2024年10月6日日曜日

アルカリ性の飲み物を一覧で紹介!効果や過剰摂取した場合の注意点も | SHINE+ 暮らしを磨く

アルカリ性の飲み物を一覧で紹介!効果や過剰摂取した場合の注意点も | SHINE+ 暮らしを磨く

アルカリ性の飲み物を一覧で紹介!効果や過剰摂取した場合の注意点も

アルカリ性の飲み物を一覧で紹介!効果や過剰摂取した場合の注意点も

酸性やアルカリ性という言葉を聞いたことはあるでしょう。人間の身体は常に弱アルカリ性に保たれていますが、摂取する食べ物や飲み物のpH値によって、身体が酸性になったり、アルカリ性になったりします。

身体が酸性になると健康に様々な悪影響が出始めるため、普段からの生活でアルカリ性の食べ物や飲み物を摂取してバランスを取るのが理想です。

本記事では、pH値がアルカリ性の食べ物や飲み物を一覧表にして紹介したり、メリット・デメリットまでを解説しますので、ぜひ最後までご一読ください。

【この記事はこんな方におすすめです】

  • 普段から摂取している飲み物がアルカリ性かどうかを調べている
  • 飲み物だけでなく、食べ物でも意識してアルカリ性のものを摂取したい
  • 身体のpHのバランスを取ることで健康を維持したい

目次

  • アルカリ性の飲み物一覧
    • 牛乳・乳飲料
    • 豆乳
    • 緑茶
    • 紅茶
    • 麦茶
    • ルイボスティー
  • アルカリ性の飲み物で酸性とのバランスを取って得られる効果
    • 身体の健康を守る
    • 肌トラブルや老化の進行を防ぐ
  • アルカリ性の飲み物の過剰摂取には要注意
  • アルカリ性の食べ物も一覧でチェック
  • まとめ

アルカリ性の飲み物一覧

人間の身体は常に弱アルカリ性の状態に保たれていますが、酸性に傾くと健康に様々な悪影響が出始めると言われています。身体がアルカリ性から酸性に傾く要因として、摂取する飲み物も関係しています。普段から口にしている飲み物が、アルカリ性なのか、酸性なのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

アルカリ性の飲み物は一般的に下記のようなものになります。

  • 牛乳、乳飲料
  • 豆乳
  • 緑茶
  • 紅茶
  • 麦茶
  • ルイボスティー

昨今、ダイエットや健康ブームによってアルカリ性の水が注目されています。アルカリ性の水は、善玉菌を増やして腸内環境を整えたり、美肌の向上や肌荒れを改善したり、消臭効果が期待できます。

特有の口当たりと飲みごたえがあり、飲みにくいという特徴もありますが、人の身体に必要なカルシウム、マグネシウム、ミネラルが豊富です。特有のミネラル臭により、喉につっかえる重さがあるため、初めて飲む方は中硬水から始めると良いでしょう。

牛乳・乳飲料

牛乳のpH値は7.2~7.8でアルカリ性の飲み物です。コーラやオレンジジュースなどを日常的に飲んでいる方は、適度に牛乳に置き換えると体をアルカリ性に維持しやすくなるでしょう。

また、フルーツ牛乳のような乳飲料もpH値は低くなる傾向にあります。

豆乳

豆乳のpH値は、7.0~7.5です。牛乳と同様にアルカリ性の飲み物ですが、独特な香りや味があるため、牛乳と比較するとやや好みが分かれる印象があります。

豆乳が苦手な人は牛乳を、牛乳が苦手な人は豆乳を取り入れるのも良いでしょう。

緑茶

緑茶は健康維持に最適なアルカリ性飲料となります。緑茶のpH値は、7前後です。最近は酸性食品が多く、それを中和するためにはアルカリ度の高い緑茶が最適です。

紅茶

紅茶のpH値は、5.7~6.5程度です。ただし、紅茶のpH値は、何を入れるかによって異なります。例えば、砂糖や酸性のレモンを入れると紅茶のpH値は下がりますが、アルカリ性の牛乳を入れるとpH値は上がります。そのため、砂糖ではなく牛乳を入れた紅茶は弱アルカリ性となります。

