2021年12月4日土曜日

訳者あとがき Part 4「言語学と人間の翻訳論」(早川健治) | 那須里山舎

訳者あとがき Part 4「言語学と人間の翻訳論」(早川健治) | 那須里山舎

訳者あとがき Part 4「言語学と人間の翻訳論」

Illustration © Jared Rodriguez / Truthout

92歳の知識人ノーム・チョムスキーと、グリーンニューディール研究の世界的第一人者ロバート・ポーリンが、気候危機解決の道を語った『気候危機とグローバル・グリーンニューディール』。Fridays For Future Japanによる日本語版まえがき、そして飯田哲也・井上純一・宮台真司各氏による力強い推薦の言葉に後押しされつつ、ついに予約受付が始まった。本の完成を記念し、当ホームページでは12月をとおして特別コンテンツを無料公開していく。今回はその第一弾として、訳者あとがきを4回にわたって掲載する。


Part 4: 言語学と人間の翻訳論

チョムスキーとポーリンの両著者の人物紹介は、すでに聴き手のクロニス・J・ポリクロニューが序文で行っているため割愛する。代わりに、ここでは言語学におけるチョムスキーの功績やこれをめぐる議論から、訳者あとがきにふさわしいと思われる主題をいくつか取り上げてみたい。

 周知のとおり、チョムスキーは1957年発表の『統辞構造論[1]』によって言語学に革命をもたらした。そこでは統辞論が意味論と完全に独立した分野として提示され、「諸言語を比較し、観察から得られた共通の文法規則を記述する」という従来の言語学の発想とは一線を画し、文法的な文を生成するために必要な言語の初期状態(普遍文法)と生成の諸規則の解明という新たな問題設定が行われた。こうした諸規則は数理的に(すなわち集合論的・計算論的に)記述される。その後この研究プログラムは「Xバー理論」「原理とパラメーター」などへと発展し、1990年代には「ミニマリスト・プログラム[2]」に至る。そこでは変形生成文法における最小単位の計算として「併合」(ある要素とその内部にある別の要素とを組み合わせる「内的併合」と、互いに独立した要素を組み合わせる「外的併合」の総称)が提示され、統辞論の新たな基礎として位置づけられた。こうした洞察を基盤としつつ、後期チョムスキーでは言語能力の普遍性と自然言語の多様性の起源をめぐる諸問題へと思索が進められている。このとき言語は、人間が心の中で考えるときに起動するシステム(概念志向システム)と表現の発信と受信を行う際に起動するシステム(調音知覚システム)という2つのシステムのインターフェース条件を満たすために最適化された計算システムとして仮定される。ここからチョムスキーは、約8万年前に西アフリカでヒトの認知能力に何らかの小さな生物学的変化(おそらく「再帰」(recursion)の発生)が起こり、これによって併合が生じ、言語能力の発達を可能にしたという仮説を導いた[3]。

 チョムスキー以後の言語学は高度に専門的な分野であり、訳者である私にはその詳細を正確に紹介するために必要な数学的・自然科学的知識はない。ただし「機械翻訳」における言語学的論争については、本書の訳文にも関連する議論であるため、あえてここで紹介を試みたい。

 自然言語処理技術の精度は近年大幅に向上している。その主な原動力は、使用可能な対訳データ量の飛躍的な増加であり、これのおかげで機械学習モデルのパラメーター数もまた桁違いに増えた。例えば、OpenAIが開発し世界的に注目されている生成事前学習変形装置3(GPT-3)のパラメーター数は約1750億個だが、これは前身のGPT-2の約15億個に比べると二桁以上の差となっている。アルゴリズムのレベルでは、チョムスキーが『統辞構造論』を書いた1950年代にはマルコフ連鎖によるモデリングが用いられていたが、GPT-3は人工ニューラルネットワークを採用している。2021年現在、主流の翻訳プログラムはいずれもGPT-3と同じようにビッグデータとニューラルネットワークの組み合わせを採用している。

 既存の機械翻訳プログラムのうち、英和の言語ペアで最も訳文の精度が高いものはDeepLだろう。そのことを示す一例として、本書の書き出しの段落の翻訳をご覧いただきたい。

原文

Over the last couple of decades, the challenge of climate change has emerged as perhaps the most serious existential crisis facing humanity but, at the same time, as the most difficult public issue for governments worldwide. Noam, given what we know so far about the science of climate change, how would you summarize the climate change crisis vis-à-vis other crises that humanity has faced in the past?

DeepL

ここ数十年の間に、気候変動の問題は、おそらく人類が直面している最も深刻な存亡の危機であると同時に、世界中の政府にとって最も困難な公共問題として浮上してきました。ノアムさんは、気候変動の科学についてこれまでに分かっていることを踏まえて、人類が過去に直面した他の危機と比較して、気候変動の危機をどのように要約しますか?

