2021年7月15日木曜日

Amazon.co.jp: 幻に終わった傑作映画たち 映画史を変えたかもしれない作品は、何故完成しなかったのか? eBook : サイモン・ブラウンド, 有澤真庭: 本

https://www.amazon.co.jp/dp/B07KY2Z7BL/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

          スタンリー・キューブリック、アルフレッド・ヒッチコック、スティーヴン・スピルバーグ、 デヴィッド・リンチ、コーエン兄弟、デヴィッド・フィンチャー、オーソン・ウェルズ……

偉大なる監督たちの〝作られなかった傑作映画〟たち……

なぜそれらはスクリーンに辿り着かなかったのか――

巨匠たちの胸に迫る逸話の数々を、脚本の抜粋、ストーリーボード、セットでのスチルや残されたフッテージたちを添えて描き出す。

さらに各作品には、定評あるデザイナーたちによる〝妄想ポスター〟も掲載。

収録図版数400点以上。

ヒッチコック、ダリからペキンパーにリンチまで、映画の歴史は、1度も日の目を見ずに終わった傑作たちであふれている。

本書は、それらのプロジェクトがゴーサインを受けてから潰えるまでの魅惑的で、しばしば涙を誘う、物語にスポットを当てたものだ。

チャールズ・チャップリンの『セント・ヘレナからの帰還』で幕を開け、惜しくも亡くなったトニー・スコットの『ポツダム広場』の崩壊にて幕を閉じる。

有名監督・俳優たちによる50本以上の映画が、なぜ作られることがなかったのか……。

H・G・ウェルズの原作を忠実に描くレイ・ハリーハウゼンの『宇宙戦争』

〝映画史に残る傑作〟となったはずのスタンリー・キューブリックの『ナポレオン』

巨匠ヒッチコックとオードリー・ヘップバーンのコラボは何故実現しなかったのか?

フランシス・フォード・コッポラ、デヴィッド・リンチ、オーソン・ウェルズ、テリー・ギリアムたちの苦悩と挫折……。

本書は、無慈悲なスタジオ、ばかげたプロットから、スターの決定的な死まで、待ち受ける障害のすべてをつまびらかにする。

数々の胸に迫る逸話には、脚本の抜粋、ストーリーボード、セットのスチル、残されたフッテージたちを添えた。

さらに、作られなかった映画のポスターを、定評あるデザイナーたちにオリジナルで作成してもらった。

映画史に残る、作られなかった傑作映画たちの、面白くてやがて悲しき顛末――

もし、この作品が作られていたら〝違う映画史〟が生まれていたかもしれない……。

〝誰も観ることが出来ない〟幻映画〝50本〟

■わずか7分半のモンロー×キューカー『女房は生きていた』■オードリー×ヒッチコックの幻のサスペンス映画『判事に保釈なし』■桁外れの製作費だとしても、世紀の傑作となったキューブリックの『ナポレオン』■オーソン・ウェルズの生きた記録であり、絶え間なく変化しつづけた『ドンキホーテ』■シリーズ史上最大のイカれたジェームズ・ボンド映画になるはずだった『ウォーヘッド』■これが作られていたら『E.T.』は存在しなかった スピルバーグの『ナイトスカイズ』■デヴィッド・リンチの〝電気愛〟炸裂の『ロニー・ロケット』は、いつ作られる?■東京がゴッサム・シティ? イーストウッド主演? アーロノフスキー監督の『バットマン』■死んだ主人公が〝神〟になって蘇る リドリー・スコットの『グラディエーター2』■デヴィッド・フィンチャーが描く「超エロ」コミック『ブラックホール』■スピルバーグのせいで断念したキューブリックのホロコースト映画 『アーリアン・ペーパーズ』

and more!

