2022年6月30日木曜日

日本の国の借金は130年間で500万倍になった(No.301): 日本経済復活の会

日本の国の借金は130年間で500万倍になった(No.301): 日本経済復活の会


日本の国の借金は130年間で500万倍になった(No.301)

政府は6月にも新財政健全化計画を発表しようとしている。どうやって国の借金である将来世代へのツケを減らそうかと一生懸命である。しかし次のグラフを見て頂きたい。

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1887年には国の借金は2億円程度だったが、今やそれが1000兆円を超えている。つまり130年間で借金が500万倍になったのである。財務省は国の財政を家計に例える。この家計では借金を500万倍に増やしたが、全然破綻していない。ゼロ金利で銀行はまだいくらでも貸してくれる。この家計は無駄遣いをして借金を500万倍に増やしたのだろうか。いくらなんでもそれは無理。この右上がりのグラフを見れば分かる。この家計は借金をずっと増やし続けていて返したことがない。借金をしてそれを次の世代で返していくということは決して行わず、次の世代も更にその次の世代も借金を増やし続けているのだ。この家庭は先祖代々から不謹慎なのだろうか。いやどんなに不謹慎でもそれは無理。普通なら銀行が貸さない。

実はこの家庭は通貨発行権を持っていて、どんどんお金を刷りながら借金を増やしているのである。要するに130年間でお金の量を500万倍にしたというだけだ。人口が500万倍になったわけではなく、お金の量を増やしただけだ。人口が減ってもお金を増やせばもちろん経済は拡大する。お金の量が増えれば取引が拡大し経済が発展するからどこの国もお金を刷り続け借金は増え続けている。次のグラフは国の債務の推移をOECDのデータを使って表した。

         出所:OECD Economic outlook 102、2017
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このグラフで分かるように、どこの国も債務を増やしており、日本は最も増やさない国の一つである。500万倍まで増やしておいて今更なぜ借金を増やさないように努力するのかが分からない。通貨発行をせず、130年間、国の借金を増やさなかったとすれば、日本は今頃大変貧乏な国になっていた。国の豊かにするには、通貨の量を増やし経済を活性化しなければならないのは自明だ。国の借金が1000兆円を超したというのは1通過点に過ぎない。これからの世代は借金がこの10倍、100倍、1000倍というように増やして行くに違いないし、決して借金を返そうとはしないのである。つまり借金は次世代へのツケではあり得ない。もちろん将来デノミがあって借金が一気に100分の1とか1000分の1になるかもしれないが、GDPも同様に減るのだから実質的に借金が減ったことにはならない。時々問題にされるのは債務のGDP比であり、これを次の図で示した。

        出所:OECD Economic outlook 102、2017

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このグラフで分かるように日本は債務のGDP比においては世界最悪である。その理由は債務が増えたからではなく、デフレでGDPが増えなかったからである。日本は諸外国に比べGDP成長率が際立って低いということは次のグラフで分かる。

        出所:OECD Economic outlook 102、2017

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日本だけが成長しない理由はデフレである。少子高齢化で年金がもらえなくなるのではないかという不安、国の借金増大で将来増税があるのではないかという不安、バブル崩壊で巨額の損失を被った人が、再び同様の損失が出るのでは無いかという不安などがあり、消費や投資を控えていて経済が成長しない。国の債務は増大するが、GDPは伸びないために債務のGDP比は異常に高い値になった。この異常な値を正常に戻すには財政拡大でデフレから脱却し、普通の国並のGDP成長率を取り戻せばよいだけだ。

次のグラフは縦軸に債務のGDP比、横軸に2003年から2017年までに国の債務がどれだけ増加したかを示している。このグラフより、債務を増やさない国の債務のGDP比が大きくなり、逆に債務を大きく増やした国の債務のGDP比は小さくなることが分かる。これは債務を大きくするということは財政赤字を拡大するということであり、その場合はGDPが増え債務のGDP比は減少するということである。

        出所:OECD Economic outlook 102、2017

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次の図は政府支出を拡大すれば、名目GDPは伸びるというグラフである。政府はGDPを600兆円にするのを目標にしているが、財政を拡大すれば、簡単にしかも短時間でその程度の経済成長は達成できるのである。GDPが増大すれば、債務のGDP比は減少するわけであり、デフレ脱却も達成、2%のインフレ目標も達成、3%成長も達成ということで、長年の悲願であった目標が一気に達成される。

             出所:シェイブテイル日記

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財政出動で名目GDPがどれだけ増加するかは、マクロモデルを使えば計算できる。例えば日本経済新聞のNEEDSというモデルを使った計算結果を次に示す。右の数字は財政出動の額である。大規模財政出動なら100兆円とか200兆円とかのGDP拡大は簡単に達成できる。

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参考のためにインドの財政を次のグラフにした。これで分かるように財政赤字は毎年のように大きく拡大を続けている。もちろん、累積債務は激増しているのだが、債務のGDP比は70%~80%と低いままである。

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次はエジプトの財政である。大幅な財政赤字が続いている。しかし債務のGDP比は70%~100%に留まっている。

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次はアメリカの財政である。財政赤字は続いている。多い時はGDP比で13%もあったのだが、債務のGDP比はやっと100%に届いたというところである。

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【結論】
日本の国の借金は絶え間なく増え続け130年間で500万倍になった。借金は今後も増え続け、次世代もその次の世代も増やし続けるのであり、将来世代が返すということはあり得ない。つまり将来世代へのツケではない。これはどこの国でも言えることであり、借金の増加速度は日本は世界の中で最も遅い部類に入る。日本の債務のGDP比の値は異常に高い。これは単にデフレでGDPの伸びが異常に少なかったことだけが原因であり、財政出動によりデフレから脱却し、インフレ目標を達成し、GDPが増加してくると債務のGDP比は普通の国のレベルに戻って来る。