人間(訳者)

ここ数十年間で、気候変動問題は人類が直面する最も深刻な実存的危機として、また世界各国の政府にとって最も困難な社会問題として立ち現れてきました。そこでチョムスキーさんに質問です。気候変動について現在わかっていることを考慮に入れた上で、過去に人類が直面した他の危機と気候変動危機との関係を要約していただけますか。

 ご覧のとおり、DeepLの訳文は人間の訳文とほぼ同等の質を実現しており、読み手の好みによっては人間である訳者が書いた文章より優れている部分もある。例えば、人間版ではポリクロニューとチョムスキーの人間関係の距離感を考慮に入れて英語の「Noam」を「ノーム」ではなく「チョムスキーさん」と訳したが、相手を敬っていてもファーストネームで呼び合うアメリカの慣習をそのまま日本語で演出したいという場合はDeepLが行った翻訳の方が優れている。また語選のレベルでも、例えば「existential crisis」というキーワードの和訳として、人間版ではこのフレーズを単独で成立させ哲学的な響きも残すために「実存的危機」という言葉を選択したが、本段落の文脈に特化した翻訳を求める場合は、DeepLの「存亡の危機」という言葉の方がポリクロニューの言わんとすることを単刀直入に表現していて優れている。他にもDeepLと人間との間の微妙な差異は質的な差ではなく好みや方針の差にすぎないものばかりだ。

 こうした現状と向き合ったとき、2つの問題が浮上する。第一に、GPT-3やDeepLの成功は人間の言語に関する洞察を提供してくれるものか。第二に、機械翻訳の精度の高さを前にして、人間の翻訳家にできることは何か。

 一つ目の問題について、チョムスキーは既存の自然言語処理技術からは言語学的に意味のある洞察は引き出せないという立場をとっている。たとえGPT-3やDeepLがチューリングテストを100%に近い確率でパスできたとしても、それはこうしたプログラムの内部のメカニズムが人間の言語のメカニズムと同一であることを意味しない。ここまでは機械学習開発者たちも大方同意しているが、チョムスキーはさらに「確率論的モデルでは人間の言語の仕組みは解明できない」という立場をとる。論理的モデル派と確率論的モデル派の間での論争は今もなお続いているが、その一例として確率論的モデル派のピーター・ノーヴィグ[4]の議論に目を向けてみよう。

 ノーヴィグの解釈では、初期チョムスキーの批判は主にマルコフ連鎖に基づく確率論的モデルに向けられているのだが、これをチョムスキーは統計的モデル一般の批判へと無理に拡張しようとしている。やや乱暴に要約すると、文A「Colorless green ideas sleep furiously.」(無色の緑色のアイデアは猛烈に眠る)と文B「Furiously sleep ideas green colorless.」(猛烈に眠るアイデア緑色無色)はどちらも1957年の時点では統計的に新しい文だったが、文Aは文法的であるのに対して文Bは文法的でない。つまり、人間には標本空間に含まれていない文の文法性を判断する能力がある。チョムスキーはここから、人間の言語能力は統計的モデルでは記述されないという結論を導こうとする。これに対してノーヴィグは、文Aと文Bの文法性は有限マルコフ連鎖モデルでは判別できなくても、統計的学習に基づく最新のモデルを用いれば確率的に判別できるという点を指摘している。そこでは文法的である・ないのバイナリではなく、文を構成する個々の要素の分析に基づいて文Aの方が文Bよりも文法的である確率が約20万倍高いという判断となる。それだけでなく、最新の統計的モデルに従えば文Aも文Bも人間の言語において出現する確率が非常に低いという判断ができるが、バイナリベースの論理的モデルではそのような判断はできないとノーヴィグは指摘する。

 より経験的な角度から、チョムスキーは統計的学習に対して「人間の幼少期の長さは108秒ほどだが、これは109個ほど存在する自然言語のパラメーターを習得するには短すぎる」という批判も展開している。これに対してノーヴィグは、統計的学習はパラメーターを一つひとつ個別に調整するわけではなく、出現率がほぼ0%に等しい大多数の変数に対してはある程度一律の確率分布を与えた上で微調整をしていくのだと指摘し、後者のような方法に基づけば108秒という時間の範囲内でも言語のパラメーターの調整は十分に行われうると主張している。

