette manière de raisonner . Pour les uns Napoléon est un demi - dieu , pour d ' autres un fléau . Sont - ils les uns ou les autres plus près de la vérité que ce petit bourgeois ?

9 私自身が行ったのは、このような推論の仕方への批判である。あるものにとって、ナポレオンは半分神であり、あるものにとって疫病神である。彼らは、それぞれここに出ている小市民より真実により近いというのか?

Sozialismus für KleinbürgerPierre Joseph Proudhon - Wegbereiter des Dritten Reiches

前表紙

Böhlau, 2009 - 450 ページ



Marx , Das Elend . . . , op . cit . , S . 112 . Proudhon notiert zu dieser Stelle in seinem Exemplar des Marxschen Buches : „ J ' ai fait moi - même la critique de cette manière de raisonner . Pour les uns Napoléon est un demi - dieu , pour d ' autres ...
Frédéric Krier - 2009 - ‎スニペット表示


プルードンの書き込みだけは他の書き込みと一緒に訳注に回すのではなく、以下の仏語版(1950年Alfred Costes編集のマルクス全集版)のように本文に組み込んで欲しかった。






57^397:
1 そうだ。


85^407:
2 それらが必然化するのは、社会の中では、たとえすべてがどうであろうと、同時代的であり、自然においてはすべて核になるものは、永遠のものだからである。


87^408:
3 非常にすばらしい。それは愚かなことだというのか。


88^408:
4 私もそれ以外のことをしようとは思わない。そして、私は、それは意味があることだと考えている。あなたの観察は、何も見ていない。
89^408:
5 嘘だ。それはまさに私がいっていることである。社会が、その経験から法律と素材をつくるのである。

6 そうだ。まさしく人間のように永遠のもの。そしてすべては同時代的なものである。あなたの第二の観察はそこまで到達していない。

90^409:
7 私は、すべて同じ年だといっている。政治経済学の対象をそれぞれ語るために、あなたならどうするのか、私に教えてくれるのか?
8 誰がそんなことをあなたに語ったというのだ? あなたの第三の観察は混乱以上の何ものでもない。
9 私自身が行ったのは、このような推論の仕方への批判である。あるものにとって、ナポレオンは半分神であり、あるものにとって疫病神である。彼らは、それぞれここに出ている小市民より真実により近いというのか?


91^409:
10 ずうずうしい中傷。
11 奴隷制は不実そのものであるが、理性的なものでもある。(…)奴隷制は、プロレタリア階級の、つまり相対的に劣るものの究極のものであるが、存在する理由をもっている。それによっていつでも存在するのだ。それは奴隷制としてではなく、徒弟として、あるいはそれと類似するものとして、それはいつも関税のようなものである。
12 暖味だ。
92^409:
13 誰がとり除くといったのか?



14 あなたの第四の観察は嘘、中傷(消されている(…)訳者)にすぎない。
93^410:
15 そんなものはない。


16 間違いである。論理をその正当な価値通り理解することは、論理を否定することではない。

94^410:
17 誰があなたにそう語らせているのか? 私はその逆のことをはっきりいっている。
18 それゆえ、不幸にも私はまだあなたのように考えてもいるのだ! 原理は知的表象以外のものであり、事実の動因ではないということを、私が主張しなかったというのだろうか? あなたの第五の観察は中傷的な非難である。マルクスの作品の真の意味、それはいたるところで私がマルクスのように考え、それをマルクスより先に書いたということを悔しがっていることにある。彼が行っていることは、私の本を読んだ後に、私のようにマルクスが考えていたことを悔しがっていることを、読者に知らせることでしかない!なんという男か!


19 私はあなたの仮説を必要としていない。
20 出現と存在は、まったくあい異なるものである。前者だけが、われわれにとって真実である。
21 確かに生産は出現である。

96^411:
22 あなたはいつも先走って冷やかしている。正しい所から見てごらん。
23 おしゃべりだ。


98^413:
24 私はここで摂理を賞賛する犯罪人ですらある!
25 風刺だ!



26 この揚げ足とりは何か? 世代が変革する! 私がいっていることは、同じ原理がすべての現象を統一し、支配するということである。変革が何であるか私にはわからない。八九年のフランスは、絶対君主政を立憲君主政に変革した。つまり、ここにあなたのスタイルがある。私は、八九年の国家が八九年以前に存在していた政治権力の分割を、調整したといっているのである。それは読者の判断に任せよう。第六の観察はヘーゲルの問題であり、ここには何も魅力的なことは書かれていない。
27 私が書いた後でこう述べることは何と愚かなことか! 実際マルクスは妬んでいるのだ。




100^414:
28 マルクスはこれらをすべて自分のものとして主張するのか? それは私が述べたはずのことと、まったく同じである。


 
29 しかしこれはすべて私のことばである!