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パゾリーニ著/聖パウロ(英訳)※アラン・バディウ序言 Saint Paul : A Screenplay

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Full Description

Presented here for the first time in English is a remarkable screenplay about the apostle Paul by Pier Paolo Pasolini, legendary filmmaker, novelist, poet, and radical intellectual activist. Written between the appearance of his renowned film "Teorema "and the shocking, controversial "Salo, or the 120 Days of Sodom," "St Paul "was deemed too risky for investors. At once a political intervention and cinematic breakthrough, the script forces a revolutionary transformation on the contemporary legacy of Paul. In Pasolini's kaleidoscope, we encounter fascistic movements, resistance fighters, and faltering revolutions, each of which reflects on aspects of the Pauline teachings. From Jerusalem to Wall Street and Greenwich Village, from the rise of SS troops to the death of Martin Luther King, Jr, here--as Alain Badiou writes in the foreword--'Paul's text crosses all these circumstances intact, as if it had foreseen them all'. This is a key addition to the growing debate around St Paul and to the proliferation of literature centred on the current turn to religion in philosophy and critical theory, which embraces contemporary figures such as Alain Badiou, Slavoj iek and Giorgio Agamben.

Table of Contents

Foreword                                           vii
Alain Badiou
Acknowledgements xiii
Introduction: Translating Pasolini Translating xv
Paul
Elizabeth A. Castelli
Plan for a Film about Saint Paul 1 (10)
Outline of a Screenplay for a Film about 11 (98)
Saint Paul (in the Form of Notes for a
Production Director)
Note on the Text 109 (2)
Afterword: Appropriation's Excess, Paul of 111
Tarsus for an Age of the Capitalization of
Mastery
Ward Blanton

2022年6月29日水曜日

【動画&文字起こし全文】山本太郎代表(参院選2022 東京都選挙区候補)×やはた愛(参院選2022 大阪府選挙区候補)6月28日 大阪 あべのキューズモール前 - れいわ新選組 参議院議員選挙 2022

【動画&文字起こし全文】山本太郎代表(参院選2022 東京都選挙区候補)×やはた愛(参院選2022 大阪府選挙区候補)6月28日 大阪 あべのキューズモール前 - れいわ新選組 参議院議員選挙 2022

【動画&文字起こし全文】山本太郎代表(参院選2022 東京都選挙区候補)×やはた愛(参院選2022 大阪府選挙区候補)6月28日 大阪 あべのキューズモール前

山本太郎:
大きな音を立てて失礼を致します。ただ今、マイクを握っております私が、れいわ新選組。小さな国政政党。5議席を有する国政政党でございます。れいわ新選組代表の山本太郎と申します。よろしくお願いします。皆さんとの距離があるので、マスク取らせていただきます。れいわ新選組代表山本太郎、マイクを握らせていただいております。山本太郎自身も選挙に出てるんですよ、東京から。東京の選挙区を一旦、今日は横に置いて、どうしても大阪に来なきゃいけなかったんですね。その理由は簡単です。私たちの候補者、れいわ新選組の候補者。ここ大阪で戦っている、やはた愛をどうしても皆さんの力で国会議員にしていただきたく、山本太郎も応援に参りました。どうか1枚目の投票用紙、1枚目の投票用紙には「やはた愛」。大阪にお住まいの皆さんには「やはた愛」とお書きいただきたいんです。よろしくお願い致します。そして2枚目の投票用紙は全国どこからでも、ひらがな3文字で「れいわ」、「れいわ」とお書きください。よろしくお願い致します。

さぁ、れいわ新選組代表山本太郎、皆さんにお伝えしたいことがあります。それはこの国、大至急で景気上げていかなきゃダメなんじゃないですか? 景気上げていきたいんです。景気を上げるためには何が必要か? それは、一番簡単な方法は消費税をやめることです。消費税廃止、やらせてください。

ちょっと待って、山本さん。いきなり消費税廃止やらせろって言われたって、そんなの無理でしょって言われる方のために、順番に説明をさせてください。日本は景気悪いんですよ。25年ですよ。25年間、景気が悪い国、先進国の中で日本以外にあったら教えてください。参議院議員時代、山本太郎は安倍総理に直接、そう質問をしました。そのときに安倍総理の答え、なんだったか? 「ございません。」そりゃないわな。そんな景気悪い国、日本だけ。その理由は何でしょうか? 政治による失敗です。誤った経済政策、そして労働環境の破壊。様々なことを行って、一人ひとりが使えるお金を減らしていったんです。給料が減る、消費が減る。様々なことで、みんなどんどん貧乏になっていったんですよ。

どれくらい所得が減ったか、具体的に言っていきます。厚生労働省の調べ。所得の中央値。高い所得から低い所得まですべて並べました、その真ん中。所得の中央値、この25年間で108万円。108万円低下してるんです。なんか生活が楽にならへんなあ、こんなに働いてるのに。そう思ってませんか? いやあ、自分の努力が足りへんかったんかな? 違いますよ。あなた一人の努力の問題じゃないんです。どんなに頑張っても生活が楽にならないような社会状況を、政治の場で作っていってしまった。今、あなたが置かれた立場は、自分自身のこれまでの人生の結果ということのみならず、国が行ってきた誤りの集大成によって首が締まっているという話をこれからしていきたいと思います。