 ノーヴィグは他にもいくつかチョムスキーの批判に対する返答を行っているが、ややカカシ論法的な議論となってしまっているため、ここでは紹介しない。ただ、上記の2つの論点は、人間の言語の仕組みの解明において確率論的モデルが担い得る役割についていくつかの示唆を与えてくれている。一方で、人間が標本空間に存在しない文の文法性を判断できるという事実を説明する際のノーヴィグの確率論的モデルの擁護に対して、チョムスキーならばこれはそもそも統辞論のねらいの誤解に基づく議論だという答え方をするだろう。進化論的にも発達心理学的にも、そもそも人間の言語は標本空間に要素がほとんどない状態から出発して発達するため、確率論的モデルは人間の言語の初期状態についても、学習の初期段階の生成の仕組みについても、ほぼ何も原理的な洞察を与えてくれない(チョムスキーが言う「原理的な洞察」とはそもそも何なのかという問題はあるが、ここでは深入りしないでおく)。他方で、自然言語の習得がある程度まで進んだ後は、標本空間にデータが集まっている(あるいは新しい文に対して事前確率を設定できるだけの情報が与えられている)ため、統計的学習に基づいて新しい文の文法性が判断される可能性も十分にありえる。

 以上は一見すると本書と何の関係もない言語学的論争に思えるかもしれないが、これは機械翻訳と人間の翻訳家の関係を考える上で重要な基礎的議論だと思われる。既述のとおり、DeepLの訳文は人間の訳者の訳文と比べても遜色ない質を達成している。こうした事実と向き合ったとき、人間の翻訳家は自分の役割をどう再考し理解すれば良いのか。

 機械翻訳における既存のアプローチ[5]は大きく2つに区別できる。一方には統計的アプローチがある。厳密に言い換えると、統計的機械翻訳とは、あるデータ集合における原文と訳文の対応関係の分析から最適だと思われる訳文を自動的に生成するシステムを指す。対して、人工ニューラルネットワークに大量のデータを与えて学習をさせ、こうして細かくチューニングされたアルゴリズムを使って原文から訳文を出力するシステムは統計的機械翻訳と区別してニューラル機械翻訳と呼ばれる。大量のデータが使用可能となったことを追い風に、正確性、速度、そして柔軟性などの観点から、DeepLも含む既存のプログラムでは後者のニューラル機械翻訳が主流となっている。他方で、統計的学習ではなく、最適な論理的規則を適用して翻訳を行うアプローチも存在する。これは数学者のベルナール・ヴォクワが1968年に提示した「中間言語」(interlingua)という概念にさかのぼる。中間言語とはすべての自然言語に共通の抽象的構造のことだ。このアプローチでは、原文を中間言語によって一度表象し、この構造から訳文を生成することがねらいとなっている。このとき、中間言語の精度は翻訳プログラムがチューリングテストをパスするかどうかによって決まるため、人間の言語の正確な表象である必要はない。中間言語に基づく論理的アプローチの開発は統計的アプローチに比べるとまだそれほど進んでおらず、実用化も遅れている。

 機械翻訳における訳文の精度はバイリンガル評価代役(BLEU)スコアによって評価される。BLEUスコアとは、人間のプロの翻訳家の訳文に機械の訳文がどれくらい似ているかを表す指標だ。今はまだ人間の仕事を基準に機械の訳文を評価している段階だが、ニューラル機械翻訳の精度がさらに高まってゆけば、チェスや将棋の世界と同じように翻訳の世界においても機械の仕事を基準に人間の訳文を評価する時代がやってくるだろう。こうした逆転の背景には、ある重要な仮定が存在する。すなわち、例えば将棋では原理的にはどの局面においても最善手が存在すると仮定され、既存のソフトはこれを大多数の人間よりも高い確率で特定できるものとされている。同じように、翻訳の世界においても1つまたは極少数の最善の訳文の存在が仮定され、精度の高い機械翻訳は人間よりも高い頻度でこの最善の訳文を生成するものだという考え方が広まるだろう。

 こうした傾向は特にノンフィクション翻訳において顕著に現れると思われる。将棋においては、最善手とは他の手に比べてそれを指した側がその対局に勝つ確率を最も高くする一手だと定義されうる。このような定義が成立するためには、「対局に勝つ」という明確な目的の共有が必要となる。例えば一方の対局者が勝つことを目的に指しているとき、もう一方の対局者が駒柱を作ることを目的に対局をしていた場合は、勝つための最善手と駒柱を作るための最善手は異なる場合が多いと思われるため、両対局者に共通の「客観的な」最善手は特定できなくなる。同様に、翻訳の場合も読み手が訳文に求めるもの(すなわち翻訳の目的)が異なる場合は、客観的に最善の訳文というものも特定できなくなる。しかしながら、ノンフィクション翻訳の場合は、良かれ悪かれ「正確性」と「わかりやすさ」という目的がかなりのところまで共有されている。そのことは、例えば書評やレビューなどで文体の質を評価する際に評者やレビュアーが使う言葉を観察してみればわかるだろう。「正確性」とは原文の単語の字義や語感をすべて訳出できているかという基準であり、「わかりやすさ」とは日本語で書かれた作品の文章がもつ「自然さ」を訳文がどれくらい再現できているかという基準だ。こうした目的意識が読者の間で共有されている分野であるため、ノンフィクション翻訳では訳文の質の評価を機械翻訳の仕事を基準に行うという転換が起こりやすいと言える。

