久高人(くだかんちゅ)は名前が3つある?!
基本中の基本ですね(笑)
次に【島名】
久高人(くだかんちゅ)として生まれたら、男性は曽祖父、女性は曽祖母の下の名前を受け継ぎます。
移住者には島名はありません。
そして、本名が「×× 太郎」の人の島名が「一郎」だとします。
すると、「太郎」と呼ぶ人もいれば「一郎」と呼ぶ人もいるので、島名の風習を知らないと、誰が誰なのか混乱します(笑)
そして最後に【屋号】
歌舞伎における屋号によく似ています。
(市川海老蔵さんの「成田屋」のような感じです)
屋号はとても重要で、久高島の神様と久高人である自分を繋ぐ役割を担います。
久高人として生まれたときと亡くなったときに、神様のところへお供え物を持って、親族がご報告に上がります。
その際に、生まれた or 亡くなった日付、本名、屋号、家の番地をお伝えします。
そうすることで、先祖は誰で、現在は島のどこに住む久高人のことなのか、神様がピンポイントで把握出来るのです。
神の島らしい素敵な風習です。
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