2023年12月12日火曜日

「平清盛」 第43回 3/3 忠と孝のはざまで 【忠ならんと欲すれば孝ならず】 | 漂う海王星

「平清盛」 第43回 3/3 忠と孝のはざまで 【忠ならんと欲すれば孝ならず】 | 漂う海王星

「平清盛」 第43回 3/3 忠と孝のはざまで 【忠ならんと欲すれば孝ならず】

 というわけで、第43回2/3【平家の皇子】からの続きです。
 
 
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★忠ならんと欲すれば★
ごっしーが歌う今様の続き、「ひとたび名を聞く人は よろずの病なしとぞいふ」 が聞こえています。
それをBGMにして、ちょっと前に倒れていた重盛が歩いてきました。なんと意味深な(>_<)
廊下に控える家人はみな鎧を着こみ、大広間に集まる平家一門も、物々しくも美しく鎧武者姿です。
その中をひとり、白い直衣で廊下を行く重盛。
家人たちが次々に平伏し、道を開けていきます。
大広間にあらわれた重盛を見て驚き、頭を下げる一門ですが、宗盛だけが手をついたまま頭を下げません。
重盛が清盛に頭を下げ、自分の席の前に来ると、宗盛を嫡男の席から追い払おうと無言の圧力(>_<)
知盛はあわてて席をひとつ下げましたが、宗盛はムッとした顔で立ち上がって重盛を睨みながら席をずれます。
宗盛は、成親の裁定の時、重盛に「軽々しく申すでない!」と怒鳴られてからずっとムッとしてると思います。
というわけで、空いた嫡男の席、つまり元々の自分の席に静かに座る重盛。
あっ!清盛のすぐ隣に宋剣エクスカリバーを発見!

「重盛、その姿は……、なんとした?」
「父上こそ、そのお姿は何事にござりますか」
うわー清盛っ! 腕から見えるその真っ黒な鎧……、結構カッコいい(笑)
しかもいかにも見せつけてる姿勢だし(笑)
隣の盛国も、もしかして初めての鎧姿かな!??
「しばらくの間、法皇様にこの舘においでいただこうと思うてな」
すると重盛、すでに言うべきことを考えて来たような表情で言い始めます。
「なんと情けないお言葉……!」
驚いた知盛、そしてたぶん映ってないけど宗盛らが、鎧を鳴らして重盛をふり返った!
「人は運が尽き果てると、必ず悪事を思いつくものにござります」
重盛の言葉に動じる様子もなく、清盛は笑いながら、
「これは悪事ではない、国造りじゃ」
「法皇様がおられてこその、国造りでしょう?」
「それは、やって見なければわかるまい。この平清盛が、やって見せてやると言うておるのじゃ!」
重盛は清盛のそれを聞くと、何やら寂しげな笑顔を浮かべ、でもものすごく悪い顔色で、
「分かりました……」
そう言うとすらりと立ち上がり、清盛の前に座り直すと
「では、法皇様の御所は、わたくしが警護いたします」
教盛さんと知盛がギョッとして重盛を見、頼盛が目を細め、宗盛が仰天した真ん丸の目をし、清盛も驚いて、
「なんじゃと……?」
「五位に除せられてよりこちら、法皇様の御恩を受けなかったことなど、一度もござりませぬ。
その恩の重さをたとえれば、千粒万粒の宝玉よりも重く、
その恩の深さをたとえれば、幾重にも染めた紅の色よりも深いでしょう。
ゆえに私は御所へ参り、幾ばくかの手勢を連れて法皇様をお守りいたします」
重盛は一気にそう話すと、しばし清盛の厳しい顔を見つめ、目を伏せ、
ふわりと立ち上がると、大広間を後にして歩き出し……