25年間景気が悪い。どうしてでしょうか? 日本はむちゃくちゃ力がある国だったんですよ。ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれた。先日、スイスのビジネススクールが国際競争力というもののランキングを発表した。日本はすごかったんですよ。1989年、そこから4年連続で世界1位の国際競争力を持つ国だったんです。それが2022年になって、なんと34位にまで転落してしまっている。ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれた地位から34位まで転落している。そりゃそうです。皆さんの賃金も下がりっぱなし。25年間成長することなく賃金が下がり続け、この国では格差がどんどん拡がっていった。既に地盤沈下してるんです。どれくらい地盤沈下しているか? コロナの前の厚生労働省の調べでは、「生活が苦しい」と言われる方々が全体の、全世帯の54.4%。母子世帯だけ見ても86%。社会の底はとっくに抜けてる。25年の不況にコロナまでやってきて、国の手当はあまりにも薄い。そこに加えて戦争の影響。物価が上がっているのに、そこに減税すらされない。そんな政治が今なんです。

マヌケな政治を続けてこの国を衰退させた上に、物価が上がっててもそれすら下げないって、これもう既に政治じゃないです。そんなものは鬼と呼ぶしかない。つまりは、この参議院選挙は鬼退治の選挙なんです。やらせていただきたい。#れいわの鬼退治。その先頭にどうか、私たちれいわ新選組を立たせてください。1枚目の投票用紙は、大阪から「やはた愛」、「やはた愛」。2枚目の投票用紙は全国どこからでも、ひらがな3文字「れいわ」でお願い致します。

でね、消費税の話もうちょっとさせて。ごめんね。「消費税やめたら困るやんか。」そう思われた方、結構いらっしゃると思うんです。何が困りますか? 消費税やめて何が困ると思う? 頭ん中で想像してほしいんです。多くの方々はおそらく、消費税をやめたりとかしたら社会保障に大きく影響が出るんじゃないかってご心配されると思うんです。ごめんなさい、心配しないでください。社会保障には、ほぼ影響ないですよ。どうしてか? 今でさえ消費税収のうち、一部しか社会保障に使ってないんですよ。だから、これをやめたからといって皆さんに多大な影響が出るかっつったら、出ない。この影響が出るのは皆さんじゃなくて、一部の資本家に大きな影響が及ぼされるんです。どうしてか?

消費税っていうのは、皆さんご存じの通り、社会保障のためにとられている税金ではございません。大企業に減税、金持ちに減税、その穴埋めとして消費税は使われているものなんですね。そんなわけないだろうと思われた方、消費税が導入される前の議論をちゃんと調べてください。1986年、この国で最も大きな経済団体、経団連が要望書を提出したことから始まります。俺たちのコストをもっと下げろ、そのためには税金を安くするんだ、その減らした部分はみんなから薄く広く取ればいいだろう、ということで間接税として消費税が導入された。まさに直間比率の是正なんですよ。

さらに具体的に言っていきます。例えば消費税が始まった1989年、3%でスタート。そこから2016年までの間を見てみたとして、そして消費税と法人税、この2つに特化して見た場合に言えることがあります。消費税収のうち約73%が法人税減税の穴埋めに使われていたと言える。これに納得いく人いるんかな? 私は納得いかない。だって、みんなのために使うんじゃなくて、一部の人たちのためだけに使うんでしょ? これって組織票、選挙のときに自分がバッジをつけてもらうためにいただく組織票、そして常日頃から応援してもらえる企業献金、落選したときには就職の斡旋、こういうことのご恩返しをするためにやられてきたことでしょ。

つまりは、消費税をやめると言ったってこれ、何の問題もない。もちろんそこで一部、社会保障に使われてる部分は補填しなければならないけれども、多くの人々にとって消費税が続くことのメリットなんて、なんもないですよ。やめましょうよ。私はこれを廃止にしたい。

消費税をやめることによってどんな効果が生まれるか? 当然、毎日が10%オフ。あなたが使えるお金、当然増えます。手元に置いておけます。1万円キューズモールで使ったら、今、もう1000円罰金で取られる。その1000円の罰金がなくなれば、あなたの手元に1000円を置いておける。帰り道にどこかでラーメンを食べるもよし、カフェに入るもよし。その時にはお金を使わないもよし。その次に外出するときに合わせて使ってもらえれば、あなたの消費は誰かの所得に、お金が社会に回っていく循環がさらに拡大していきます。

それだけじゃないです。1人当たりの平均年収、消費税を廃止にすると増えていくんです。消費税をやめたら年収が上がる? はい。どれくらい上がるか? これは参議院、参議院の試算でございます。消費税を廃止した5年後、1人当たりの平均年収は30万円上がる。消費税を廃止した10年後には、1人当たりの年収は58万円上がる。皆さんの中で、それに不満がある人もいるかもしれない。たかだか30万円上がるくらいだったら、別にそんなもの消費税続けていいよ。58万円年収が増えるくらいだったら、消費税はそのままでいい。そういう方、どれくらいいらっしゃいます? いらっしゃったら、ああ、いらっしゃった。大金持ち。よっ、大金持ち。ありがとうございます。はい。まぁそういう方もいらっしゃるでしょうけど、これだけいらっしゃって1名だけです。はい。ひと握りの方は、そんな小さな額じゃなくて、おそらく大企業にもっとインセンティブを渡していけということなのかどうなのかは確かではないですけれども。

全体的に景気を良くしなければ、景気回復なんてできないんですよ。あなたが今日よりも明日、先週よりも今週、去年よりも今年、さらにお金が使える状況を作っていかなきゃ、これ社会にお金、大胆に回っていきません。景気を上げるとは何か? 皆さん一人ひとりの購買力を上げていくってことを、まずやらなきゃいけない。25年不況なんですよ。コロナまでやってきたんですよ。戦争も起こってるんですよ。この状態をこのまま放置してしまうと、今の物価高が皆さんにどのような影響を及ぼすか。

