2025年8月2日土曜日

御巣鷹山 | JALPAKで週末一人旅

御巣鷹山 | JALPAKで週末一人旅

【日帰り】番外編・御巣鷹山の尾根慰霊登山(20240921)

今回は旅行ではありませんが、普段JALに乗ることが多く、忘れてはいけないと感じていることがジャンボ機の墜落事故のことで、3月には安全啓発センターの見学をさせていただきました。

https://www.jal.com/ja/safety/center/

(中の撮影はNGでしたので、入口のみ)

20名ほどの参加でしたが、ほとんどJALグループの社員だったと思います。研修の一環なのだと思いますが、皆さん講師の方の説明をメモを取りながら熱心に聞いていらっしゃいました。

実際の墜落機が部分部分展示されていて、原因とされている圧力隔壁もありました。

遺族の方から提供されている遺品や遺書のメモ書きなどもあり、改めて事故の恐ろしさや安全のためには少しのミスも許されないことを学ぶことができました。

今年は年初に羽田空港で事故があったこともあり、昔中学生の頃起きた衝撃的な墜落事故のことを思い出すきっかけともなってました。

かねてより事故現場の御巣鷹の尾根にも慰霊登山に行きたいとも考えてましたので、今回思い切って行ってみることにしました。

9月二度目の三連休初日、早朝5:30過ぎに自宅を出発。3時間強で入口に着きました。こちらからさらに山の方へ20キロほどで登山口に。

登山口手前には観音様もありました。

見づらいですが、野性の鹿もお出迎えしてくれました。

登山口に到着しました。ここで標高1,359m。車ではダラダラ続く登りだったためか、思ったより高くまで来てることにややびっくりしました。

杖をお借りして登山の開始です。

ここまで暑いが続いてましたので汗だくを覚悟してましたが、こちらで20℃ほど。長袖長ズボンで正解でした。

所々に熊除けの鐘が設置されてます。登山道も整備されて登るのにも苦労はありませんでした。

上にもトイレが整備されてました。

昇魂之碑方面へ向かいます。

昇魂之碑に到着しました。登山口から標高で200mほど上がったところにありました。

引き取り手の無い遺品が埋葬されています。随所に当時の上野村の村長さんが、碑を整備されたり熱心に取り組みをされていたことが感じられました。

こちらは事故当時から36年立ち続けた沈黙の木。2021年に風雨で倒れてしまったとのこと。

木の株から別の木が生えてました。

こちらは急斜面になってますが、お亡くなりになられた方が多くいらっしゃったのか、下から上まで墓碑が多く祀られてました。

こちらは群馬県警が建てられた碑です。岩のバッテン印は当時の事故現場の捜索作業で、場所を特定するために付けられたもののようです。

墜落したジャンボ機は、奥の山に初めに接触して、こちら側に墜落したとの説明が書かれてました。

慰霊も終えて駐車場に戻ります。休息所も設置されてました。

事故当時出雲に住んでいて、隣町に生存された方がいらっしゃったことが大きな話題にもなっていました。そんなこともあってなのか、歳を重ねていくにつれジワジワといつかは慰霊の登山をしたいとの思いが募っていましたが、今回訪れて慰霊することができてよかったと感じてます。

次はこのようなルートで進みました。

まずは温泉に寄って昼食。

帰路の途中慰霊の園にも寄りました。

こちらには日航ジャンボ機墜落事故記憶保存館もあります。撮影はNGですが、資料映像のほか、引き取り手の無い遺品の展示もありました。安全啓発センターと同様に墜落時刻で止まった腕時計や曲がったメガネフレーム、想定外にきれいなぬいぐるみなども展示されてました。

最後に道の駅上野村に寄って気持ちを切り替えて自宅に戻りました。

写真も多く、長文乱文失礼しました。

最後までご覧下さりありがとうございました。

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