 ただし、チョムスキーとノーヴィグの議論で見たように、確率論的モデルに従ってある文章の文法性(そしてその他の質的要素)を判断するという方法は、習熟した言語使用者がもつ一つの選択肢ではあっても、人間の言語に普遍的なメカニズムではない。よって、人間の言語活動には、ニューラル機械翻訳のような確率論的なプログラムには置き換えられない何かが存在するはずだ。この「何か」の正体を「文学」「創作」などという曖昧な概念ではなく厳密な論考によって解明していくことが、近い将来に訪れるはずの機械翻訳全盛期におけるノンフィクション翻訳にとって重要な課題となる。それは10年後の書店で「機械翻訳」の棚からではなく「人間翻訳」の棚から訳書を買うときに読者が何を選択しているのかを明確にすることにもつながる。

 気候危機の解決が組織立った人間生活の存続を可能にするための手段だとすると、そのようにして存続に成功した日常において人間が行うことを考えるための一つの切り口として、自然言語処理技術から見えてくる言語学的な課題は多くの示唆を与えてくれている。

Part 3に戻る


[1] Chomsky, N. (1957). Syntactic Structures. The Hague & Paris: Mouton.

[2] Chomsky, N. (1995). The Minimalist Program. Cambridge, MA: MIT Press.

[3] Chomsky, N. & Berwick, R. C. (2013). Why Only Us: Language and Evolution. Cambridge, MA: MIT Press.

[4] Norvig, P. (2012). Colorless Green Ideas Learn Furiously: Chomsky and the Two Cultures of Statistical Learning. Significance, 9(4), 30-33.

[5] Koehn, P. (2020). Neural Machine Translation. Cambridge: Cambridge University Press.

チョムスキー+ポーリン著『気候危機とグローバルグリーン・ニューディール』

2021年12月3日金曜日

文通費問題“火付け役”の維新は「政党交付金」15億円をでっぷり蓄財!どこが身を切る改革か(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース

文通費問題"火付け役"の維新は「政党交付金」15億円をでっぷり蓄財!どこが身を切る改革か(日刊ゲンダイDIGITAL) - Yahoo!ニュース


 《維新の党本部の「政党交付金使途等報告書」によると、基金は18年に2億円だったが19年は5億6300万円、20年には13億3800万円と膨張。この3年間で受けた交付金総額約47億2700万円のうち、3割弱を"貯金"としてせっせと積み立ててきたわけだ。》

文通費問題"火付け役"の維新は「政党交付金」15億円をでっぷり蓄財!どこが身を切る改革か

配信

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日刊ゲンダイDIGITAL
 
 
山添 拓
⁦‪@pioneertaku84‬⁩
2020年に政党本部に支払われた政党助成金は318億円近く。収入総額に占める割合は平均41.8%、受け取っていない日本共産党を除くと56.9%。収入に占める割合が最も高いのは維新の会で80.2%、次いで自民党71.7%という。
任意団体である政党を税金で養う制度は、民主主義を歪める。jiji.com/amp/article?k=… pic.twitter.com/LAOpx0UyMP
 
2021/11/29 8:38
 
 

オミクロン株 Noguchi Akioさんのツイート

2021年12月2日木曜日

アダム・ファーガソン Adam Ferguson 1723~1816

アダム・ファーガソン - Wikipedia

アダム・ファーガソン Adam Ferguson 1723~1816

https://freeassociations2020.blogspot.com/2021/12/adam-ferguson-17231816.html @


579 考える名無しさん[] 2021/12/02(木) 09:48:56.44 ID:0 

マルクスに影響を与えた学者の一人である、アダム・ファーガソンの本が、

3年前に邦訳されているけれども、ファーガスンという表記なので見つけにくかった。



Reviewed in Japan on July 30, 2019

本書は戦後に一度翻訳されたことがあるが、その後は入手困難なままであったファーガスンの名著の新訳で、待望久しい書目である。マルクスが『資本論』で分業の弊害をスミスに教えたのはファーガスンだとしたのは、あまりにも有名だが、分業疎外論、労働疎外論は啓蒙思想家の間では、分業生産力、労働価値に対するポジティヴな分析の反面であった。啓蒙思想は安直な楽観主義と思われがちだが、ファーガスンもスミスも、モンテスキューもルソーも文明を一面的に賛美したわけではなかった。本書からはファーガスンのそうした批判的視点を読み取ることができる。