今年の2月に、みずほリサーチってところが発表したところによると、新たに消費税3%増税するくらいのインパクトがこの社会にもたらされる。つまりは何か? このまま放っといたら不況ですよ、このまま放っといたら中小零細、おそらく倒れるところも出てくるでしょう。さらに社会は地獄化する、それを止めるために政治があるんでしょ? 今こそ大胆にやるべきときじゃないですか? いや、岸田政権はやっております。どんなことをですか? 今、エネルギーの高騰によりまして、皆さんの生活をしっかりとこれ、安定させていくために2000ポイント差し上げたいと思います。なんやねん、それ。

そればかりではなく、その先、皆さんがもしも節電していただけるならば、ここを毎月数十円単位で皆さんにポイントを付与していくことによりまして、日本の経済、皆さんの生活を支えていきます。もうごめん、サッサとやめてくれ。私そう思うで。もうサッサとやめてくれ。もうそんなやつ。このドケチ。緊急事態ですよ、今は。緊急事態ですよ。もしもし? 岸田さん聞こえてます? あ、繋がってないわ。もう本当にいい加減にしてほしい。どんだけの無能が集まったら、25年も国を衰退させられるんですか? どんだけの無能が集まったら、10代から30代までが、死ぬ原因の1位が自殺になる国になるんですか? 若い人たちが絶望しか感じずに、未来にも夢を持てないような社会を拡げてしまった。

これ若い人たちだけじゃないと思う。すべての世代横断的に、この国は自信を失った。夢を持つなんて贅沢。何しろ家族なんて持てませんよ。一人生きるだけで精いっぱいなんだから。そんな国を拡大してしまって、この国の未来、どう語るの? まずやらなきゃいけないことは徹底した景気の、これは、しっかりとこの足腰を鍛えていくこと。そのためには呼び水として、まず消費の喚起、消費が喚起されれば、投資も喚起される。あわせて需要、25年間失ってきたものを、もう一度この国にしっかりと植えつけていく。国内でお金がしっかり回るようにしていくことが何よりも大切。

そしてもうひとつ大切なことがあります。何か? 日本国内で消費税が導入されて起こったことがあります。起こったことは何かっていうと物が売れなくなる、物が買いづらい。だって物価が上がってるもんね。消費税のことですよ、今のことじゃない。消費税が上がる度に賃金下がってるのに、事実上物価だけ上がるんです。これが消費税の性質です。賃金上がってないのに、消費税で、強制的に物価だけ上げられる。物が買いづらくなります。控えるようになります。つまりは消費が落ち込む。消費が落ち込めば当然、所得も落ち込む。そして投資も落ち込む。売り上げが下がってしまった企業、事業者は、労働者たちに対して賃下げをする。首を切る。さらに購買力を失った人々が、物を買えなくなった状況が拡がったらどうなる? 物が売れないこの国よりも需要が旺盛という海外に、企業は出ていく。国内で起こったことは製造拠点空洞化、どんどん海外に出ていってしまう。

この国を衰退させる原因をいつまでもやめられないのは何? 一部の人たちが儲かり続けるってことを後押しする政治でしょ? 自分のバッジをつけてくれた組織票や企業献金、これやめられませんよ。だって、目的は何かっつったら議員になることだから。議員にさせてもらった人たちには、いつまでもご恩返しをしなきゃいけない。議員になることが目的って、終わってますよ。あくまでも手段でしかないはずでしょ? この国を良くするための手段としてのこの政治を利用するということを、自分が議員で居続けることがメインテーマになってしまったような者たちが、いつまでも国会の中で、あぐらをかいてちゃダメなんですよ。逆に言えば、そういう者たちの首を切れるタイミングが、この選挙です。50%の投票を諦めた人たちと一緒に力を合わして、この状況をひっくり返していきましょうよ。チャンスはあるってこと。この国に残された最後の希望は、あなたという存在です。

50%の投票を諦めた人たちと、その手の中に握られたこの国を変える鍵。そのツール、絶対に潰さないでいただきたい。誰がやったって一緒? だったら私たちにやらせてください。どうせやったって変わらないだろう? それで捨てる票があるなら、私たちに託してください。一緒に変えたい、あなたと一緒に。消費税を廃止することによってこの国の景気を上げていく、当たり前のことです。それくらいのことしなきゃダメ。少なくとも景気が悪いときに消費税減税しない国、なかなかないですよ。このコロナ禍でも50カ国以上がこれ、減税し続けている。一方で日本は? 逆。これまでも景気が悪い中で消費税上げ続けた。これ自殺行為なんです。景気が悪いときに消費税を下げる、当たり前。一方で景気が悪いときに消費税上げるっていう自殺行為を続けたのは日本だけなんです。逆に言ったら皆さん、この国からずっとDVされてるのと一緒ですよ。逆に言ったらこの国から、皆さん経済制裁を続けられてるのと一緒。経済音痴が政治やっちゃったら何が起こるか? その国に生きる人たち、軒並み苦しみますよ。これ取り替えるときなんですね。やらせていただきたい、消費税廃止。

加えてもう1個。この日本のガタガタになった状況をさらにもう一度建て直すためにはやるべきことがある。何か? メイド・イン・ジャパンを政府調達で買いまくるってこと。日本国内で作られたもの、日本という国の中で生きてる人たちが作ったもの、製品、サービス、コンテンツ、片っ端から国が買っていく。それによって作られる幅も増える、それによって製造拠点、生産拠点、強化されていく。海外に出たものも国内回帰させていく。この円安のときにやらないでどうするんですか。それによって生み出されるものは何か? 安定した雇用ですよ、安定した雇用。この中で最も薄い部分、高い賃金、安定した雇用、それを徹底的に作り出すってことを今から始めなければいけません。もうアメリカはやっている。バイ・アメリカン政策。アメリカ国内の製品を連邦政府が調達していく、徹底的に。1年間で66兆円、もう気づいてるんです。外に出していったことによって国は弱まった。だから国内を厚くしていく、これこそが一番やらなきゃいけない国防なんですよ。どう思いますか?

