2025年9月13日土曜日

国際協力の現場から 16 東アフリカ経済の大動脈、ケニアの道路を守れ! ~ 高速道路のプロが挑んだ道路管理の仕組みづくり ~

国際協力の現場から 16 東アフリカ経済の大動脈、ケニアの道路を守れ! ~ 高速道路のプロが挑んだ道路管理の仕組みづくり ~

国際協力の現場から 16 東アフリカ経済の大動脈、ケニアの道路を守れ! ~ 高速道路のプロが挑んだ道路管理の仕組みづくり ~

国際協力の現場から 16

東アフリカ経済の大動脈、ケニアの道路を守れ!
~ 高速道路のプロが挑んだ道路管理の仕組みづくり ~

地元メディアに道路の維持管理の重要性を説明する西林さんと現地の技術者(正面)(写真:西林素彦)

地元メディアに道路の維持管理の重要性を説明する西林さんと現地の技術者(正面)(写真:西林素彦)

アフリカの東海岸に位置するケニアでは、貨物など物流の約95%を道路での輸送に依存しています。インド洋に面するモンバサ港は、ウガンダやエチオピアなどの近隣内陸国にとっても貿易の要です。しかし、国内全体で14,000kmに及ぶ幹線道路でも管理が十分でなく、損傷が放置されていたり、未舗装の区間も依然残っています。そのため、ケニアの道路を改善することは東アフリカ経済にとっても重要な課題です。

「開発途上国では道路を造ることに目が向けられがちですが、道路は人間の身体と同じです。人間が健康診断や予防接種を受けるように、道路も定期的にきちんと維持管理(メンテナンス)してあげなければ、すぐに傷んで使い物にならなくなってしまいます。」こう語るのは阪神高速道路株式会社の西林素彦(にしばやしもとひこ)さん。約25年間にわたり、道路の計画から維持管理まで携わってきた西林さんは、JICAの技術協力「道路メンテナンス業務の外部委託化に関する監理能力強化プロジェクト」におけるチーフアドバイザーとして2010年7月から3年間ケニアに派遣されました。

近年、ケニアでは道路管理の改革が進められてきました。2009年には実務を担う道路公社が設立され、維持管理は民間業者への委託が基本になりました。このように道路管理体制の基盤は整いましたが、委託の際の契約や監理体制にはまだ弱点がありました。そこで、同様の体制が確立している日本の道路管理の手法や経験を活かし、ケニアに即した仕組み作りを行う本プロジェクトが始動します。

「私の役目はケニアの制度の弱いところを発見して、強化すること。赴任してからは、道路省の事務次官から地方の担当官まで道路の仕事に携わっている人々の話に耳を傾け続けました。生の声を聞くことで本当のニーズを理解することに努めたのです。」西林さんが数か月に及ぶヒアリングで実感したのは道路関係者の意識の高さでした。彼らは道路行政の抱える課題を理解しており、異口同音に「この国の道路を直したい」と西林さんに訴えました。彼らの意欲と現状、課題を認識した西林さんは、仕組みづくりの作業に入る前に、まずは日本での研修を行いました。

この研修では、清掃作業、作業機材の準備、記録写真の撮り方、契約者との間で取り交わす書類、さらには毎朝のラジオ体操まで、管理の行き届いた日本の道路を支える「裏側」を見せたのです。「めちゃくちゃ地味な研修でしたが、彼らには響きました。『こういう仕組みがケニアにも欲しい』という声が上がりましたよ」と西林さん。立派な道路現場や技術を見せるだけでなく、その道路がどのように日常管理されているのかを体験することに研修の狙いがありました。彼らにそれを理解してもらうことで維持管理の仕組みづくりのイメージをつかみやすくさせたのです。

ケニアに戻った彼らは、道路の維持管理の仕組みづくりに取り組んでいきます。草刈、清掃作業を含む維持管理の予算や入札標準価格を算定できる積算マニュアルを作成。契約工事の進め方を客観的にチェックし、完了段階で点数付けにより評価し、その結果を公社間で共有するシステムを構築。日本で開発された簡易路面点検機器を導入。また年間維持管理契約の標準入札図書を作りました。これにより、入札の時間や手間を省くことができます。このように道路維持の予算計画から契約、実施、評価までのサイクルを強化する流れを整え、それを実務に適用していったのです。