「し げ も り っ!!!」
まるで、かつての白河院のような清盛のその怒声に、立ち止まる重盛。
その白い直衣は、鎧武者たちの中にあって、まるで瀕死の白鳥のような異様な白さ。
怒りの表情で立ち上がり、重盛に近づく清盛。
重い鎧のせいで足音が響き、歩みも遅い。
ふたりのありさまを固唾を呑んで見つめる一門。
その中でもひときわ、重盛の家臣の貞能さんが、目を見張り奥歯を噛んで、
今にも飛び出して行きたそうな様子。
「いま一度言う、これはわしの国作りじゃ」
そう言うなり、清盛は重盛の肩を掴み、力任せに押さえつけて、
無理やりその場に座らせてしまった (>_<)
「それを、阻むというのじゃな? 平家の棟梁であるそなたが!」
うわあ! 清盛は赤い法衣だけど、重盛は白い! 白いってもしかしてまさか!??
重盛を見下ろす清盛の顔が、一瞬ものすっごい悲しそうな表情で、涙がちょっと浮かんだような?
そして重盛の前に膝をつくと、重盛の胸倉をガシッ!と掴んで、
「我が子である、そなたが……?」
重盛、顔を清盛の法衣の赤に照らされて、涙を一粒こぼすと、
「悲しきかなぁ……!」
清盛がギョッとし、重盛が顔をゆがめて泣き出した!
そして……
  
「法皇様に忠義を尽くそうとすれば、山の頂よりもなお高き父上の恩を、
……たちまち忘れることになります!
痛ましきかなぁぁぁっ! 父上の不孝から逃れんとすれば!
海よりも深き慈悲を下された、法皇様への不忠となります……。
ああ! あああ……。
忠ならんと欲すれば!孝ならず……、孝ならんと欲すれば!……忠ならず。
進退これ、極まれり!」
 
重盛は、泣きながら悶絶するように言葉を絞り出すと、
自分の襟首をつかんでいた父の右手を、
まるで、すがりつくかのように自分の両手で包み込み……
 
「かくなるうえは、この重盛が首を、召されそうらえ……。
さすれば、御所を攻め奉る父上のお供も出来ず! 法皇様をお守りすることも!
できますまい……」
 
清盛はその重盛の言葉に、声もなく聞き入り、
「 ち ち う え  」
幼子のような声でそう言うなり、突っ伏して号泣する重盛。
(アカン書いてても泣いてしまう(T_T))
その兄の姿を、さっきまで敵愾心を持っていたはずの宗盛が、目に涙をためて見つめています。
盛国も、うっすらと目に涙を浮かべ、重盛を見ています。
重衡は痛ましげに兄を見つめ、侍大将の忠清も固唾を呑んで見ています。
その中でただひとり、重盛の家臣の貞能だけが、涙をぽろぽろ流していて、
もしかして貞能さん、重盛を看病していたはずだから、その病状を知っている!?
もしかして重盛の説得は、自分がもう長くないことを見越しての「首を召され候らへ」なのか!??
清盛は、泣き伏す重盛にため息をつき、仕方がないというように何度か小さくうなずき、
シンとして重盛の慟哭を聞く一門と、
手前に大きく映し出された、棟梁の席の 『宋剣』 。
 
ナレ朝「重盛の命がけの懇願に、清盛も折れざるを得なかった。
だが、この重盛の一途な忠義、孝行こそが、後白河院の付け入る隙でもあった」
 
ななな、なんだとう!???
 
(次回につづく!)
 
 
**********
 
重盛!!!
もう何回見ても泣けます(T_T)
前回は嬉し泣きだったけど、今回はもらい泣き。
そして2週間続けで泣いてばっかで頭が痛いってばもうね(笑)
 
この回は、色々と対比と類似が多くて面白かったですね。
頼朝は立ち上がり、重盛は座らせられ、
遮那王は母の両手を押し返し、重盛は父の両手にすがりつきます。
遮那王と重盛は、ともに親への不孝を悲しんでもいます。
そして、頼朝も遮那王も重盛も、新世代(息子)が旧世代(父、母、舅)を説得し、
自分たちの生きる道をついに探し出すという回でした。
ただし、重盛は「早う死にとうござります(次回予告)」という生きる道。
そして、義経となった遮那王は「平家を滅ぼすことにより(歴史ネタバレにつき伏字)」という生きる道。
まあ、それを言ったら頼朝もかな?
 