「れいわ新選組さん、熱い気持ちは了解しましたが、あなたたち国会議員たった5人しかいないのに、そんなこと実現できるわけないですよね?」そう言われる方、この話を聞いていただきたい。小さくてもやれることってあるんですよ。小さい存在であったとしても、影響力を及ぼせることがあります。2019年に旗揚げされたれいわ新選組、当時は私1人でした。そこから私たちが掲げた政策は何か? 消費税の廃止。当時、永田町の反応はみんな笑ってましたよ。「馬鹿なんじゃないか? お前わざわざ1人で旗揚げして消費税廃止って何言っちゃってんの。今さら消費税って言ったって、みんな動かないよ。本当にセンスねぇな、あいつ」そんな話だったんです。今、どうなってる? 自民党と公明党以外は軒並み消費税減税ですよ。たとえ小さな存在であったとしても、突破力あれば影響を及ぼせるんですよ。たった3年、その間に5人の国会議員を生み出し、そしてその中で消費税廃止、この国の本当の意味での復活、人々の生活の底上げが何よりも重要だという訴えは、消費税減税ということを各党が自分自身の政策にしてることで答え出てるじゃないですか。小さくてもやれることありますよ。この影響力をさらに大きくさせていただきたい。そのためには、あなたに「れいわ」を。2枚目の投票用紙で比例は「れいわ」と書いていただき、何よりここ大阪にお住まいの皆さんには1枚目の投票用紙「やはた愛」、「やはた愛」と書いていただきたいんです。よろしくお願いします。それでは、やはた愛に譲りたいと思います。

やはた愛:
はい。皆さんこんばんは。れいわ新選組のやはた愛と申します。大阪選挙区は「やはた愛」でお願いしたいですね。はい。れいわ新選組、政策、先ほど代表が言っていただいたんですが。まぁでもね、私、1987年生まれ、34歳なんですけれども。このセリフを、小学校の時に聞いてたこのセリフを、今ここの、あべのキューズモールの前で叫ぶとは思ってなかった。叫んでいいですか? 同情するなら金をくれ。同情するなら金をくれ。同情するなら金を刷れですよ、ほんまに。この90年代に流行った言葉を、私が今、自分で言うと思ってなかったですよ。やっぱなんかね、私たちの世代ってかわいそうって言われてきた。なんかもう、生まれてきてバブルも知らんやん。弾けて、その後にリーマンショックあって、みたいな。なんかずっとしんどい時代生きて来てるよね、かわいそうに、みたいなこと言われてきて。で、少子化で、なんか、国の借金がとか言われて。で、でもね、それってね、全部お金で解決することじゃないですか。

で、イーロン・マスクさんに言われたの私、カチンときたんですよ。「このままだったら日本の人口、消滅してなくなるで」みたいな。言われんでもわかってるしと思って。で、私34歳、弟20代なんですけど、生活見てたら、その友達とか生活見てたら本当にわかる。働いても働いてもお金貯まらないんですよ。で、好きなパートナーとかいても結婚できない。私の友達もそうです。足枷(かせ)となっているもの、これ奨学金です。奨学金を400~500万、私の友達は借りました。で、結婚するときにやっぱ相談されました、私。この私の借金をって。主人に言うのか、主人の親に言うのか。自分は妊娠をしてますと。働けない、休業しないといけない。でも毎月この返済は生じてくる。これを、家族で共有するにはどうしようって、みんな悩んでるんですよね。奨学金って、なんか私たちの世代というのは、家に現金がないんだったらお金借りて大学行きなさいっていう世代。でも普通に考えておかしいですよね? 学びたいっていう人たち、学びたいという人たちを借金背負って学ばせる、大学に行かせる。で、私はその中で、さらにお金さえ借りれなかったんですよ。

私は勉強好きだった。生まれた時から家が貧乏だったんだけど、親は全然本とか参考書とか買ってくれないけど、図書館に行って自分で勉強して、いつかは自分は大学生になってやると思って、ずっと独学で勉強してたんですね。そしたら14歳の時、中学校2年生、弟が生まれたんですよ、急に。ええっ?と思って。ほな、お母さんに「あんた、ちょっと、弟生まれたから。ごめん、大学無理やで」って言われたんですよ。すごく傷ついて。それ母親に言ったら、「覚えてない」って言うんですけど。やっぱ子どもからすると、「あ、うちは貧乏やからもう大学にも行かれへんねや」って砕けたんです、心が。じゃ、どうしたかっていったら私は、高校1年生の入学式の日からアルバイトに行きました。で、ハンバーガーショップで働いたんですけど。みんなはね、受験勉強始めてるんですよ。で、私の働いてるところとかにも来るんですよ。「愛、頑張ってる?」みたいな。で、受験勉強してるんですよ。で、私は学びよりも、学校の学びとか受験勉強よりも、人生の学びのほうが上やと。アルバイトしてるほうが人生の学びやとか思って自分に言い聞かせたけど。今、やっぱり振り返ってみると、みんなと一緒に私はそこで受験勉強したかった。うん。ずっとこれが心に引っかかってて。でも、「私はいい。私は芸能界目指す」とか言って。で、30歳超えた時に、やっぱりそれがコンプレックスになってるんですよね。なんかもう一回、やっぱり私は大学に行って、自分の好きな勉強したい。受験勉強っていうのは大学に入るための勉強だから、まぁ、頭に詰め込むっていうところがあるんですけど、大学っていうのは、自分の好きな分野、例えばその先生についていくとか、先生のあれを学びを乞いたいとかっていうので選ぶんですけど。私はもう一回大学受験をしようと思ってチャレンジを決めたんですね。