「中身の作り込みはケニア側主導です。現地の細かい習慣や制度などは私には分かりませんから。また、完璧な内容よりも、完全な枠組み作りを心がけました。でも、彼らがしっかり吸収して実践に移してくれたので、ケニアで定着できる仕組みが完成しました。」道路建設といったハード面だけでなく、日本が持つ道路の維持管理というソフト面でのノウハウをケニアに合わせた形で伝えることを通じて、経済を支える重要な道路インフラを守りたいというケニア人たちの強い思いに応えることができたのです。

サバンナを通る道路での舗装補修工事の現場(写真:西林素彦)

サバンナを通る道路での舗装補修工事の現場(写真:西林素彦)

fukuko2025さんによるXでのポスト ケニア 西林素彦

あれから39年 今の御巣鷹の尾根で 出来る限り全員の亡くなられた方の墓標をアップして見ました。

北原さんの墓標は一番上の外れにあるのではないでしょうか?だから写っていません。
19:30「5A」の一段上の「4A」にあるのでは?

「キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ|日航123便、34年目の御巣鷹の尾根。(その2)~上野村~ 他 (2019/10/8)」というブログに「4A」など番号の振っている御巣鷹の尾根案内図がありますが、個々の墓標の位置は書いてありません。

キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ|日航123便、34年目の御巣鷹の尾根。 遺体発見場所に墓や墓標。 後部は形を残してスゲノ沢に滑る。(その2)~上野村~ 他 (2019/10/8)

キャンピングカーで放浪の旅 Ⅱ|日航123便、34年目の御巣鷹の尾根。 遺体発見場所に墓や墓標。 後部は形を残してスゲノ沢に滑る。(その2)~上野村~ 他 (2019/10/8)


日航123便、34年目の御巣鷹の尾根。 遺体発見場所に墓や墓標。 後部は形を残してスゲノ沢に滑る。(その2)~上野村~ 他 (2019/10/8)

昨日の記事は墜落地点まででした。
その続きを今日。

写真はニュース等からお借りして。
     (厳しい写真は、1枚だけ)
   ※     ※     ※     ※  ブログタイトル一覧は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg
             ( 写真の上にカーソルを置いて、open になってクリックしたら、一瞬に大きく。  再度クリックしたら、元に)

御巣鷹の尾根と言われるけど、正確には高天原の尾根。 (今更変更できない)

s-19年10月9日 (1)

衝突地点は×の所。  機体後部は右のスゲノ沢の急斜面を滑る。
滑ると言うことがなかったら、生存者はいなかった。

どういう姿勢で滑ったかは分からない。
生存者の4名は、一番後ろに集まっている。

s-19年10月9日 (35)

オレンジの部分を歩く。 全部は歩いていない。

  ※ もう一度来る機会があれば、すべてを歩いて墓や墓標の写真を全部撮るでしょうか。
    来れない人のために紹介する。

s-19年10月8日 (21) 

墜落地点に近い一番高い所。 機長さんたち。(運航乗務員さん3名)
32分30秒、機体を必死で制御した。 経験はなかったのに。

s-19年10月9日 (8)

機体前部に乗っていた人たち。 機体は一瞬でバラバラに。  
この道から近い所なので、ここですね。

s-19年10月9日 (9)    s-19年10月9日 (10)

墓のようなのもあれば、墓標の感じの物も。
この地点で誰が亡くなったかは記録にある。

それに基づいて墓を作るとかは、遺族が決めますね。
現在、520名のうちいくつくらいあるのでしょう。

s-19年10月9日 (11)    s-19年10月9日 (12)

階段を下りてこっちに来た。   坂本九さんですね。  
上を向いて歩こうって、人々を励ましてくれた。

他の人と同じように、家族は何度も来たでしょうね。
  ※ 書いた短冊を読むと、身内の人が来るのは年々減っているなって感じます。(昨日見た)

s-19年10月9日 (13)

ここまで一帯が一番多い。  主翼の後ろから前の方全員。 
  ※ 旅客機の燃料は主翼にあるから、墜落したらそれが爆発する。

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少なくなってきて、スゲノ沢への急斜面。

s-19年10月9日 (16)    s-19年10月9日 (17)