102^414:
30 私がそのことをいったのだ。




102^414:
30 私がそのことをいったのだ。

マルクスはヴィダルのように書いている。
(フランソワ・ヴィダル(Vidal Francois, 1812-72)のことか? ちょうど『貧困の哲学』が出版された年に、『社会経済における富の配分と配分的正義』 (De la Répartition des richesses ou de la justice distributive en dcomomie sociale)という書物が出ている。)
31 私の第一章の盗作だ。
32 何だって! 戻ってみようだって! しかしそれ以前のページは私のコピーではないか。



105^417:
33 それがすべて証明しているものは何か。人間はゆっくりと進歩するということだ。


106^418:
34 なるほど。
35 なるほど、しかしスミスはこの問題を解いたのか?

108^419:
36 問題が明確になったわけではない。


107^420:
37 さて、親愛なるマルクス、あなたは狂信的であり、同時に何もわかっていない。


110^420:
38 そう述べるのが哲学者である。


114^422:
39 アダム・スミスの意味における分業ではなく、職業の大きな自然な分割である。
40 私はそう考えるのだ。
41 それゆえ機械は分業の後に生まれた。
42 それゆえ、労働の部分を統括するアトリエも、また分業の後生まれた。



43 疑いなく問題なのは論理の継続である。 
44 そうだ。
115^423:
45 (「道具が発展するにつれて、分業も発展する」とういマルクスの文章に)またそうだ。これはすべて同時に真実である。
46 すばらしい、これで富と貧困の並行的発展という私の理論が完全に説明される。

116^423:
47 愚かな議論だ。これは貿易収支を関税の横暴によって辱めると、考えるような議論である。
48 私にとって分業とは、A・スミスよりもずっと昔にさかのぼるものであり、非常に広い意味でも使っている。




117^424:
49 一方は他方の結果であり、そして前者についていえることはすべて後者に都合良くなっている。

118^  :
50 欠

118頁5行目…対立するものである。」の後に以下の書き込みがあるはず。
「大いに結構。私の意見はその反対だ。労働者の堕落は、スミスが分割とよぶものにおけるよりも、あなた[マルクス]が自動体系とよぶものにおける方が、より以上すすむのである。
 私についていえば、私は、分割と機械によって、これら二つの程度を示したのである。細分化され、ばらばらにされた分業は、人間を分散させる。機械は、人間を隷属させる。これは、ドクトゥール・ユアとまったく同じことである、と私は、のべたのである。」




119^425:
51 ほう、そしてどうやってこの全体的な発展がわかるのだろうか?「しかし、専門的発展(…)ということである」に対して)
52 そうだ、分割のアンチノミーを解決することだけが、ここで問題となる限りは。しかし私はすべてがそこにあるとはいってはいない。旧式の熟練と、近代的熟練をたえずまとめることで、労働者は一度に指で、機械を操作することができるのである。なぜなら、機械なしで仕事をするなどというのは馬鹿げているからだ。機械が彼にとって代わるのだから。もっとも高いレベルに達した総合は、労働者に同時により高い能力と、能力のわずかな発展を要求するのである。
21^428:
53 欠
これは同意語だ。


54 別の同意語である。










ーーーー









9 件のコメント:

  1. (オプマン=Pierre Haubtmannの大著、"Proudhon Sa vie et sa pensée"tom1,1982のp.1055-1063に第三者を含む書き込み文のリストが掲載されている。)

    Pierre-Joseph Proudhon: Sa vie et sa pensée, 1809-1849 (Bibliothèque des Archives de philosophie) (French Edition) (Francés) Tapa blanda – 1 Enero 1982
    de Pierre Haubtmann (Author)
    1 Formato: Pasta blanda
    Pasta blanda US$ 171.06
    Ver todos los formatos y ediciones
    Otros Pasta blanda vendedores en Amazon:
    2 Usado
    de US$ 136.33
    1 Nuevo
    de US$ 171.06

    Reportar información de producto incorrecta
    Detalles del producto
    Serie: Bibliothèque des Archives de philosophie
    Paperback: 1140 páginas
    Editor: Beauchesne (1982)
    Idioma: French
    ISBN-10: 2701010357
    ISBN-13: 978-2701010359
    Dimensiones del paquete: 23.6 x 15.4 x 7.4 cm
    Peso del envío: 3 pounds (Ver tarifas y políticas de envío)
    Opiniones de clientes: Sé la primera persona en escribir una opinión
    Would you like to tell us about a lower price?