市民社会史論 (近代社会思想コレクション) Tankobon Hardcover – May 15, 2018

by Adam Ferguson (原著), アダム ファーガスン (著), 天羽 康夫 (翻訳), 青木 裕子 (翻訳)


資本論1:3:2:b

脚注七八 …A・スミスは自分の著書を、専門的には分業の礼讃をもって始めているが、後にいたると、国家収入の源泉にかんする最後の篇では、彼はときおり、その先生たるファーガスンの分業にかんする告発を再生産している。


資本論1:12:4

…マニュファクチュア時代に社会内分業のための豊富な材料を提供するのは、その一般的実存条件の範囲に属する世界市場の拡大と植民制度である。分業は、社会の経済的領域のほかにもあらゆる領域をとらえて、専門・専業・および人間分割・の発達──これを見てA・スミスの先生たるA・ファーガスンは、すでに「われわれは奴隷ばかりの国民であって、われわれのあいだに自由人はいない」[56]と叫んだ──のための基礎を到るところにすえるのであるが、ここではそのことを詳しく論証すべきではない。


五六 A・ファーガスン『市民社会史』、エディンバラ、一七六七年、第四部 第二節、二八五頁。



ファーガスン『市民社会史論』邦訳2018年271頁


前章では分業を賛美していた。


第四部第二章

270

計にだけ関連する事柄に対する関心を隠すようにさせるのである。彼の考えでは、施しに依存している乞

食、食べるために働いている労働者、才能の行使を要しない技術を用いている職人は、彼らが追求する目的

と、目的を達成するために用いる手段とによって、品位を下げているのである。職業の中で、より多くの知

識と研究を必要とし、空想力を働かせ、完全なものを愛し求めて進み、利益だけでなく称賛も得ることにな

る職業は、その技術者(アーティスト)を上位の階級に位置づけ、そして、その技術者(アーティスト)を、人間にとって最高の地位と想定さ

れている地位に一層近づけることになるのである。なぜなら、その地位においては、人間は仕事に束縛され

ていないからである。また、なぜなら、精神の意向に従い、心情あるいは公共の要請に導かれて社会におけ

る役割を担えばよいからである。

 この最後に述べたものが、自由民と奴隷の区別において、すべての古代共和国の市民が自らのために、獲

得し維持しようと努力した社会的地位であった。最も初期の時代には、女性や奴隷は、家事や肉体的労働の

担い手として別にされていた。そして、金儲けの技術が発達する中で奴隷は機械的仕事に適うように養成さ

れ、また彼らの主人の利益のために商売を任されることさえあった。自由民は政治と戦争以外の目的は持た

ないものと理解されていたのだろう。このようにして、人類の半分の名誉は、他の半分の名誉のために犠牲

にされた。これはあたかも、同じ採石場からきた石材が、大建築物の上部構造のために切り取られた石塊を

支えるために、土台として埋められるようなものである。われわれはギリシア人やローマ人を褒め称えてい

るが、このような事情をみれば、人間の制度に完壁なものはないということを想起させられる。

 ギリシアの多くの国々で、この残酷な差別によって自由民にもたらされた利益は、全市民に等しく与えら


271

れたわけではなかった。富が不平等に分配されたので、富者のみが労働から免除された。貧者は落ちぶれ、

自分自身の生存のために働かざるをえなかった。私利私欲が、両者において支配的な情念だった。そして、

奴隷を持つことが、他のあらゆる営利的財産の所有と同様に、食欲の対象となり、強欲な関心から免れるこ

とはなかった。この制度の効果が、完全に現れたのはスパルタだけだった。あるいは、かなりの間その効果

を享受し続けたのはスパルタだけだった。われわれは、この制度が不公正であると感じる。スパルタの奴隷

がさらされた厳しい仕打ちと不平等な扱いにわれわれは苦しむ。しかし、この国家の上流階級の人々のこと

だけを考えるとき、また、危険を恐れず、利益によっても腐敗させられないあの精神の高適と闇達に注目す

るとき、さらに、彼らを友人としてあるいは市民として考えるとき、われわれは彼ら自身と同様に、奴隷に

も人間のように扱われる資格があることを忘れがちになる。

 われわれは、気高い感情と寛大な精神を、市民のなかのある階層に期待している。それは、彼らの境遇や

財産によって、卑しい関心や配慮から解放されている階層である。この種の階層[に属するの]が、スパル

タの自由人であった。そして、古代人の中で奴隷の運命が、近代人の中の窮乏した労働者や職人の運命より

も本当に悲惨だったならば、次のことを疑う必要があるだろう。すなわち、尊敬され名誉を手に入れていた

上流階層の人々も、それに比例して、彼らの身分にふさわしい威厳を欠いていなかったかどうかということ

である。平等な正義と自由に対する要求が、終局的に、あらゆる階級を等しく奴隷的で金銭に卑しいものに

してしまうとすれば、奴隷(ヘロット)の国となり、自由な市民は存在しなくなる。

 あらゆる商業国家において、平等な権利に対する要求があるにもかかわらず、有頂天になっている少数の





https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%80%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%BD%E3%83%B3

