2026年4月5日日曜日

瞑想の達人である「僧侶の脳波」を測った結果、驚きの実態が判明 - ナゾロジー

瞑想の達人である「僧侶の脳波」を測った結果、驚きの実態が判明 - ナゾロジー

僧侶12人の脳を測定、瞑想中に何が起きていたのか

対象となったのは、ローマ近郊の僧院に所属する上座部仏教の僧侶12人。

いずれも平均で1万5000時間以上という、まさに「瞑想の達人」と呼べる人たちでした。

研究では、僧侶たちが瞑想している最中の活動を、「脳磁図」という特殊な装置で測定しました。

これは脳の神経活動が生み出すごく弱い磁場を捉える技術で、脳の動きをリアルタイムかつ高精度で観察できます。

調べられた瞑想法は2種類です。

  • サマタ瞑想
    呼吸など特定の対象に注意を集中させ、心を安定させて深い静けさの状態に至る集中型の瞑想法。

  • ヴィパッサナー瞑想
    感覚や思考、感情など、現在の瞬間に生じるものを選別や評価をせずに観察し、心の本質を理解しようとするオープンモニタリング型の瞑想法。

研究者いわく、「サマタ瞑想では、懐中電灯の光を絞るように注意の焦点を狭めるもの、ヴィパッサナー瞑想では光を広げるように注意の範囲を広げるもの」というイメージです。

分析の結果、まず明らかになったのは、瞑想中の脳が決して「何もしていない状態ではない」という点でした。

脳の活動パターンはむしろ複雑になり、脳全体が注意深く働いている様子が確認されたのです。

特に重要なのは、脳活動の「揺らぎ方」が変化していたことです。

普段の脳は過去の状態を引きずりながら活動する傾向がありますが、瞑想中の僧侶の脳ではその傾向が弱まり、今この瞬間に合わせて柔軟に切り替わる状態になっていました。

これは注意が研ぎ澄まされた状態を保ちやすくなっていることを意味します。

「静かな脳」ではなく「しなやかな脳」に

チームがさらに注目したのが、「臨界性」と呼ばれるの性質です。

これは簡単に言うと、脳が"秩序"と"混沌"のちょうどよいバランスにあるかどうかを示す考え方です。

秩序が強すぎる脳は変化に弱く、逆に混沌が強すぎると情報処理がうまくいきません。

その中間にある状態が、もっとも効率よく、柔軟に働けると考えられています。

今回の研究では、特にヴィパッサナー瞑想において、脳がこの「ちょうどよいバランス」に近づく傾向が見られました。

一方、サマタ瞑想では、より安定して一点に集中した状態が保たれていました。

つまり、どちらの瞑想も脳を活性化させますが、働き方の"方向性"が少し異なっていたのです。

また、これまで「瞑想では脳波のある成分が増える」と言われてきた点についても、チームは慎重な見直しを行いました。

脳波の背景にあるノイズ成分を丁寧に分離して分析した結果、単純に「活動が増える・減る」と言える話ではなく、脳の使い方そのものが組み替えられていることが示唆されました。

瞑想は「脳を止める技術」ではなかった

今回の研究が示した最大のポイントは、瞑想とは脳を空っぽにする行為ではなく、「注意深く、しなやかに働かせる技術」だということです。

静かに座っている僧侶の脳の中では、情報を効率よく処理し、過去に縛られすぎず、今に対応するための高度な調整が行われていました。

研究者たちは、このような脳の柔軟性が、不安やストレス、抑うつの軽減につながる可能性も指摘しています。

もちろん、いきなり僧侶と同じ状態に到達するわけではありませんが、瞑想が「心の休息」以上の働きを持つことは、科学的にも裏付けられつつあります。

千年以上続いてきた瞑想の伝統は、いま、最先端の脳科学によって新たな光を当てられ始めているのです。


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ベルグソン ジャネ

https://www.jstage.jst.go.jp/article/sfjp/24/0/24_155/_pdf/-char/en

James H. Leuba - Wikipedia

James H. Leuba - Wikipedia

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Robert W. Crapps · 1986 · ‎スニペット表示 · ‎他の版
... James's work , along with theirs , made visible an approach that was to ... Leuba , A Psychological Study of Religion ( New York : Macmillan , 1912 ) ... Introduction to Psychology of Religion.


https://en.wikipedia.org/wiki/James_H._Leuba

James H. Leuba

From Wikipedia, the free encyclopedia

James Henry Leuba (April 9, 1868 – December 8, 1946) was an American psychologist best known for his contributions to the psychology of religion. His son Clarence James Leuba was also a psychologist and taught at Antioch College in Yellow Springs, Ohio.[1]

Career

Leuba was born in Neuchâtel Switzerland, and later moved to America. He took his Ph.D. at Clark University under G. Stanley Hall.[1] His work was marked by a tendency to explain mysticism and other religious experiences in psychological terms. Philosophically, his position may be described as naturalism.[2] His work points to similarities between religious mysticism and yoga or drug-induced mysticism; he does accept differences between these in terms of moral motivation and to what uses mysticism is put.[3] His psychological study of religion aroused opposition from churchmen.[1] He argued for a naturalistic treatment of religion, which he considered to be necessary if religious psychology was to be looked at scientifically. He was an atheist.[4]

Bibliography

See also

References

  1. ^ a b c McBride, Katharine E. (1947). James Henry Leuba: 1867-1946. American Journal of Psychology 60 (4): 645-646.
  2. "Atheist Scholar". Retrieved 2011-07-25.normal{{cite web}}: CS1 maint: deprecated archival service (link)
  3. PsycNET
  4. Martin, Michael. (2007). The Cambridge Companion to Atheism. Cambridge University Press. p. 310. ISBN 9780521842709. "Among celebrity atheists with much biographical data, we find leading psychologists and psychoanalysts. We could provide a long list, including...James Leuba..."

External links