    Pierre-Joseph Proudhon, tome 2: Sa vie et sa pensée, 1849-1865 (DDB.CHRISTIANIS) (Francés) Tapa blanda – 2 Noviembre 1987
    de Pierre Haubtmann (Author)

    返信削除
  2. Misère de la philosophie - K. Marx (I.2)
    https://www.marxists.org/francais/marx/works/1847/06/km18470615e.htm
    Say et les économistes qui l'ont suivi ont observé que le travail étant lui-même sujet à l'évaluation, une marchandise comme une autre enfin, il y avait cercle vicieux à le prendre pour principe et cause efficiente de la valeur. Ces économistes, qu'ils me permettent de le dire, ont fait preuve en cela d'une prodigieuse inattention. Le travail est dit valoir non pas en tant que marchandise lui-même, mais en vue des valeurs qu'on suppose renfermées puissantiellement en lui.

    La valeur du travail est une expression figurée,

    une anticipation de la cause sur l'effet. C'est une fiction au même titre que la productivité du capital. Le travail produit, le capital vaut ... Par une sorte d'ellipse on dit la valeur du travail ... Le travail comme la liberté... est chose vague et indéterminée de sa nature, mais qui se définit qualitativement par son objet, c'est-à-dire qu'il devient une réalité par le produit.

    全集では比喩的表現と訳されるが的場は記号化された表現と訳している(42頁)
    資本論1:17、ランシエールマルクスを読むで批判される
    賃金とは…比例性であるという哲学の貧困にあった前の引用が抜けるので悪質な批判に転化する

    返信削除
  3. 生産物によって現実的なものになる

    という引用もなくなる

    返信削除
  4. ちなみに1872年資論フランス語版では上の脚注での批判1:19(1:17)以外のプルードンの名は残っていない

    返信削除
  5. 斎藤訳2:2
    つまり 、 「労働の価値 」とは比喩的な表現であり 、原因を先に示して結果を表現する言いかたにすぎない 。

    返信削除
  6. 斎藤訳3:2
     それは小麦 ・ワイン ・肉 ・油の原価である 。あらゆるものの総合的な価格である 。もっと踏み込んで言えば 、賃金とは労働者大衆が日々再生産的に消費している諸要素 、そして富を構成する諸要素の比例関係である 。だから 、民衆の理解する意味で賃金を二倍にせよと言うのは 、生産者の一人ひとりに各自が生産した分よりも多く与えよと言うにひとしい 。これは矛盾している 。また 、賃金の上昇がごく一部の産業でのみ起これば 、それは交換全体の混乱を引き起こす 。つまり 、物不足が起こる 。私は予言などしたくないが 、絶対不可能なことについては明言できる 。私は労働者階級の境遇改善を心から願う者であるが 、これだけははっきり言いたい 。ストライキによって賃金が上昇すれば 、それが物価全般の高騰につながらないことは絶対にありえない 。二プラス二が四になるのと同じくらい確かなことである 。そういうやりかたで賃上げしても 、労働者はけっして富を手に入れることができないし 、富よりはるかに大切な自由も手に入れることができない 。労働者は 、扇動的な新聞にのせられて賃上げを要求したのだが 、それはかれら自身の本当の利益になるどころか 、独占に奉仕しただけだった 。それによって生活の苦しみがさらに増すことになれば 、労働者は自分たちがいかにもの知らずであったかを 、苦い果実として思い知るであろう

    返信削除
  7. 資本論第1巻プルードン七箇所

    フランス語版一箇所

    返信削除



  8. slowslow2772
    ⁦‪@slowslow2772‬⁩


    ⁦‪@MarMusto‬⁩ ⁦‪@cacrisalves‬⁩

    Karl Marx, Misère de la Philosophie, ou Réponse à la Philosophie de la Misère de M. Proudhon (Paris: Alfred Costes, 1950), 135. pic.twitter.com/cmgPSrXOY6

    2023/06/04 11:41


    https://twitter.com/slowslow2772/status/1665187088969658368?s=61

    返信削除