で、31歳で大学に行きました。その時に入学金は貯めれたんですよ。20万円、なんとか自分で貯めた。で、奨学金、大人になっても教育ローンって組めれるんですよ。一応ね、制度上は。で、私、「通帳の中身も全部見せろ」言われて全部見せました。お金ないから学びたいために教育ローンを申請してるのに、「あなたこれ、不安定過ぎませんか?」って言われて。「お金ないから貸せません」って言われたんですよ。お金ないから借りに行ってるのに借りれなかった。その理由は何か?って言ったら、「大人になって学び直すっていうことは、ちょっと怪しい」って言われたんです。「嘘やん」って言われたんですよ。「どっかなんか、それ投資目的ですか?」みたいなこと言われて。だから日本っていう国は大人になって学び直したい、もう一回チャレンジしたい、あのとき学びたかった思いをもう一回やりたいっていう、大人が学びたいということに対してかなりハードル高いなと思いました。

そして学費です。1単位3万5000円。2単位で、2単位が1教科ですから1教科7万円ですよ。高いなーと思って。もう教育ローン下りひんし、どうしようかなと思ったら、喜んでお金を貸してくれた人がいました。クレジットカード会社。すごいですね、今。金利18%、リボ払い。月々、なんか、何千円とかで貸してくれるんですよ、恐ろしい世の中です。

でもこれね、笑いごとじゃなくって、今の若い世代ってお金ない、圧倒的に。10代〜20代お金ないんですよ。でもね、お金ないってことはあんまピンときてないんですよ。休みの日になったらみんなワーって遊んでるし。で、話を聞くと、給料少ない。ま、バイトしてる子もいますけど、給料少ない、足りない。どうしてんの?って言ったら、クレジットカードって言うんですよ。成人年齢引き下げられたじゃないですか。18歳以下になってバンバンみんなカード作れるんですよ。それで麻痺させられちゃってる。クレジットカードってなったらサインやけど、今、バーコード決済がほとんどでしょう? もう訳わからんことなってくるんですよ。で、みんな自分の貧困っていうものに気づいてないんですね。

私、学び直していろんなことを学びたいんですけど。今ね、ちょうど取ってる授業で、大学で階級論、階級論っていうものを習ってます。日本の歴史を見たときに、どういう風に階級論、経済的な階級ですね、階層・階級論っていう分野なんですけど。それを学んだときに先生がしつこく言ってきた。「皆さん気づいてない」と。「この流れ、リーマンショック以降の、ずっとこの経済が衰退している一番の被害者は若者や」って、ずっと言ってくるんですよ、先生が。で、何回も、先生は多分あえて語弊もあるけど、ずっと言ってくるのが「この国は婚姻率と収入が比例してます」って私に教えてくれたんですよ。ざっくり言うと、若い子の中での貧富の差がかなり開いてしまっている。もっとわかりやすくいくと、若い世代の中で金持ちしか結婚できないし、子どもも産めないんですよ。年収200万円以下の若い世代なんて子どもも持てないし、結婚もできないんですよ。すごくそれって残酷じゃないですか? で、こういったデータのもとに経団連、先ほども言いました経団連っていう人たちが何て言ったかっていったら、「まぁね」って、「女性も活躍する社会やから。でも女性っていうのはね」って、「パートナーを選ぶときに、自分よりも収入高い人を選ぶでしょ?」って、「それやめさせよう」って。「それじゃなくって、自分も同じくらい稼ぐ、旦那も稼ぐ。それかむしろ下か。それでも結婚しようっていう女を増やそう」っていう。マジでそれ雑誌の中で語ってるんですよ。めちゃくちゃじゃないですか? 

私たち本当にその煽りを受けてるんですね、20代〜30代。で、首相はなんて言ったかっていったら、「ね、若い世代もね、少子化で」って言って、何もしないんですよ。足りないのは愛とお金じゃないですか?お金。で、大臣なんて言ったか。野田(聖子)大臣ね。なんて言ったかっていったら、「20代の4割がデートもしたことないらしいですよ、大臣」って言ったら、「まぁアプリ使ってもらって」みたいなね。「SNS使ってもらって」みたいな。いやいや気をつけて、サクラいっぱいおるからっていう。そこじゃないねんでっていう話を、私はしたかったんですけど。まぁ、なんせズレちゃってるんですよね、全部。全てそれ、若い世代に煽りがきている。少子化の問題も全部、私たちの世代の責任にされてるんですよ。自分のためにしか使わへんとか、休みの日はNetflixしか観いひんねんやろみたいな。そうじゃない。お金ないから家から出れないんですよ。実家暮らしなんですよ。そこを改善しないことには、どうにもない。

だから私たちは言っている。れいわ新選組の積極財政、お金を回していく。まずは消費税廃止だし。本当に冒頭も言いました、そうやってかわいそうって言うんやったら、「同情するなら金をくれ」ですよ。同情するなら金をくれ。そして刷れるんだったら、同情するなら金を刷れと、私たちれいわ新選組は言い続けたいと思っております。話が熱くなりました、代表。すいません。れいわ新選組のやはた愛でした。