アダム・ファーガソン

アダム・ファーガソン

アダム・ファーガソン(Adam Ferguson、1723年6月20日 - 1816年2月22日)は、スコットランドの歴史家、道徳哲学者である。古典的自由主義の人物であり、社会学の歴史においても重要な人物である。

略歴

スコットランドのパース近郊の Logieraitに生まれた。セント・アンドルーズ大学で学び、1745年から従軍牧師となり、オーストリア継承戦争で、ベルギーのフォントノワの戦いに従軍した。1754年に軍を止め、学問の世界に入った。1757年にデイヴィッド・ヒュームの後を継いで、エディンバラ弁護士協会の図書館長となるがすぐにやめて、ビュート伯爵の邸の個人教師となった。

1759年にエディンバラ大学の自然哲学の教授となり、1764年に道徳哲学の教授となった。1767年の『市民社会史論』("An essay on the history of civil society")は注目を集め、いくつかの言語に翻訳された。アメリカの独立をめぐる動きの中では、フランス革命を賞賛する立場のリチャード・プライスが発表した"Observations on the Nature of Civil Liberty"に反対する立場にたち、和平を求める、1778年のカーライル和平使節団の事務局となったが、この使節団は成果をあげることはなかった。

1783年に大作、『ローマ共和国盛衰史』("The history of the progress and termination of the Roman Republic")を出版し、多くの読者を得、何度か改訂を行った。1785年に教授職を止め、自らの講義録を編集し、1792年に『道徳・政治科学原理』("Principles of Moral and Political Science")として出版した。