全ての道は管理人さんによって整備されている。

   ※ 管理人さんは、公益財団法人「慰霊の園」の職員。 管轄は群馬県。
     ただ、運営費は日本航空の寄付のよう。 

   ※ 日航と上野村の関係は難しい部分がある。 下に詳しく。
        【日航機墜落30年】御巣鷹の村、日航の「下請け化」=経済的依存が深まる歪んだ関係(エキサイトニュース)

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上から飛ばされた人もいる。

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スゲノ沢の一番下が見えてきた。  管理人さんはそこで仕事。

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機体後部は正面右上の方から滑り降りてきた。 

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管理人の黒沢さん。 1人で来て誰もいなかったら不安は大きい。 近くにシカもクマもいる。
冬支度の準備。  雪の重みに負けそうなところを、この棒で支える。   皮をはいで。

右写真は、向こうの小屋の中。  黒沢さんと15分ほどお話し。(前回来た時も話していた)

s-19年10月9日 (26)    s-19年10月9日 (28)

黒沢さんは、川上さん家族の場所を教えてくれた。 ここ。
慶子さんの、お父さん・お母さん・妹。

  ※ お父さんと妹はしばらく生きていた。
    話すことが出来た。 誰もが何かに挟まっていて動けない。

    慶子さんは、自分の手足がみんなあることを自分で触って確認した。
    お父さ痛いよ~って言っても、どうも出来ないって返事。

    お父さん力尽きる。
    慶子さんは妹に、島根に帰ったらばあちゃんとお兄ちゃんの4人で暮らそうねという。
    
    でも、妹の声はいつの間にか聞こえなくなった。
    周りから誰かの声が聞こえた。
    
      ※ 右に詳しく  生存者の証言 -川上慶子さんの証言-

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この場所、つまりスゲノ沢はこうでした。 川上さん家族は左下。
※ 右写真。 即死fでないからこうなったと説明が。 腫れている。(1枚だけ、厳しい写真を)

  ※ 捜索隊の人は、知らぬうちに遺体の一部を蹴飛ばしていることは珍しくなかったという。
                 (捜索した人からの話。 くわしくは前回の記事に)

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助かった人の座席位置。

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慶子さんは短パンに半袖。 暗闇の中で一晩過ごした。
助けられたのは、午前11時。  墜落から16時間。
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彼女は現在46才。  右は亡くなった家族。 英治さん、和子さん、咲子ちゃん。

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川上さん家族は北海道に行った帰りだった。
千歳から羽田に来た。 

島根に真っ直ぐ行かないで、大坂の誰かに会うために伊丹空港への飛行機に乗った。
   (キャンセル待ちで乗ったと言う情報も)

川上さん家族は北海道ではどんな旅を?。
1985年の8月9日から11日まで、別海町の矢臼別で平和盆踊り。

4人はこれに参加していた。
実は、私もその盆踊りにいた。 ※ 自分は他の年にも参加。 草刈りなどの準備をした年も。

盆踊りをしたりいろんな行事。
参加者は、自分のテントか用意されたテントに寝る。

これが終わって、札幌から羽田に。
  ※ はっきりしないけど、札幌からのツアーで来たのか。 釧路空港からの方が便利。

  ※ 何の情報で上のことを知ったかは、忘れてしまった。
    事実としてネットのどこかには今もある。

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この後戻る。

s-19年10月9日 (29)

520名の方々のご冥福を祈ります。
助かった人4名の幸せも。

【記事紹介】

   24年目の御巣鷹の尾根~日航123便~    他  (2009/10/24)
   今年も暑い夏が・・。  他 (2009/08/13)

【動画紹介】   ジャンボ墜落 ビジョン Life is like a boeing        墜落前40秒の飛行機の動き。



墜落機、確認直後の映像 日航事故、陸自が空撮



(音声再編集)  JAL123 日本航空123便墜落事故 RJTT- RJOO JA8119  (機内視点】)
                     (異常発生から墜落までの全音声)



【搭乗を回避した著名人】

s-19年10月9日 (31)

【道の駅】    しもにた (群馬県下仁田町)

【明日の予定】   道の駅の周辺を歩きます。

  都道府県別のブログタイトル一覧表は、右をクリック。 burogutaitoru656.jpg

   (放浪の旅Ⅱと放浪の旅Ⅰの両方です。 記事の総数は3700ほど。)
          
 ※ プロフィール・・・。 ⇒ ppkkpkk44xxx.jpg  2015021215202259f_20150219173812c9f.jpg  今までの記事には、この2枚だけ。

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