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この図はアフリカが孤立した大陸だった時期に進化したアフリカ獣類の一部の系統樹だが、およそ2000万年前にユーラシアと陸続きになった後、ゾウがユーラシアに進出してナウマンゾウ、マンモス、アジアゾウに進化した。一方、逆にユーラシアからはウシの仲間や真無盲腸目(食虫目と呼ばれていたもののなかで北方起源のもの)が大挙してアフリカに移住した。そのため食虫性のアフリカ獣類がツチブタなど一部を除いて絶滅した。その前に、食虫性のテンレックの祖先が海を渡ってマダガスカルに渡っていたので、彼らは難を逃れて現在繫栄しているが、アフリカに残った仲間はほとんど絶滅してしまった。
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