70歳でヨーロッパを旅し、イタリアを訪れた。1795年からPeebles近くのNeidpath Castleなどで暮らし、セント・アンドルーズで92歳で没した。

著作

参考文献

イベルメクチン 花木秀明さんのツイート


~~~~



https://freeassociations2020.blogspot.com/2021/12/blog-post.html @https://twitter.com/hanakihideaki/status/1466169300054511617?s=21


https://twitter.com/kharaguchi/status/1488152946185768964?s=21



《メインプロテアーゼの働きを阻害すれば、ヒトの細胞に感染したウイルスの増殖を抑制できる…イベルメクチンは世界中で臨床的に治療効果を発揮するとするデータが蓄積されつつあり、メインプロテアーゼの働きを阻害してウイルスの増殖を抑える働きがあることが分かってきています。》



《イベルメクチンは…核内へ新型コロナウイルスのたんぱく質を運ぶトラックとしての機能を阻害できるようになると推定されている…》

『イベルメクチン 新型コロナ治療の救世主になり得るのか』(河出新書)

大村智、花木秀明他


https://www.amazon.co.jp/dp/B09MRZ59MJ/


https://twitter.com/hanakihideaki/status/1466169300054511617?s=20&t=dEaQGQwI7lmZEVWtKIkMXw


一応理論的にはコロナに効くメカニズムは明らかになっているようです。

自分は完全には理解出来ていませんが。


https://twitter.com/tiikituukahana/status/1488101260931006472?s=21


2022/01/31

 
 
長谷川羽衣子 HASEGAWA Uiko
⁦‪@uikohasegawa‬⁩
今回コロナに感染し発症したため、イベルメクチンを服用してみました。朝39℃あった熱が夕方には37℃に。イベルメクチンの効果か、子どもの看病で寝込んでいられず、気合いで治ったのかは分かりません(笑)

>興和、イベルメクチンのオミクロン株への抗ウイルス効果を確認
jp.reuters.com/article/kowa-i…pic.twitter.com/4lbgGeEPW5
 
2022/01/31 18:03
 
 

https://twitter.com/uikohasegawa/status/1488075412920233988?s=21


興和、「イベルメクチン」のオミクロン株への抗ウイルス効果を確認 | Reuters
https://jp.reuters.com/article/kowa-ivermectin-idJPKBN2K50B7

興和、「イベルメクチン」のオミクロン株への抗ウイルス効果を確認

 1月31日、興和(名古屋市)は、新型コロナウイルス感染症の治療薬として第3相臨床試験を行っている「イベルメクチン」について、北里大学との共同研究(非臨床試験)から、オミクロン株に対しても、デルタ株などの既存の変異株と同等の抗ウイルス効果があることを確認したと発表した。写真は仏バイオガラン製のイベルメクチン。2020年4月、パリで撮影(2022年 ロイター/Benoit Tessier)

[東京 31日 ロイター] - 興和(名古屋市)は31日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として第3相臨床試験を行っている「イベルメクチン」について、北里大学との共同研究(非臨床試験)から、オミクロン株に対しても、デルタ株などの既存の変異株と同等の抗ウイルス効果があることを確認したと発表した。

「イベルメクチン」は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授の研究を基に開発された飲み薬。寄生虫感染症治療薬として、アフリカ諸国を中心に使われている。現在、新型コロナ治療薬として臨床試験を行っている。



細胞への吸着および侵入を阻害する
  新型コロナウイルスの感染には、ヒト細胞膜上に存在するアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)と呼ばれる受容体と、TMPRSS2と呼ばれるたんぱく質分解酵素が必須であることが明らかにされています(41)。
 このACE2受容体に、新型コロナウイルスの外膜に存在する突起を持ったスパイクたんぱく質と呼ばれるたんぱく質が結合することで、ウイルスはヒト細胞に吸着されてしまいます。さらにヒト細胞膜に吸着したウイルスはエンドサイトーシスと呼ばれる細胞が細胞外の物質を取り込むシステムにより、細胞内に侵入することができます。 
図1


 イベルメクチンはこのスパイクたんぱく質との結合を阻害することでウイルスのヒト細胞への吸着・侵入を阻害していると推定されています(42)。 
 またスパイクたんぱく質はフリンと呼ばれるヒトのたんぱく質分解酵素によって切断されてから、ヒト細胞膜上に存在するたんぱく質分解酵素TMPRSS2でさらに切断されます。この切断によってウイルスとヒト細胞膜の間で膜融合が起こり、結果としてウイルスのゲノムである一本鎖をなすRNA(リボースを糖成分とする核酸)が細胞内に侵入します。イベルメクチンはこの酵素の働きを阻害することでウイルスゲノムの細胞内侵入を阻害していると推定されています(43)。

…

細胞内での複製を阻害する(メインプロテアーゼ阻害)
  新型コロナ感染症を引き起こす新型コロナウイルスは、一本鎖RNAをゲノムとして持ち、ヒトの細胞に感染するとRNAゲノムからポリたんぱく質と呼ばれる巨大なたんぱく質が作られます。このポリたんぱく質が切断されバラバラになることで、それぞれがウイルスの増殖に必要なたんぱく質として働きます。このポリたんぱく質をバラバラに切断する働きをするのがメインプロテアーゼであり、プロテアーゼとは、たんぱく質を分解する酵素の総称です。
  新型コロナウイルスは2つのプロテアーゼを持っており、ポリたんぱく質を切断する働きを担うキモトリプシン様プロテアーゼ(3CLpro)をメインプロテアーゼと呼びます。
  メインプロテアーゼの働きを阻害すれば、ヒトの細胞に感染したウイルスの増殖を抑制できると考えられるため、メインプロテアーゼに作用する化合物の探索が進められています。このような化合物を見つけることができれば新型コロナの特効薬となることができます。 