 
★重盛★
 
それにしても、重盛の最期の場面。
中の人の演技も超~素晴らしかったのですが、とにかくもう脚本のトリックが凄くて、驚きました。
 
1.
最初に感じるのは、父親である清盛への、重盛の愛情です。
第31回「伊豆の流人」で、重盛が二条帝に僭越なことを言った件で最初の親子大喧嘩(今回とほぼ同じ喧嘩!)を
したあと、重盛が、鳥羽院と崇徳上皇を取り持とうとしていた父の清盛の 「情け深さ」 を恋しく思う場面があります。
重盛は父親がすっごく好きで、でも彼は自分が父と性格的に合わないのを知っていて、
その寂しさを父と同じ何かを守るという行為で解消しているのかもしれません。
しかし今回、父親が自分とともに守っていたはずの王家を乗っ取る気だと思い、
自分と父との絆だった「ともに守る何か」を失ってしまうくらいならいっそ……、のように見えます。
いったんは修羅の道を行く清盛を是としたものの、どんどん残忍になる父の魂を救いたい一心で、
自分の命も投げ出す覚悟とは、どんだけオヤジ好きなのよ重盛ー!、みたいな(T_T)
なにせあの優しかった明子さんの息子だしね。
 
2.
また、重盛にはかなり観念的な性格があります。
これは第17回「平氏の棟梁」の回で盛国に勉強を教わっている時、不平を言い始めた基盛を、
重盛が諌める場面から推察できます。
「盛国に教えてもらうありがたさ、忘れたか!
盛国は漁師の生まれにて、若きころは読み書きもできなんだと聞く。(中略)
盛国が教えてくれるこの一文字一文字に、血と汗と涙が詰まっておるのだ!」
そして当の盛国が 「そこまで申されずとも……」 と恐縮しまくってました(笑)
それがここへ来てさらに磨きがかかり、父への愛情と仕事先への忠義という、
2つに分裂する自分自身の心に、自分で苦しめられるという一人相撲ぶり。
そして、後白河(四宮)botさんも不思議がっていたけど、
いったいいつ重盛は、清盛が院を助けようと思っていると思い込んだのか???
あの二条帝の葬儀でも、清盛は帝の側近としてごっしーを諌め、帝に忠義を尽くす宣言までしてたのにね。
最も好意的に考えて、重盛はもともと観念的であるがため、観念の塊のような貴族社会に絡め取られてしまった、と。
ある意味、やっぱりそれは、強大な父に守られて育った優等生の長男の痛々しさなのかもしれません。
清盛を説得するための文句も、一生懸命宋の書物を勉強した成果のようで、聞いていて切なかったです(>_<)
 
3.
さらに私は、重盛のセリフに異様さというか、不思議さを感じていて、
これは重盛の人物像ではなく、『平家物語』 のセリフに 『日本外史』 のセリフと、もうひとつ、
なぜこれを!??というセリフの3つを混ぜているらしい、脚本の方の不思議さなのです。
重盛の 「忠ならんと欲すれば~」 のセリフは、1829年(江戸時代)に頼山陽が漢文体で書いて発表した
『日本外史』という日本史の本に出て来るもので、『平家物語』にはありません。
以下がその書き下し文です。

「忠ならんと欲すれば則ち孝ならず。孝ならんと欲すれば則ち忠ならず。重盛の進退此に窮る。
生きて是の憂いを見るよりは死するに若かず。
大人(たいじん)必ず今日の挙を遂げんと欲せば、先づ重盛の首を刎ねて、然る後に発せよ」

『平家物語』の方では、重盛は聖徳太子の十七箇条憲法を持ち出して、
正誤の判断の基準は人間が定めることはできないと父に説き、その上で以下のセリフを語ります。

「悲しきかな、君のおんために奉公の忠をいたさんとすれば、
迷盧八萬(めいろはちまん、須弥山八万丈の意)の頂よりもなほ高き父の恩たちまちに忘れんとす。
痛ましきかな、不孝の罪をのがれんとすれば、君のおんためにはすでに不忠の逆臣ともなりぬべし。
進退これきはまれり。是非いかにもわきまへがたし。申し受くる所詮は、ただ重盛が首を召されさふらへ。
その故は院参のお供をも仕るべからず、また院中をも守護し参らすべからず」
(『平家物語』第2巻6「烽火之沙汰(ほうかのさた)」)

