【和書】定本 力と交換様式― 岩波現代文庫
柄谷行人 岩波書店 2026/03 ¥2,068
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序 論
1 謎の力
2 マルクス主義の混迷
3 「生産」から「交換」へ
4 物神の支配
5 「無意識」に動かされる社会
6 交換の起源
7 フェティシズム
8 「科学となった社会主義」
9 現在の危機
第一部 交換から来る「力」
予備的考察 力とは何か
1 見知らぬ者同士の交換
2 科学における迷信
3 古代イオニアの哲学とその復活
4 ダーウィンの進化論の隠された起源
5 貨幣の魔力
6 ダーウィン以降のダーウィニズム
7 定住化がもたらした諸問題
第一章 交換様式Aと力
1 葬られた精霊
2 遊動と定住
3 交換様式Aの系譜学
4 「父殺し」のテーマ
5 超自我の命令
6 回帰する力
第二章 交換様式Bと力
1 恐怖による契約
2 自発的隷従
3 支配の誕生
4 国家の出現へ
5 聖なる王権
6 制圧される交換様式A
7 交換様式Aの変質
第三章 交換様式Cと力
1 貨幣と国家
2 遠隔地交易と遊動民
3 帝国の出現
4 帝国の法
5 世界帝国と超越的な神
6 神の歴史
7 世界宗教と普遍宗教
第四章 交換様式Dと力
1 原遊動性の回帰
2 交換様式Dの出現
3 ゾロアスター
4 モーセ
5 イスラエルの預言者
6 イエス
7 ソクラテス
8 墨 子
9 ブッダ
第二部 世界史の構造と「力」
第一章 ギリシア・ローマ(古典古代)
1 「二度とかえらない」もの
2 亜周辺としてのギリシア
3 氏族社会の伝統の存続
4 神の国
5 帝国の両義性
第二章 封建制(ゲルマン)
1 「ゲルマン的」社会の独自性
2 アソシエーションとしての社会
3 都市の叢生
4 修道院
5 宗教改革と千年王国
第三章 宗教改革と絶対王政
1 イングランドの宗教改革
2 絶対王政とネーション
3 プロテスタンティズムと資本主義
4 絶対王政と資本主義
5 国家の監視と規律訓練
6 新都市の出現
第三部 資本主義の科学
第一章 経済学批判
1 新たなる霊たち
2 一八四八年革命の「不思議な運命」
3 物神の現象学
4 二匹の獣
5 マルクスとホッブズ
6 株式会社の台頭
7 イギリスのヘゲモニーとその没落
第二章 資本=ネーション=国家
1 不死身の獣
2 「世界共和国」と「世界同時革命」
3 自然の「隠微な計画」
4 帝国主義戦争とネーション
5 資本主義の拡張
6 「差異」の生産
7 交換の科学
第三章 資本主義の終わり
1 マルクスと革命運動
2 十月革命の罪
3 二〇世紀の世界資本主義
4 帝国主義の回帰
5 ポスト資本主義とポスト社会主義?
6 史的唯物論を超えて
第四部 社会主義の科学
第一章 社会主義の科学1
1 資本主義の科学
2 トマス・モアの反逆
3 途方もなく大喰いの羊
4 「神の国」と「地の国」
5 「ひどくくずれた」共同体
6 未来社会への鍵
第二章 社会主義の科学2
1 エンゲルス再考
2 エンゲルスの大転回
3 階級闘争としての宗教改革
4 原始キリスト教の研究
5 共産主義を交換様式から見る
第三章 社会主義の科学3
1 二人の異端者
2 ブロッホの「希望」とキルケゴールの「反復」
3 「神的暴力」
4 無意識と未意識
5 始原のユートピアの回帰
6 交換様式Dへの鍵
7 交換様式Dの到来
注
あとがき
岩波現代文庫版へのあとがき
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