『貞観政要』の成り立ち
『貞観政要』全十巻四十篇は、唐王朝(西暦六一八~九〇七)の第二代皇帝太宗の言葉と、太宗が臣下と話し合った議論とを書き綴った書物である。会話だけでなく、太宗の詔勅と臣下の上奏文も多数含まれる。 太宗は本名を李世民といい、初代皇帝高祖李淵の次男である。在位は二十三年間(六二六~六四九)で、元号は貞観と称した。書名はそこからきている。
参考:
中国文明の謎(NHK):メモ
http://nam-students.blogspot.jp/2012/12/blog-post_19.html
『四庫全書』の色区分
http://nam-students.blogspot.jp/2010/10/blog-post.html
帝王学の教科書に
影響の一例
貞観政要
中国
唐~清(618~1912)の各皇帝
伝説的要素
唐の二代目皇帝「太宗」が
臣下と交わした問答集
*一条天皇(在位986~1011)を
はじめとする歴代の天皇
江戸時代の藩校
教育勅語(1890~1948)
儒教
(国の中心思想)
現代的に
日本
理念的
(実践的儒学政治へ
現代でも企業の幹部職の必読書
異なる体制にも不滅な通用性
内容
君主
常に緊張感をもって政治に取り組む発言は慎重にする
一方のみを信じず多くの意見に耳を傾ける
態度は謙虚に 自己満足で褒美や刑罰を与えない
個人の楽しみにおぼれない
親族
功労のない
皇族
ひいき
しない
格下げする
部下の意見を聞く
人材登用
人民
仁義による政治で
人民を帰服させる
圧政をしない
(離反のもと)
人民の力は大きく
優れた人材は
いつの時代にもいる
地方にJそ
よい人材を配置
かつての敵でも
優秀な者は採用」
誠心誠意を尽くす
失敗を恐れない
欠点も正直に言う |臣
不十分でも採用
できる面を探す
意見しやすい
環境をつくる
公平に扱う
容易に責めない
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