大体同じなんですが、ドラマで重盛が語る 「海よりも深き」 という例えが、どっちにも無いんです。
この「海よりも深き」、最近ついうっかり歴史の本で読んだからそう思っちゃったんですが、
『承久の乱』で、尼将軍の北条政子が自軍を前に演説した、有名な言葉じゃないの!?。
「(頼朝の)その恩既に山岳よりも高く、溟渤 (めいぼつ、大海のこと) よりも深し」 です。(『吾妻鏡』より)
「山より高く、海より深い」はたぶん中国の決まり文句かなにかだとは思うのですが、
なしてこれをわざわざ思い浮かぶように混ぜるのか!?? 政子ちゃんドラマにも出て来るし!??
とりあえず『吾妻鏡』は確定ではないので置いといて、なぜ江戸時代に考えられた「忠ならんと欲すれば」を
セリフの途中で挿し挟んだのか?を考えてみます。

後白河院は重盛が言うほどの恩を与えたのかといえばそういう場面はなく、
もっと言えば成親の陰謀加担の理由からも分かる通り、院近臣も朝廷も誰もごっしーに忠義なんか
これっぽっちも持っておらず、つまりこれは重盛ひとりの観念的な忠義心に見えてしまいます。
折りしも、伊豆では頼朝が政子の父である北条時政に対して
「東国の武士の頂に立ち、源氏を再び平家に劣らぬ武門とする所存」とこれからの道を語り、
歴史を知っていればそれが鎌倉幕府になっていくことが容易に想像できます。
そしてその後に聞く重盛のあの言葉は、もちろんそれが江戸時代に書かれたものであるため、
今後成立する鎌倉幕府のスローガンであり、江戸幕府にも引き継がれていく
『御恩と奉公』 、これを否応なく思い出させるのです。
重盛のセリフの異様さは、あの「忠ならんと欲すれば~」の箇所で、
源氏の頼朝が未来に作る政権との類似を想起させることによって、
もしかしたら重盛はのちの世にふさわしい平家の棟梁だったのかもしれないという印象を持たせ、
しかしまだそれが到来しない平安末期では、「妄想的」なほどの忠義にしか聞こえないという、
不思議な時間的ループを作っているように感じられることから来ているのです。
もしも 『吾妻鏡』 も混ぜたのだとすれば、重盛の考え方は頼朝だけでなく、
頼朝後に活躍する政子をも包括する可能性も出てきてしまいます。
そのゆえに、生きる時代を間違えたかもしれない重盛の孤立感や心労がしみじみと伝わってきますし、
重盛の観念的な性格もまた、時代を間違えたからだと言えなくもない、ということになるのです。

もともと 『平家物語』 は鎌倉時代以降に成立した軍記物で、清盛の悪と比較するため重盛を持ち上げる傾向が強く、
結果、重盛には鎌倉時代以降の人々にとっての正しさを付加されていると言われています。
しかし見ている視聴者は江戸時代もすっかり終わった現代人なので、当時の政治的正しさはさほど問題ではなく、
今回のセリフのトリックで浮かび上がるのはむしろ、重盛の孤独感、疎外感のほうです。
そして、もしかしたら重盛と頼朝は、出会っていれば意外とうまくいったのでは?とさえ思えてきます。
それが、『平家物語』の言葉の間に江戸時代の漢文を、さらには政子の演説の気配をも
さし挟んだ効果ではないか、と感じたのでした。
なんとなれば、鎧を着こんだ清盛の法衣の赤は、平家の旗の色。
相対する重盛の直衣の白は、源氏の旗の色。
私、第26回「平治の乱」2/2の感想の中で、
『重盛と頼朝。まるで「互いの父を入れ替わって生まれて来たような」 心理的な構造をしているなあと思う』
とか、与太を書いたんですが、もしかしてほんとにそういう風になってるの!??
というか、ここまで勘ぐらなくても……とは思うのですが、キレイに勘ぐれちゃうんだものっ!(笑)
ええい! やっちまえーっ!(>∀<)/
それが「物語」の醍醐味っすよ! てなもんで(笑)
 
