2020年6月5日金曜日

マックス・ウェーバー没後100年 Max Weber



中公の方が音楽社会学を重視し、パーソンズによる誤訳を指摘していてオススメ

岩波はシュモラーとの関係を詳述していて興味深い

【ウェーバー】丸山眞男、戸田武雄、梶山力、安藤英治、金子栄一、増田四郎、尾高邦雄、世良晃志郎、阿閉吉男、上山安敏、雀部幸隆、柳父圀近、蔭山宏、佐藤慶幸、金井新二、浜島朗、向井守、大林信治、姜尚中、小島定、牧野雅彦、横田理博、亀嶋庸一、佐藤俊樹、藤原聖子、犬飼裕一、橋本努、野口雅弘


【ヴェーバー 】大塚久雄、清水幾太郎、高島善哉、住谷一彦、内田芳明、中村貞二、山之内靖、富永健一、三島憲一、嘉目克彦、厚東洋輔、茨木竹二、小林純、樋口辰雄、米沢和彦、佐野誠、羽入辰郎、野崎敏郎、宇都宮京子、前川輝光、矢野善郎、森川剛光、三苫利幸、荒川敏彦、内藤葉子、今野元


【ウェーバー→ヴェーバー 】脇圭平、折原浩、池田昭、徳永恂、中野敏男、鈴木宗徳

1 件のコメント:

  1. 野口2020
    日本の位置づけと儒教

    ウェ ーバ ーの著作が 、とりわけ日本でよく読まれてきた 、ということはすでに述べた 。しかし 、右で紹介したような比較宗教の図式論で 、日本の位置づけは難しい 。 『音楽社会学 』で 、ウェ ーバ ーは日本の音楽について 、次のように述べている 。

    「芸術音楽をもつ東アジアの諸民族の中では 、封建制に組織化されていた日本人だけが 、情熱的な表現を求めた結果 、原則として半音階法を強く好んでいた 」 ( M W G I / 1 4 , S . 1 5 9 1 6 0 . 『音楽社会学 』四二頁 ) 。

    日本の 「エ ートス 」を封建制から説明しようとする記述は 『ヒンドゥ ー教と仏教 』における短い日本についての節でも同じである 。

    日本人の生活態度の精神が持つ 、我々の関連にとって重要な特性は 、宗教的要因以外のまったく別の事情 、つまり政治的社会的構造の封建的な性格によって作られている ( M W G I / 2 0 , S . 4 3 3 4 3 4 . 『ヒンドゥ ー教と仏教 』三七八頁 ) 。

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