山本太郎:
ありがとうございます。この国の教育の歪み、まぁ、本人、まだその家族にしか負担がいかないっていうシステムですよ。だってOECD(経済協力開発機構)の中で見たって、これ教育に最も金を使わないドケチ政府の第1位なんですね、日本が。だから奨学金だったりとかいろんなことを駆使しながら、借金背負いながら社会に出ていかなきゃいけないんです。でも考えてみてよ。社会人デビューするときに400〜500万の借金背負うマイナススタート。これプラスになる? 人生で。社会人になるときに、大学院出るときに1000万円くらいの借金背負って、どんだけのマイナススタートさせるの? で、薄い給料で、それ返済していく? 1人生きるだけで精いっぱいになりますよ。つまりは何か? 少子化が問題であると言いながら、一体何やってるんですか?ってことなんですよ。逆行する話だと思いません? 教育費は大学院卒業するまでは無償化にしたい。当然です。これは先行投資ですよ、未来に対しての。人に投資しない国? あり得ない。そしてこの奨学金というシステムは、国が作り出した、若い者たちを食い物にする、これ金融商品化する、そういう手筈なんですね。

大学生の2人に1人が奨学金借りてて、そのうちの7割が利息払わなきゃいけないって。どうして利息払わせるの? 年間380億円、誰かが懐に入れるためやろって。返せなくてもいい。どうしてか? これ取り立てできるような仕事も生まれるからって。こんな国は滅びる。もう滅びかけてる。これやめなきゃいけないですね。つまりは、奨学金で首が締まっている550万人チャラにしたい。奨学金チャラ、徳政令をやらせていただきたい。ワンショットで9兆円でできる。そして大学院までの教育費、これ無償化。これは5兆円でできる。そして消費税、これをなくすのも26兆円でできる。金はどうするのかって? どっから税金集めてくんのかって? 間違ってますよ、その考え方。

アメリカ見てみて。ドル持ってるよね? ドル持ってるから何ができた? このコロナ禍で経済が回らなくなったら困るから、800兆円ものお金を自分たちで刷ること決めたんですよ。それによってどうなった? 3回の現金給付。徹底した救済策。将来のインフラに対することまでお金を出すことを決めてる。税金を集めたものを分配するんじゃないんですよ。国には通貨発行権があるでしょ? アメリカは800兆円分、それをやることを決めた。結果どうなったか? コロナ前よりも景気は持ち直した。これが答えですよ。日本には円があり、イギリスにはポンドがある。じゃあ日本はいくらまでだったらお金つくれるのか? 1年の予算が100兆円。これに加えてもう100兆円を安定的に数年レベルで出していけるくらいの力は日本にはあるんです。破綻するじゃないかって人、頭冷やしてください。2020年度にも120兆円近い、日本は通貨発行、国債発行を行いました。2020年度に国は破綻しましたか? 2021年度に国は破綻しましたか? するわけないんですよ。社会にお金が回っていないときに国がお金を増やし、足りていないところにお金を入れていく。それによって景気を上げていきながら、安定をした社会をつくっていくっていうのが国の責務でしょ? 

プラス100兆円、1年間の予算に加えて、もう100兆円。これを数年続けて出していくことによって、25年の不況、そこにコロナ、さらに地盤沈下した社会、そして戦争の影響で物価どんどん上がってるっていう状況を、どんどん解決していかなきゃならないんですね。徹底的に今、お金を出すべきとき。「日米の金利差が」それがどうしたん? 日米の金利差が開いてるっていう意味わかってるか? テレビに出てるやつら。日米の金利差っていうのは、日米の景気回復の差ですよ。アメリカが爆上がりしてるの当たり前やん。800兆円もの金を出すって決めて、それをせっせと出していってんねんから。日本はどうや? 25年間ドケチ。とことんドケチ。みんなには金は出さない、でも一方で資本家たちにはせっせと金を流し込む。格差が開く。社会完全に地盤沈下、底抜けてますよ。

やらせていただきたい。徹底的な経済対策。私たちれいわ新選組こそ世界基準。当たり前の経済政策です。完全に永田町の中では、私たちくらいまで踏み込んで物を言える者たちはいません。景気を良くする方法を知ってる人たちはあまたいます。でも、言ってるレベルがドケチ過ぎ。そんなもんで、この25年の不況を終わらせられるわけないだろって。この緊急事態を乗り越えられるはずないだろ。やるときは徹底的になんですよ。規模が違う。どうか私たちれいわ新選組の政策をホームページからもご覧いただきたい。れいわ新選組1枚目の投票用紙、どうか「やはた愛」、「やはた愛」と書いていただきたい。2枚目の投票用紙にはどうか、2枚目の投票用紙、比例では「れいわ」、「れいわ」と書いていただきたいというお願いでございます。で、ここで国会議員の大石あきこがやって参りました。1分しかないわ、大石さん。1分しかないよ。

大石あきこ:
はい。ありがとうございます。れいわ新選組大石あきこです。1分しかないけど、ちょっとかみついていいですか? ちょっとノリ悪くないですか? なんか私、今日ギリギリまで街頭演説してきて、で、これ、絶対スピーチさせてほしいな、間に合うかなと思って走って、間に合ったと思って、さっきここで「来ましたー」ってやったんですけど、なんかこんな表情ですよね。