 しかし、メインプロテアーゼに作用する化合物を一から見つけるには膨大な時間を必要とします。特効薬がないまま猛威を振るっている新型コロナを食い止めるには、素早く有効な医薬品を見つけることが求められています。既に何らかの治療薬として使用されている医薬品から探すことができれば、人に対する安全性も確保されます。そのため、コンピューターシミュレーションを利用してメインプロテアーゼに作用する化合物の既存の医薬品からの絞り込みを行った結果、既にオンコセルカ症や疥癬の薬として副作用がほとんどないことが分かっていたイベルメクチンが候補として挙げられるに至りました。
図2


… 実際にイベルメクチンが新型コロナウイルスのメインプロテアーゼに作用するか実験的に検証したところ、21マイクロモルという低用量でメインプロテアーゼの働きを85%阻害するという非常に強力な効果を発揮することが判明しています(44)。
  さらにイベルメクチンは世界中で臨床的に治療効果を発揮するとするデータが蓄積されつつあり、メインプロテアーゼの働きを阻害してウイルスの増殖を抑える働きがあることが分かってきています。これゆえ、新型コロナの治療薬候補として期待されているのです。
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インポーチン阻害
  細胞内では、たんぱく質の核内への輸送と核外への輸送が常に行われています。細胞内でのたんぱく質の核内外輸送は、核局在化シグナルと呼ばれる機能を持っているたんぱく質がその役割を担っていることが知られています。核局在化シグナルとは、たんぱく質を細胞核へ輸送する目印となるアミノ酸配列のことで、核移行シグナルとも呼ばれます。 
 その核局在化シグナルを持つたんぱく質の中でも、インポーチンスーパーファミリーと呼ばれるたんぱく質は、たんぱく質を細胞核の中に運び込む役割を担う主要な輸送たんぱく質として知られています。α型とβ型が存在し、2つの同種の分子が物理的・化学的な力によってまとまった分子であるヘテロ二量体と呼ばれる形で存在しています。インポーチンα/βは核内へ荷物を運ぶいわばトラックのような機能を持ち合わせています。
  ウイルス感染時には、宿主細胞に侵入したウイルスが、宿主細胞のたんぱく質であるインポーチンα/βに、自分のたんぱく質を「積み込む」ことで、細胞の内外をつなぐ穴である核膜孔と呼ばれる複合体を通って核にウイルスたんぱく質を運び込ませます。 
 核内に入ると、インポーチンα/βは切り離され、ウイルスたんぱく質は自由になり、宿主細胞の正常な働きを乗っ取り、宿主細胞の「抗ウイルス」反応を阻害するようになります。特に、インターフェロン(感染した細胞が周囲の細胞に感染を知らせるために放出する抗ウイルス物質)の放出を阻害し、宿主細胞の抗ウイルス反応を抑制するという仕組みになっています。その結果、周囲の細胞がウイルスの「無防備な犠牲者」となり、ウイルスは免疫細胞の監視を逃れて感染を続けられるようになります(45)。
図3 


 イベルメクチンは、新型コロナウイルスが感染している場合、インポーチンα/βのうちインポーチンαに結合すると考えられています。インポーチンα/βのインポーチンαのみを標的にして結合し、インポーチンβとの相互作用を阻害することで、核内へ新型コロナウイルスのたんぱく質を運ぶトラックとしての機能を阻害できるようになると推定されているのです(46)。
  したがって、新型コロナウイルスのたんぱく質が核内に入ることができなくなり、宿主細胞の正常な働きを乗っ取れなくなります。結果として、新型コロナウイルスが増殖できなくなってしまいます。これにより、宿主細胞は通常の抗ウイルス反応を行うことができるようになると考えられています(47・48)。 

イベルメクチンによる抗炎症作用 
 さらにイベルメクチンには抗炎症作用があることが分かってきています。 
 イベルメクチンのような抗生物質はマクロライド系抗生物質と呼ばれます。
  マクロライド系抗生物質は抗菌薬として広く使用されてきましたが、抗炎症作用を有することが注目されるようになり、呼吸器疾患に対して少量長期投与による治療法も確立されています。「16員環マクロライド」という種類に分類される化合物であるイベルメクチンも抗炎症作用を有していることが実験的にも証明されています。
  例えば、リポポリサッカライド(LPS)と呼ばれる炎症を誘発する細菌の成分をマウスに投与した実験において、イベルメクチンは炎症性サイトカインと呼ばれる腫瘍壊死因子やインターロイキン-1β(IL-1β)、インターロイキン-6(IL-6)の産生を抑制しました(49)。
  さらに、動物の細胞表面にあるたんぱく質で、種々の病原体を感知して自然免疫を作動させる機能があるTOLL様受容体4(TLR4)からの細胞内へのシグナル伝達により、NF-κBと呼ばれる転写因子の細胞質から核内への移行を、イベルメクチンが阻害することも示されました(50)。転写因子とはDNAに特異的に結合するたんぱく質の一群を指します。このため、イベルメクチンは、転写因子として働くたんぱく質複合体NF-κBによるmRNAへの転写活性化を抑制する結果、炎症性サイトカインの産生を阻害すると考えられています。 
図4 


 新型コロナ感染症においては、過剰なほどの腫瘍壊死因子(TNF-α)やIL-6などの炎症性サイトカインの上昇が確認され、重症化するといわゆるサイトカインストーム(サイトカインの暴走)の状態が生じてしまいます(50・51)。さらに一部の新型コロナ患者において、急性呼吸促拍症候群(ARDS)と呼ばれる重篤な状態に進行してしまう場合があります。新型コロナウイルスは、ウイルスの表層にあるスパイクたんぱく質3分子が結合することで三量体を形成し、そのスパイクたんぱく質と前述した細胞表面にある受容体TLR4が結合することが報告されています(52)。その結果、新型コロナウイルスの感染により、自然免疫を発動させるTOLL様受容体4(TLR4)からのシグナルがNF-κBを介して伝達され、炎症を引き起こすサイトカインであるインターロイキン-1βやインターロイキン-6(IL-6)の遺伝子発現が誘導されることが示されました。
  これらの反応経路が炎症性サイトカインの過剰産生を誘発し、サイトカインストームを生じさせている原因の1つとして考えられます。サイトカインストームとは激しい免疫反応で、さまざま炎症性サイトカインの血中濃度が上昇し、時に致死的な状態に至ります。 
 イベルメクチンは、転写因子であるNF-κBの核内移行を阻害することから新型コロナウイルスによるTOLL様受容体4(TLR4)を介した炎症反応に対しても抑制効果を示す可能性が示唆されています。 

臨床報告1
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