【掲載されている〝まぼろし映画〟】

◆第1章 1920〜50年代

チャールズ・チャップリン監督『セントヘレナからの帰還』/サルヴァドール・ダリ&マルクス兄弟『馬の背中に乗るキリンサラダ』/セルゲイ・M・エイゼンシュテイン監督『メキシコ万歳』/エドガー・ライス・バローズ原作『火星のプリンセス THE ANIMATION』/名作『カサブランカ』続編『ブラザヴィル』/カール・テオドア・ドライヤー監督『イエス』/H・G_ウェルズ×レイ・ハリーハウゼン『宇宙戦争』/アルフレッド・ヒッチコック監督×オードリー・ヘップバーン『判事に保釈なし』

◆第2章 1960年代

ジョージ・キューカー監督×マリリン・モンロー『女房は生きていた』/ロベール・ブレッソン監督『創世記』/アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督『地獄』/フェデリコ・フェリーニ監督『G・マストルナの旅』/アルフレッド・ヒッチコック監督『カレイドスコープ』/スタンリー・キューブリック監督『ナポレオン』/オーソン・ウェルズ監督『ドン・キホーテ』

◆第3章 1970年代

宮崎駿監督『長くつ下のピッピ』/ジェリー・ルイス監督・主演『道化師が泣いた日』/オーソン・ウェルズ監督×ジョン・ヒューストン主演『風の向こうへ』/マイケル・パウエル監督×シェークスピア原作『テンペスト』/アレクサンドル・ホドロフスキー監督×フランク・ハーバート原作『デューン/砂の惑星』/ショーン・コネリー主演、もうひとつの007『ウォーヘッド』/フィリップ・カウフマン監督、幻の映画版第1作『スタートレック プラネット・オブ・タイタンズ』/セックス・ピストルズ主演×ラス・メイヤー監督『誰がバンビを殺したか?』

◆第4章 1980年代

スティーヴン・スピルバーグ監督『ナイト・スカイズ』/ピーター・セラーズ主演『ピンク・パンサーの恋』/サム・ペキンパー監督『テキサス男』/ルイ・マル監督×ジョン・ベルーシ主演『マイアミの月』/リンゼイ・ナダーソン監督×チェーホフ原作『桜の園』/オーソン・ウェルズ監督『ゆりかごは揺れる』/フランシス・フォード・コッポラ監督『メガロポリス』/D・M・トマス原作『ホワイト・ホテル』/セルジオ・レオーネ監督『レニングラードの900日』

◆第5章 1990年代

デヴィッド・リンチ監督『ロニー・ロケット』/デヴィッド・リーン監督『ノストローモ』/テリー・ギリアム監督『不完全な探偵』/スタンリー・キューブリック『アーリアン・ペーパー』/アーノルド・シュワルツェネッガー主演×ポール・ヴァーホーヴェン監督『十字軍』/リドリー・スコット監督『ホット・ゾーン』/ケヴィン・スミス脚本『スーパーマン・リヴス』

◆第6章 2000年代

ダーレン・アロノフスキー監督『バットマン:イヤー・ワン』/第二次世界大戦の悲劇『キャプテン・アンド・ザ・シャーク』/コーエン兄弟『白の海へ』/ニール・ブロムカンプ監督『HALO』/ウォン・カーウァイ監督×ニコール・キッドマン主演『上海から来た女』/マイケル・マン監督『炎の門』/リドリー・スコット×ラッセル・クロウ主演『グラディエーター2』/ジェームズ・エルロイ原作×ジョー・カーナハン監督×ジョージ・クルーニー主演『ホワイト・ジャズ』/デヴィッド・フィンチャー監督『ブラックホール』/スティーヴン・スピルバーグ監督×アーロン・ソーキン脚本『シカゴ・セブン裁判』/ジョニー・デップ主演・製作総指揮『シャンタラム』/デヴィッド・O・ラッセル監督『ネイルド』/ジェリー・ブラッカイマー製作『ジェミニマン』/チャーリー・カウフマン監督・脚本『フランク・オア・フランシス』/トニー・スコット監督『ポツダム広場』

◆ノット・カミングスーン……気になる〈幻映画〉をもう少々

アメリカの悲劇/イッツ・オール・トゥルー/アダムとイヴ/国連の一日/アップ・アゲンスト・イット/ヴェニスの商人/ザ・ディープ/まぬけたちの連合/エドワード・フォード/風と共に去りぬ/ベガ・ブラザーズ/ピノキオ/エイリアニスト/ドン・キホーテを殺した男/宇宙のランデヴー/ワンダーウーマン/ファンタズマゴリア:ザ・ビジョンズ・オブ・ルイス・キャロル/ピンクヴィル         

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