山本太郎:
あの、やはたさんが演説してるときにこんなことされても、「やってきましたねー」とは言えないですね、これ。

大石あきこ:
単なる妨害でしかなかったっていう。

山本太郎:
大丈夫。大丈夫。あの、多分こっち側からしか見えてないから。

大石あきこ:
ノリが悪いな、もう。扱いが悪い。

山本太郎:
扱い悪いことないよ、大丈夫。だってこの場、あと5分半でマイク切らなあかんのに、こんなのんびりトークできへんねん。

大石あきこ:
扱いについて。

山本太郎:
アピールして。

大石あきこ
はい。わかりました。れいわ新選組の大石あきこ、皆さんのお力で衆議院議員にさせていただきました。えっと国会が閉じて、で、大阪に戻って今、住宅地とかスーパーとかで街頭演説してます。やっぱり衆議院選の前と今では全然、反応が違いますよね。皆さんにこれまでずっと地熱を温めていただいて、で、衆議院選挙があって、私も議員にさせていただきました。その後もずっと真剣な取り組みをしていただいて、それで前は、山本太郎は知ってるけど、れいわは知らないという声が多数でしたけど、今は違いますよね。山本太郎は知ってる、れいわも知ってる、だからすごく大きな前進があって一方で、「じゃあ、消費税は廃止って財源、大丈夫なん?」とか、また課題がある。前進があって、次こうしなきゃいけない課題があるなって、街頭で一人ひとり話しかけながらそんなことを感じています。

今回の参議院選挙でも、皆さんにまたもうひとつ熱を拡げていただいて、やはた愛必勝。そして全国比例でも、たくさんのれいわの新たな議員を生み出して、国会の中でガチンコで戦う国会議員、れいわ新選組の国会議員を、皆さんのお力で生み出してください。生み出しましょう。私も一緒に先頭で頑張ります。ありがとうございます。

山本太郎:
ありがとうございます。大阪の5区、淀川の方面で、彼女が本拠地としております。今、一生懸命そこら辺でもですね、底上げをしてくれています、大石あきこでございました。ありがとうございます。

大石あきこ:
ありがとうございました。

山本太郎:
はい。というわけで、皆さんにちょっとインフォメーションさせてください。この後、大石さん時間大丈夫なん? 時間大丈夫ですか? 大石さん。

大石あきこ:
私は時間は大丈夫です。

山本太郎:
はい。わかりました。この後8時にマイクオフしなければならないので、そのマイクオフの後に皆さんとご希望される方と。

大石あきこ:
すいません、大丈夫じゃないです。

山本太郎:
わかりました。はい。じゃ、私とやはた愛の間に入っていただいて、写真を撮っていただくという時間をマイクオフの後に設けます。よろしくお願い致します。今日という日の思い出に罰ゲームとして撮っていただきたいと思います。インフォメーション参ります。れいわ新選組、頑張れよと言ってくださってる方、ありがとうございます。ぜひあなたのお力、あなたの持っている時間の30分でも結構です。貸していただきたい。ボランティアセンター、開いております。心斎橋駅から2分でございます。関西全体で力を集めて、なんとしても、この維新の牙城(がじょう)である大阪、ここに1議席をねじ込んでいくと、もぎ取りに行くってことを、確実にしていきたいと思います。どうかお力を貸してください。大阪のボランティアセンター、心斎橋駅から2分でございます。ありがとうございます。詳しい場所につきましては、ホームページなどをご覧いただきますと、ご案内できるようになっております。

で、お願い致します。こちら私が手に持っているこちらの封筒、ぜひお持ち帰りいただきたいんです。この封筒の中には5枚のはがきが入っております。5枚のはがきです。このはがき、何かと申しますと、公職選挙法、選挙のルールで許された、どの政党も使っているツールです。裏をめくると、名前、住所のところが空欄になっています。こちらのほう、どうかあなたのお友達、ご親戚などをご紹介いただけないでしょうか。あなた1人から横に拡げていくというツールでございます。大きな政党と抗っていくためには、この1枚でも多くのはがき、1枚でも多くの封筒というものが増えていかなければなりません。やりとりをしていただきたいと思います。記入をしていただいたはがき、書けなかったものを、書き損じたものも含めて、そのままこの封筒に戻していただきたいんです。はがきをそのままポストに入れちゃいますと無効になります。どうかよろしくお願い致します。

そして寄附のほうも、ぜひ、もしもできる体力がある方、ワンコインで応援してやるよ、そういう方いらっしゃいましたら大歓迎でございます。で、やはた愛1人、大阪から立つのに入場料で300万円、山本も東京で入場料300万円。これが比例になると1人当たり600万円という入場料です。れいわの入場料だけで今回の参議院選、7000万円クラス。他にも様々なお金がかかりまして、数億円単位になります。これをですね、ちょっとずつ、みんなで積み上げていきながら、突破していこうじゃないかという作戦です。ぜひよろしくお願い致します。

お金の話、しましたけど無理しないでください。お金がすべてではございません。私たちと繋がりを持っていただくだけでも十分です。「れいわフレンズ」という取り組みがございます。登録をしていただくだけで、私たちからご迷惑にならない程度の情報が、そちらに届けられるというシステムです。そして特典があります。れいわ新選組の代表選挙が、今年の冬行われますが、そこで投票権を皆さんに付与されることになります。無料で投票できる、そんなシステムは私たちれいわ新選組しかございません。どうか奮って登録のほう、お願い致します。もう時間がなくなってきた。どうかお願い致します。1枚目の投票用紙は、「やはた愛」、「やはた愛」。一言。

やはた愛:
お願いします。大阪選挙区は「やはた愛」でお願いします。

山本太郎:
2枚目の投票用紙は「れいわ」、ひらがな3文字で「れいわ」。1枚目の投票用紙は「やはた愛」、2枚目の投票用紙は「れいわ」でどうかよろしくお願い致します。ありがとうございました。

参議院選挙2022 緊急政策