 
★清盛★
では、清盛はどうなの?
私としては、それほど黒いかなあ? こんなもんじゃないのかなあ?と思うんですよね。
 
まず、今回を見て気がついたけど、「宋剣」って、宋の剣なんですよね! ←いまさら~(笑)
中国の歴史って、政権交代イコール王朝交代になっていて、
忠盛がこの宋剣をうっかり?平太(清盛)にエクスカリバー状態で渡しちゃったってことは、
もともと清盛には 「王朝をのっとる」 という考え方が潜在的にあったのかなあ?とかね。
それから、重盛の涙の抗議に対して清盛が一瞬すごく悲しそうな顔をしたのを見て、
思い出した言葉がもうひとつ。
宗子さんというか、池禅尼の 「絶やしてはならぬ」 です。
いまわの際の彼女のセリフの流れ、
「かように大勢の子や孫に囲まれて」→「清盛、あとは頼みましたぞ」→「断じて絶やしてはならぬ」
を聞いた清盛は、"頼盛の血筋を絶やすな"ではなく、平家一門を絶やすなと言われたと思ったはず。
そのうえで、死にかけた時の夢に出て来た白河院の言葉の、
「そちはまだ知らぬ、のぼり切ったその果ての景色を」。
だとしたら、藤原道長のように自分が帝の外祖父となり、平家に摂関家としての安泰な立場を与え、
そういう意味での 「王朝乗っ取り」 というのは、まあ、この当時としては妥当な考え方かなあと思うんですよね。
しかも現在の院がアレだし、言仁親王が生まれちゃえばこっちを帝にして、高倉帝を上皇に出来るしね。
あとは誰かがごっしーを担ぎ出す隙を埋めちゃえば、ある程度ミッション完了、みたいな。
 
ただし清盛は、年を取るうちに自分を映し出す鏡としての友人や知人を失い、自分を顧みる機会が無くなっているのは
確かで、今現在の一種の醜さは、そういう所から来てるのかな?と思います。
そして、「白河院の伝言」の回を今見ると、清盛が白河院に泣いて抗議してるさま、父に楯突いているさまは、
今回の重盛の涙の抗議とおんなじなんですよね(>_<)
ただ、清盛には「犬と蔑まれてきた恨みつらみ」があるからこそ、父を追い越そうとするバイタリティがあるけれど、
重盛にはそういう「恨み」が無い代わりにバイタリティもない、だからごっしーと父というもののけの間で、
擦り潰されていってしまうのでしょう (>_<)

しかし結局清盛は、自分が家族として愛する者たちを政治のために切り捨てることはできず、
頼朝の命をなかば無理やり助け、重盛の号泣に負けて院の幽閉を思いとどまってしまうのです。
清盛のこの 「だだ漏れの愛情」 が、のちに 平家が「(史実ネタバレにつき伏字)」 してしまう原因なのか!??
そして清盛は次回、もしかしたら最後の「自分を映す鏡」を失ってしまうのか!!?(>_<)
 
ついでに言えばごっしーは、清盛が生きかえった時に聞いた 「あなた様を追い越して見せまする!」 を、
自分に向けて言いやがったと思っていて、その後、法皇としてのアンタッチャブルを脅かすなら、
絶対タダではおかないぞ! みたいな気になってるんですよねー。

はーもう、ややこしいなあおまえらみんな!(>_<)
でも、そこが面白いんだものな~(笑)
  
  
********************
  
えー、ドラマもあと数回なんですが、ここまで物語が積み上がると伏線がもうすさまじい量で、
とても覚えてられません(笑)
その分、たま~に前の方の回をセリフ確認のために見たりすると、ものすごく面白いんですよね!
なので、飛び降りました!(笑)
すでにDVD第1集を予約済みで~す(^∀^)/
  
それと、いまさらですがやはり驚くのは、音楽やS.E.が素晴らしく良いことです。
「世界は音に満ちている」という感じがあって、セリフと音楽の重なり方、
そして、音楽もセリフもない時の衣擦れの音、鳥の声や虫の声などが、なんかもう大好きで!(^∀^)ノシ
俳優さんの演技も、美術も、撮影などの技術面も、映像関係が素晴らしいのはもちろんですが、
サウンド関係が良いと、私の場合さらに満足するところがあるみたいです。
  
さて!次回はもうバスタオル必須!
重盛役の窪田君が「脚本も演出も、ドSなんですよー!」と言ってた成果を、
ぜひ堪能いたしましょうぞ!  

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