麦茶

麦茶のpH値は約6.5となっています。これは口腔内のpH値と変わりません。そのため、悪影響はないといって問題はないでしょう。

ルイボスティー

ルイボスティーは体に近い弱アルカリ性というだけでなく、カルシウムやマグネシウム、ナトリウムなどのミネラル栄養分が豊富に含まれています。また、組成比率が人の体液に似ていることから、体内に吸収されやすく、効率良く栄養を補給することができます。

ルイボスティーはノンカフェインであるため、カフェインの摂り過ぎを心配する必要もありません。

アルカリ性の飲み物で酸性とのバランスを取って得られる効果

アルカリ性の飲み物を飲むメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

身体の健康を守る

体液とほぼ同じ弱アルカリ性の水は、人間の身体と相性がよく、体の健康を守ることに繋がります。余計な刺激の少ない水は、体に吸収されやすいからです。胃腸への負担を減らすには、冷やし過ぎない8~13℃の水を飲むのが理想とされています。

また、歯を溶かすリスクが低いというメリットもあります。歯のエナメル質は、口にする飲み物や食べ物に含まれる酸の影響を受けやすく、pH5以下で溶け出すため、弱アルカリ性の飲み物はおすすめです。

肌トラブルや老化の進行を防ぐ

アルカリ性の飲み物は、身体への吸収率が高いため、体内に蓄積した老廃物を外に出そうとする働きがあることからデトックス効果が期待できます。また、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルが豊富に含まれているため、美肌効果も期待できます。加えて、肌トラブルのもととなる活性酸素が弱アルカリ性の水を飲むことにより中和されるため、シミや肌荒れ、乾燥肌やニキビ肌、アトピーなどの敏感肌に起こりやすい肌トラブルを改善することに繋がります。

アルカリ性の飲み物の過剰摂取には要注意

アルカリ性の飲み物を摂取しすぎても、酸性の飲み物を摂取しすぎてもいけません。過剰な酸性は腎臓結石を形成したり腎疝痛を引き起こしたりします。一方で、アルカリ度が高すぎるとミネラルの吸収を阻害するフィチン酸の生成を促します。

また、バランスが崩れると、老廃物が過剰に生産されて体を調整するために体内で細胞が活発化した結果、細胞の老化を促進することにもなります。

アルカリ性の食べ物も一覧でチェック

アルカリ性の飲み物について詳しく解説してきましたが、健康を保つためにもアルカリ性の食べ物にも気を配っていきたいですね。アルカリ性の食べ物は主に以下のようなものになります。

  • 梅干し
  • 野菜
  • 海藻
  • 大豆製品

梅干しは非常に健康効果の高い食品として知られています。クエン酸をはじめ、リンゴ酸やピルビン酸、パントテン酸など多くの有機酸を含み、ポリフェノールも豊富で、ビタミンEやカリウム、鉄分、カルシウムなども含まれています。

野菜の中でも例をあげると、サツマイモ、ショウガ、ネギ、サトイモ、レンコンなどがアルカリ性の食べ物としてあげられます。他にも、アスパラガスやキュウリ、クレソン、ゴボウなどもアルカリ性の食べ物です。

他にも海藻類なら昆布やノリ、ワカメ、ひじきなどがあげられ、大豆製品なら枝豆や豆腐や納豆など、アルカリ性の食べ物は多くあります。

まとめ

体内は弱アルカリ性で保たれており、健康や美容のためにも、アルカリ性の飲み物を摂取するととても良いということがわかりました。しかし、体内は弱アルカリ性で保たれており、酸性に傾き過ぎても、アルカリ性に寄り過ぎてもいけません。

アルカリ性の飲み物や食べ物は以下の通りです。

飲み物

食べ物

  • 牛乳、乳製品
  • 豆乳
  • 緑茶
  • 紅茶
  • 麦茶
  • ルイボスティー
  • 梅干し
  • 野菜
  • 海藻
  • 大豆食品

普段の食生活からアルカリ性を取り入れて、健康に気を付けていきましょう。

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